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2024.01.28

チアリーディングの集大成に最高の『moment』を見せる!

※役職は当時のものです。

寒さがより一層深まる12月の大隈講堂に一瞬一瞬の輝きを見せるチアリーダーズの姿がそこにはあった。去年に引き続き12月に開催されたチアリーダーズ・BIGBEARSの晴れ舞台、「チアリーディングステージ2023」(チアステ)。演技の一つ一つに思いを込め、最高の『moment』を創り上げた。

オープニングステージから大技を決めるBIGBEARS

 BIGBEARSはオープニングから惜しみなく大技を決めていく。総勢62人の大規模な人数で行われるバラエティに富んだ技と構成でパフォーマンスを決めるたびに観客を沸かす。今年のチアステはディズニーランドとディズニーシーの世界観をステージ全体で表現。オープニングステージが終わるとリーダーの間垣皓介旗手兼新人監督(スポ4=宮城・仙台一)と井原遥斗学生動員対策責任者兼稲穂祭実行委員長(教4=埼玉・熊谷)が仮装姿で登場。軽快なトークで観客の笑いを取り、テンションを高揚させる。続く「ダンスメドレー」では、BIGBEARSが普段とは異なる「ジャズ」「アイドル」「セクシー」をテーマとして、それぞれのテーマに合った選曲で「ジャズ」「アイドル」「セクシー」を完璧に表現。

「ダンスメドレーの前に軽快なトークを披露する間垣(画像左)と井原

  続いて披露されたのは、ウォルト・ディズニーの世界観を表現した『Tales of BEARS』。ディズニーをモデルとした動画や音響がステージで流れ、『小さな世界』『スター・ウォーズのテーマ』など誰もが知っている名曲に合わせパフォーマンスを見せるBIGBEARS。夢の国の世界へと引き込むかのように観客を魅了し続ける。BIGBEARSの「スマイル」で観客に「ハピネス」を届けると続いて披露されたのは「六大学コラボ」。六大学のチアリーダーズが大隈講堂に一堂に会し、一夜限りの特別なステージを披露。各校の応援歌、応援曲を踊っていく。4年生が「六大学コラボ」を終えると次は「下級生構成」。フレッシュな1年生、パワフルな2年生、個性あふれる3年生が1年間の成長を感じさせる演技を見せた。第1部を締めくくったのは「早稲田チアコラボ」だ。MYNX、SHOCKERS、FALCONSの3団体がチアステに登場し、BIGBEARSの4年生とともに第1部の締めくくりにふさわしい演技を披露した。

『Tales of BEARS』で観客を魅了するBIGBEARS

 第2部ではHT(ハーフタイム)からスタート。1年間各種競技の応援で披露してきたハーフタイム演技の集大成となった。続いて、体育各部とのコラボレーションを見せた「応援メドレー」。競技別に3構成の応援メドレーを見せ、各種応援を表現したスタンツで会場を盛り上げた。また、3パート『一丸』となった「応援ドリル」が披露される。間垣が「彼女たちからもらってきた元気を盛り上げて返そうじゃないか」と会場に呼びかけると応援曲メドレーに合わせて、観客に配られていたハリセンが大隈講堂に響き渡る。続いて永田新代表委員主将(教4=静岡・掛川西)が学生注目(学注)。苦楽を共にした同期への感謝の気持ちを学注「照明より明るく(チアを)照らそう」と 決意を言葉にすると、3パート同期全員で『コンバットマーチ』を披露。稲穂祭やオープンキャンパスステージなど大隈講堂で応援歌を何度も響かせた令和5年度早稲田大学応援部。大隈講堂での3パート合同での『コンバットマーチ』で『一丸』を見せた。

