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2024.01.12

濵田祐太郎学生コーチのJ1・サガン鳥栖への2024シーズン加入が内定!

 12日、J1・サガン鳥栖は、濵田祐太郎学生コーチ(商2=埼玉・市浦和)が2024年よりアナリストに就任することを発表した。ア式蹴球部(ア式)ではMF小倉陽太(スポ4=横浜FCユース)、MF植村洋斗(スポ4=神奈川・日大藤沢)、DF森璃太(スポ4=川崎フロンターレU18)、MF小松寛太(教4=東京・早実)の4選手が2024シーズンのJリーグ加入が内定していたが、スタッフとしては濵田が1人目のJリーグ内定者となった。

 大学入学後、高校生年代への指導やスペインへのサッカー留学を経て、3年生で学生コーチとしてア式に入部した濵田。今季は関東2位という好成績に終わった関東大学サッカーリーグ新人戦の決勝トーナメントの指揮をはじめとして、全カテゴリーにさまざまな形で関わってきた。

 濵田には指導や分析に興味を持った二つのきっかけがあった。一つはFCバルセロナのフィジカルコーチが書いた「バルセロナフィジカルトレーニングメソッド」を読み、科学的に考えて練習をすることに衝撃を受けたこと。もう一つは埼玉・細田学園で監督を務めている上田健爾氏との出会いだ。中学時代に1度だけ指導を受けて、人を惹きつける指導に魅了されたと語る濵田。大学生になり、その練習から4年の月日が空いたがその衝撃は薄れず。懇願して細田学園のサッカー部上田氏のもとで指導者としてのキャリアをスタートさせた。

戦況を見つめる濵田

指導者としてはシンプルな練習に対しても主体性を持ち、考えてサッカーのできる選手を育てることを目指している濵田。自分で考えて動くというスタイルはア式が目指すところでもあり、「この組織に属したことでより選手一人一人を重んじるようになった」と話す。またアナリストとしてもア式で成長できたと話した濵田。昨年行われたアミノバイタルカップでは9日間で5試合、組み合わせが直前で決まり、かつ対戦相手の多くが昨季リーグ戦での対戦がなかった1部チームが相手という分析も難しい状況だった。すぐに次の試合の準備をしなければならないという期間の中で、素早く分析をして課題に対して解決策を作るというプロセスが身につき、チームの勝利と共に自信をつけることができたと話した。日々の練習からリーグ戦まであらゆる場面でさまざまな形で実践経験を積むことができたア式での学生コーチとしての2年間は大きかったと語った。

選手に指示を送る濵田

 今回の決断をするにあたって「自分の中でほとんど決まっていた」と話した濵田。かつて育成年代の指導に携わっていきたいと話したこともあったが、どの年代に関わっていくにしろコーチとしてまずはプロの世界を目指し、その機会があるなら挑戦したいと話した。サッカーを仕事にすることを目標にしてきた濵田にとってこれ以上ない舞台だろう。大学からすぐにプロチームにスタッフとして加入するという前例は多くはない。今まで以上に結果を求められ、より責任が伴う立場になる。それでも「大きなプレッシャーはない」と話した。トップの世界を知り、レベルの高い環境で与えられた役割に対して全力を尽くしていくと力強く語った。大好きなサッカーに対して全身で向き合い、これからの日本サッカーの発展に濵田が携わっていく姿が見られることを期待したい。

(記事 和田昇也、写真 髙田凜太郎)

アナリストとしての意気込みを自由なテーマで書いていただきました!

◆濵田 祐太郎(はまだゆうたろう)

2000(平12)年7月15日生まれ。埼玉・市浦和出身。