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2023.11.29

全日本大学選手権2回戦 11月29日 東京・大田区総合体育館

東西エンジ対決 立命大に快勝し3回戦へ

 全日本大学選手権(全日本インカレ)2回戦、早大は関西のエンジ・立命大と対戦した。左利きの強力なオポジットを擁する相手であったが、OH水町泰杜主将(スポ4=熊本・鎮西)を筆頭に強力なサーブや、高いブロックで持ち味を発揮させず。クイックを中心に多彩な攻撃を展開し、セットカウント3―0(25―14、25-13、25-17)で快勝した。

 リベロ荒尾怜音(スポ4=熊本・鎮西)の丁寧な1本目から、MB伊藤吏玖(スポ4=東京・駿台学園)のクイックが決まる。ここで後衛に下がった水町が序盤から強力なサーブを連発。レシーバーの間に落ちるノータッチサービスエースが3本あり、計7連続得点を演出する。その間にも、相手ライトのスパイクをディグし、そのまま助走に入ってバックアタックを決めるなど、1人何役もこなす活躍を見せた。MB麻野堅斗(スポ1=京都・東山)の1枚ブロックで10―4。高い壁を前に、プッシュが多くなる相手に対し、何度もブロックに跳び圧をかける。後半、相手のツーに対し、セッター前田凌吾(スポ2=大阪・清風)が反応すると、リベロ布台駿(社4=東京・早実)がOP畑虎太郎(スポ2=福井工大福井)にセット。クロスに決めきって16-7とした。最後は、麻野のクイックによって大差でセットを奪う。続くセットも、早大が圧倒的な強さを見せた。布台が得意のディグや二段トスで得点につなげる。両エースに頼ることなく非常に多彩な攻撃を展開し、大幅リードして終盤へ。20-10以降コートに入った佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)の二段トスから、水町が決めきりセットを連取した。

布台駿の二段トス

 第3セットは序盤、自チームのサーブミスや、相手のフェイントで初めて先行を許す。しかし、OH山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)のバックアタック、前田のツーで逆転。中盤は3本のブロックポイントがあり、再び一気に突き放した。終盤、リリーフサーバーとして出場した布台聖が、乱れたレシーブのカバーに貢献。相手の攻撃をしのいだあとの切り返しで麻野のクイックがさく裂し、23-15とする。最後は相手のミスもあって、25-17で大差の勝利を収めた。

  普段の関東大学リーグ戦において、早大とスクールカラーが同じチームはない。東西エンジ対決は早大に軍配、普段は戦わない全国の相手と対戦することは全日本大学選手権(全日本インカレ)の醍醐味でもある。「関東のチームとは違うやりにくさは昨日から感じていた(前田)」とのことだが、その中でもリズムを狂わされることなく、自分たちの攻撃をして勝ちきった。明日はいよいよ見知った関東のチーム、慶大との対戦。東日本日本インカレに続き、トーナメントであっても、やはり大学日本一を決める舞台で、彼らと戦わずにはいられないようだ。今年の対戦成績は、リーグ戦と定期戦をすべて合わせて5戦全勝。とはいえ、早慶定期戦で見られるように、ここぞというときに気持ちの強い彼らは侮れない。向かっていく気持ちを忘れずに、明日も早稲田のバレーを展開したいところだ。

畑のスパイクが決まり、喜ぶ選手たち

(記事 五十嵐香音、写真 井口そら)

 

セットカウント
早大 25-14
25-13
25―17
立命大
スタメン
アウトサイドヒッター 水町泰杜(スポ4=熊本・鎮西)
アウトサイドヒッター 山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)
ミドルブロッカー 伊藤吏玖(スポ4=東京・駿台学園)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ1=京都・東山)
オポジット 畑虎太郎(スポ2=福井工大福井)
セッター 前田凌吾(スポ2=大阪・清風)
リベロ 荒尾怜音(スポ4=熊本・鎮西)
リベロ 布台駿(社4=東京・早実)
途中出場
浅野翼(スポ3=宮城・東北)
佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)
菅原啓(教1=山形南)
安食浩士(スポ1=宮城・東北)
布台聖(スポ1=東京・駿台学園)
コメント

前田凌吾(スポ2=大阪・清風)

――今日の試合をチームとして振り返っていかがでしたか

 チームとして試合を重ねるごとに良いパフォーマンスを出していこうとしていて、昨日初戦ということで難しいところではあったのですが、今日は全体的に良いプレーはできたと思います。

――セッターとして見ていて1本目の精度についてはいかがですか

 サーブレシーブはとても良く返っていたので、クイックとかをよく使うことができていました。今日の目標としては、試合を重ねるごとにサイドの人に負担がかかるので、今はできるだけかけないようにクイックと虎太郎(スポ2=福井工大福井)のライト側を多く使おうと思っていたので、そこはクリアできたかなと思います。

――1年ぶりの大田区総合体育館、昨日は山田選手(スポ4=静岡・清水桜が丘)が「慣れたい」とおっしゃっていましたが、前田選手としても早く慣れたいといった気持ちはありますか

 そうですね。昨日久しぶりにトスを上げて、体育館が変わったやりにくさはあったのですが、今日は慣れて少しずつですけど良いパフォーマンスができていると思います。なのであともう少しコミュニケーションをとることを頑張っていきたいです。

――昨日から、あまり強打を打ってくるチームではないですがやりにくさはありますか

 早稲田の中でもフェイントとか軟打はしっかり取ろうというところだったのですが、フェイントが多くなったところを少し落としたりする場面もあったので、それはどんどん改善していかなければいけないと思います。やっぱり関東のチームとは違うやりにくさは昨日から感じていました。

――次戦に向けての意気込み

 次の試合も難しい試合になると思うのですが、自分たちのパフォーマンスを高く出せれば良いゲームができるかなと思うので、まず自分たちがやるべきことをしっかり徹底してやろうということを個人としても思っています。