「応援メドレー」では体育各部の選手も登場

「応援ドリル」では3パート全員でスタンツを構成

「4年間本当にありがとう」の文字切りで「応援ドリル」を完成させるとステージは「引退構成」へ。4年間の軌跡をたどるVTRが放映されると、同期8人による最後の演技が始まる。4年間の思いが詰まったパフォーマンスを見せきった4年生の表情は満面の笑みがあふれていた。フィナーレでは、ディズニープリンセスの祭典、「Ultimate Princess Celebration」のテーマソングである『Starting now』でBIGBEARSの集大成を壮大な世界観で魅せる。総勢62名の令和5年度BIGBEARSのすべてが詰まったフィナーレとなった。フィナーレの後に音楽が流れると観客は一斉にアンコール。アンコールに応え、神宮でも響かせた『星影のエール』を披露。4年生が入学した2020年に作曲され、神宮でもパフォーマンスで使用された思い入れのある一曲でチアステを最後の瞬間まで最高のものにした。

「引退構成」で輝きを見せる4年生

ボンボンで「THANKS」のメッセージを観客に送るBIGBEARS

 『moment』をテーマにパフォーマンスを披露する瞬間の輝きを観客の目に焼き付けた令和5年度BIGBEARS。4年生は最後の集大成を。下級生は成長を見せ、ステージで最高の『moment』を作り上げた。幕が下りる最後の瞬間まで、観客に感動を与えたチアステを終えて、新たなBIGBEARSが始まる。

(記事 橋本聖、写真 横山勝興)

※掲載が遅くなり、申し訳ありません。

※インタビューは後日行われたものです。

藤田みゆ新人監督 兼 ステージ企画責任者(商4=岡山城東)、鹿野透子会計管理責任者 兼 衣装管理責任者 兼 ステージ広報責任者(教4=神奈川・横浜共立学園)、三品遥香チアリーダーズ会計責任者 兼 連盟常任委員 兼 ステージ運営責任者(教4=東京・富士見)

――チアステを終えた率直な感想をお願いします

三品  大きなけがなく部員新人全員で本番を迎えることができたことがよかったことかなと思いました。本年度はコロナ禍からあけて、様々な応援活動を行うことができた中で、(チアステを)あちらの完成度まで持っていくことができてよかったと感じております。

藤田  遥香(三品)の言っていることと被る部分もあるのですが、ステージ企画責任者としては完成度をあそこまで持っていくことができたのは安心しています。応援活動がある中で、最後まで全員が揃って行う通しが一度もなくて、その中で初めて全員で最初から最後まで通したステージが当日の演技だったので、全員でやり切れたことに安心してよかったなと思います。

鹿野  何よりも無事に終わってよかったなと思う部分と、自分はパンフレットを担当していたので来ていただいた観客の皆さんが実際にパンフレットを手に取っているのを見て観客の皆さんに届いたんだなということを実感しました。そこで、今まで自分たちがやってきたことが形になったんだなと実感しました。

――ステージ運営責任者、ステージ企画責任者、ステージ広報責任者のそれぞれの役割を教えてください

三品 ステージ運営責任者は、ステージの全貌を把握するという大元の仕事があって、細かい仕事としては会場の手配や音響、照明などステージのプロデューサーという形で手配を行っていたのと、演技と演技の間のVTRの作成などを行っていました。

藤田 ステージ企画責任者は演技全般に携わっていたのですが、音源や要綱を見て、全体を見たときに偏りがないように、飽きがないようにステージ上の演技全般について管理していました。

鹿野 ステージ広報責任者はパンフレットの準備があって、パンフレットを作成するにあたってステージ部門の挨拶や総長や監督のあいさつなどの起草情報に加えて、広告契約に関してお世話になっているお店の方や企業様と広告の契約をしていただいて、お金の支援をいただくということを行っていたのですがそれの全体管轄が主な仕事でした。

――開催にあたって苦労された点は

三品 大隈講堂を確保するところも、12月はほかの団体の方も多く大隈講堂を使用するということで、他のサークルと折半して使っていたり、(講堂の確保という)初めの段階から苦労していたことはありました。

