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2024.01.10

第96回 日本学生氷上競技選手権 1月5~7日 高崎健康福祉大学伊香保リンク

鈴木主将が個人2種目とも入賞! 女子3人は初のチームパシュート出場も果たす

 1月5~7日に高崎健康福祉大学伊香保リンクで行われた第96回日本学生氷上競技選手権(インカレ)。早大からは、清水凜(スポ3=福島・安積)、鈴木柊香主将(スポ3=北海道・帯広三条)、道見花恋(スポ1=北海道・帯広三条)の3名が出場した。清水は女子1000mと1500m、鈴木は女子1500mと3000m、道見は女子1000mと1500mに出場した。また、3人で早稲田大学として女子チームパシュートにも出場した。

 清水は、1日目に1500m、2日目に1000m、3日目にチームパシュートに出場。まずはインカレを滑りきることができてほっとしたと話した。前回取材の際に話していたインカレで納得のいく滑りがしたいとの目標も、本人的にはクリアできた様子。実際に、前回取材の第43回全日本学生選手権に比べるとタイムも上がっていたため、本人の手ごたえ通りの結果になっているのだろう。

大会2日目、1000メートルに出場する清水

 鈴木は、1日目に1500m、2日目に3000m、3日目にチームパシュートに出場。昨シーズンにかなり成績があがったこともあり、今シーズンは更なる高みを目指して手探りで練習している最中であったとのこと。結果としては悔いの残る結果になったそうだが、今の実力と調子を考えると自分の力をすべて発揮することはできたと、満足もしているようだった。

大会2日目、3000メートルに出場する鈴木主将

 道見は、この大会では1日目に1500m、2日目に1000m、3日目チームパシュートに出場。学生選手権の反省を生かし、フォームや滑りを見直したことで全日本選手権という大きな大会で自己ベストを更新することもできたという。インカレは不調になってしまい悔しい結果になったものの、その中で最善を尽くしたレースができたことにより、ある程度自分を評価することはできているようだった。

大会2日目、1000メートルに出場する道見

 早大スケート部スピード部門は人数が少ない関係で、3年生の清水と鈴木主将も初めての出場となったインカレでのチームパシュート。それぞれが“チーム”で滑ることに意義を感じることができていた。早大には今シーズンは4年生がいないため、来シーズンも同じメンバーがそろってインカレに出場ができるはずであり、道見と同じく1年生であるショートトラック専門の小田琥太郎(文構1=愛媛・松山東)や今大会では出場が叶わなかった梅村碧一(創理1=東京・早大学院)もより一層力をつけるだろう。今シーズンの残りの大会はもちろん、来シーズンにかけてもそれぞれの成長に期待がかかる。

大会3日目、チームパシュートに出場する清水、鈴木主将、道見

(記事、写真 紀洲彩希)

結果

▽女子1000メートル


清水 1分25秒29 14位


道見 1分27秒13 18位


▽女子1500メートル


清水 2分13秒81 15位


鈴木 2分08秒53 6位


道見 2分19秒66 18位


▽女子3000メートル


鈴木 4分28秒60 4位


▽女子チームパシュート(6周)


早稲田大学 3分32秒38 5位


清水凜(スポ3=福島・安積)

――この大会を振り返っていかがでしたか

 自分は3年目で、今までは個人戦しか出られなかったのですが、今は一番上の立場になって、チームをまとめてインカレに向かって、この日を迎えたのですが。最初は少しどうなるか不安な面もいっぱいあったのですが、振り返れば、自分の個人種目も、パシュートも最後まで滑りきることができて、パシュートは5位入賞という結果も出すことができたので。すごく私は安心というか、ほっとしています。

――インカレ初の団体戦はいかがでしたか

 はじめての感覚でした。まずは無事にゴールしたいっていうのがあったので、それを達成できたということはまず安心できた一つの要因なのですが。3人で滑るっていう、早稲田を背負って滑るというのは、みんなから応援されていたので。人生の思い出に残るいい経験になりました。

――前回取材の際にインカレで納得のいく滑りがしたいとおっしゃっていましたが、その辺りはいかがでしたか

 個人戦、1000と1500に出場したのですが、1日目の1500で自分の中ではいい滑りができたと思っていて。2日目の1000も最初から積極的にレースをするという自分の目標だったり、最後までラップを落とさないっていうことだったりはしっかり実行できて。感覚もすごく、今シーズンの中では一番よかったレースができたので、そこは納得のいく滑りができました。

――来シーズンは大学最後のシーズンとなります。そこまでになりたい姿や目標はありますか

 インカレだったら集大成の大会にはなるので。個人戦でも入賞できるとか、背中で語れるような先輩に、後輩を引っ張れるように最後締めくくれればいいなと思っています。

鈴木柊香主将(スポ3=北海道・帯広三条)

――この大会を振り返っていかがでしたか

 個人では悔いの残る結果ではあったのですが、今の実力と調子から見て今の自分の力っていうのはすべて発揮できたのかなと思っています。

――インカレ初の団体戦はいかがでしたか

 普段は2人と一緒に練習はしていなくて、別でやっているのですけど。学校ごとの対抗戦っていうのはみんなで頑張りたいなって気持ちになりますし、最後は3人でゴールできたらいいなと思って滑りました。

――今シーズン練習をするうえで意識して取り組んでいたことはありますか

 昨年けっこう成績がのびて。今年それ以上いくにはやはり色々変えていかなきゃいけないなということで。自分に合うスケーティングだったりとか、アップのしかただったりとかを色々試しながらやっていて。まだ試している状態なのでいろいろ上手くいかないことが多くて。今正直すごく苦しい時期なのですけど、ここを我慢して、さらにいいものを、全てにおいていい状態にレベルアップできたらなと思っています。

――来シーズンは大学最後のシーズンとなります。そこまでになりたい姿や目標はありますか

 来年は、今年もそうなのですけど、日本で世界大会が開催されていて。今年はそれを見る立場だったのですけど、来年は自分がそこで出たいなっていう気持ちがあって、そこを一番の目標に掲げていて。それで今回自分の得意な3000mで優勝した選手がワールドカップに出ているので、そこを超えていきたいなという目標が一番大きいです。

道見花恋(スポ1=北海道・帯広三条)

――この大会を振り返っていかがでしたか

 個人種目はどちらも悔しい結果に終わってしまったのですけど。不調になってしまって、その中でも最善を尽くしたレースはできたので、その点はよかったなと思っています。チームパシュートは良い形で終われたので、よかったなと思います。

――ここまでで意識して取り組んできた練習はありますか

 学生選手権の時は1500が悔しい結果になったので、自分のフォームとか滑りを見直して、そこから全日本選抜と全日本選手権に出ることができて。全日本選手権という国内最大級の大会に出られたことで、出場した種目でベストも出たし、すごく自信を持てていたので。インカレにいい流れになったなと思っていたのですけど、こっちに来てからなかなかうまくいかなくて…という感じですね。

――その成果は、直前までは感じられていたということでしょうか

 そうですね、全力で滑った時のラップタイムもシーズンベストが出て、いい形で入れていたのですけど。いい流れを持ってくるやり方はあっていたのかなと思っています。

――今シーズン残りの試合に向けての目標を教えてください

 直近で言えば来週に全日本ジュニアの大会があって。ジュニアとして最後の年になって、この大会も出られるのが最後になるので。悔いなく滑れるように、全日本選抜でも来年の権利が取れる様に、個人種目もマススタートも全力で頑張りたいなと思います。