藤田 演技の面でいうと、本番まで全員が授業や応援活動で揃って練習できなかった点は苦労しました。

鹿野 強いて言うならになってしまうのですが昨年度よりも早い開催になったので、広告の契約をまとめるタイミングが例年通りだと間に合わないところがあったので、部員がみんな動かなきゃならない中で急かす必要があったのが大変だったかなと思います。

――チアステで特にこだわった点を教えてください

鹿野  全体的な世界観を全部統一したいと思ったので演技面もそうですし、VTRやパンフレットを全部世界観を統一しようということは大事にしてきました

三品  例年と異なって体育各部の方に演技に出演していただいたり、最高学年4年生の人数が少ないこともあったので、「引退構成」では4年生全員が上に乗るような構成であったり、例年とは違う部分がこだわりとして現れたのではないかなと思います。

藤田  こだわりポイントとしては、世界観が主なんですけど、音源を作っていくうえで曲選びから苦戦していました。主に「Tales of BEARS」という構成があって、そこで世界観を表現しようと考えていました。最初は『ヴィランズ』と『プリンセス』という悪役とプリンセスで表現しようとしていたのですが、『ヴィランズ』の方が知名度の高い曲があまりなかったので、『(ディズニー)ランド』と『(ディズニー)シー』に分けて演技しようと決めてその中からいかに世界観を出せる曲を選ぶかということをこだわりました。後は衣装もパッと見て『(ディズニー)ランド』と『(ディズニー)シー』がわかる衣装であったり、「ダンスメドレー」も「ジャズ」「アイドル」「セクシー」が一目でわかるように見ていて飽きないという点に対してすごくこだわりました。

――印象に残っている場面を教えてください

三品 昨年度のアンコールの際に前任者の三石(三石明日楓氏、令5商卒)さんが踊っている場面を舞台袖から見て、「次は私の番だな」と思っていたので、頑張ろうという気持ちとともに不安に包まれることもあったので、3年生が今年のアンコールのシーンで踊っているのを見て「来年は頑張ってね」という気持ちと昨年度の気持ちを思い出して印象に残っています。

藤田  私は「引退構成」がすごく印象に残っていて、私は新人監督とステージ企画責任者を兼任していたのですが、曲選びの際に私たちが入部した時の新歓演技から私たちの代の新歓演技で使った曲の4曲をそれぞれの学年が入場するときに使って、一緒に行う演技だったのですが、新歓を通して「入部してきてくれてありがとう」という熱い思いがあって、「引退構成」という場面で一緒に駆け抜けてきた後輩たちにもお世話になった上級生や同期にも感謝の気持ちを込めてやってきた演技かなと思うので一番印象に残っています。

鹿野 私は「応援ドリルステージ」が一番印象に残っていて、最後の学注を主将の永田(永田新代表委員主将、教4=静岡・掛川西)がやっている時に遥香も言っていた通り、「自分たちの番が来たんだな」というのを特にそこで実感したのでそこが印象に残っています。後は、フィナーレが終わってからアンコールに移る前に曲を流すということを今年新たにやったことで私がどうしてもやりたかったので、(アンコール前に曲を流す演出を)やらせてもらったのが最後の最後で嬉しかったなと感じたことがすごく印象に残っています。

――最後の演技を終えた時のお気持ちはいかがでしたか

藤田  率直に(チアステから)代交代式まで2週間ほどあったのですが、チアステが終わった瞬間に「これで引退だ」と思いました。すべての力が抜けたというか「4年間駆け抜けて来られてよかった」という気持ちが終わった瞬間に湧き上がって、やり切ったという気持ちでいっぱいでした。

鹿野 「引退構成」は4年生を目立たせるように構成を作ってくれて、4年生が引退するという演技なので、自分がここまで見てもらえる場面ってこれ以上ないんだろうなというのをラストポーズをとったときに思いました。自分がポーズを出しているのを見ているのは今だろうなと思いながらやっていました。フィナーレは自分たちこの三人(三品、藤田、鹿野)で担当して演技を作っていたので、私はすごい演技が大好きだったので「披露できてよかったな」と思いながらやっていました。終わったときは実感なくて、それこそまだ2週間あると思っていましたし、正直「まだできたな」と思っていた部分もあったので、「終わってしまった」と思う気持ちとどう2週間悔いなく過ごせるかということを考えていました。

三品  私も終わってしまったなというところが一番大きかったのと、結構本番の直前まで業務に追われていて責任者として一番ステージを作り上げる立場ではあったもののステージが始まった実感が部員新人の中で一番なかったくらい目の前のことに追われていた開演だったかなと思います。だから、終わってしまうという気持ちと同時に「無事終わりそうでよかった」という気持ちが自分の中でかなりありました。

――下級生へのメッセージをお願いします

三品 今まで一緒に活動してくれて、また忙しい中でチアリーディングステージのために補佐を務めていたサブステージプロデューサーだけでなく他の3年生も演技作成でかかわってくれたり、2年生や新人も演技で使用する器材の作成してくれたり、演技における守るべき点を定めてくれたり楽しんで練習に臨んでくれたり全員が協力してくれてステージができたと思っているので感謝の気持ちと全員が主体的に動いてくれたので来年どういうステージを作ってくるのかというのがOGとして楽しみだなという気持ちがあります。

藤田 まずは62人という大人数の中でステージができたことをすごくうれしく思っているので入部してくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。ここまで本当に、新人監督の面談を通して「今が一番大変で辛い」という声を聞いていたのですが、「チアステはすごく楽しいし、絶対後悔させないステージにする」ということを新人の子には伝えたのでチアステが終わった後に「楽しかったです」という声が聞けたことが嬉しくて、後輩に思い出に残るようなステージを責任者として届けられたのかなと思っています。2年生も3年生も1年生もそれぞれの学年での役割がたくさんある中で、チアステまで一緒に頑張ってきてくれたことを感謝しています。というのと、来年OG1年目として見に行くのがすでに楽しみです。

鹿野  私は、開演する前に集合の時で「今から楽しみですか?」と聞いて、みんなニコニコ「楽しみです」と言ってくれていて、終わった後も「楽しめましたか?」と聞いて、その時に後輩たちがやり切った顔をしていたのがすごく印象的で、その実際の公演時間は2時間で詰まっていたと思うのですが、忘れられない景色になったので、その達成感に向けて来年度以降も頑張って欲しいです。ということを伝えたいです。後は、人数が少なかったりという部分がありつつ、それぞれの学年としてやるべきことを全うしてくれていて、全員の協力があって初めてできたステージだと思うのでありがとうということを伝えたいです。

――同期の皆さんにメッセージをお願いします

三品  まずは、ここまで4年間ありがとうという気持ちと、チアリーディングステージに向けて同期も演技を担当してくれたり、こちらが追われている時にサポートしてくれたのでそれに対する感謝の気持ちが大きいです。人数が少ない中で各々個性の強い8人が残って活動してきたと思うので、良くも悪くも思っていることが言える同期だと思っていて、そういった人たちと4年間駆け抜けることができてよかったという風雨に感じています。

藤田 私もまずは4年間ありがとうということと、私は、1年生の頃にコロナ禍で入部した代で、それでもこの代で4年間過ごすことができて本当によかったなと思います。リーダーとも吹奏楽団ともチアリーダーズとも本当にみんな個性が強くて一緒にいるのが楽しくて、遥香が言ったように思ったことを何でも言える関係だったなと思います。

鹿野 まずは4年間ありがとうということで、ここまで濃い4年間を過ごすというのは予想以上だったので、ものすごく濃い4年間を一緒に過ごすことができて本当によかったなと思います。やっぱり人数も少ないし、その分やるべきことをやる意識はプライドを持ってやっていると思っていたので、お互い言いたいことも言えますしお互い尊敬している部分もある同期なので3パートみんな尊敬しているので、本当にいい動機でいてくれてありがとうと思いますし、4年間駆け抜けた仲として、これからも仲良くしていきたいです。