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2023.11.27

第74回早関バレーボール定期戦 11月25日 早大上井草体育館

全日本インカレ直前、伝統ある一戦を制す! 多くの下級生も躍動

 第74回早関バレーボール定期戦(早関戦)が開催された。第1、2セットは効果的なサーブやブロックで終始関学大に先行し危なげなくセットを取り切った。第3セットからは下級生を中心にしたチーム構成で戦った。相手のサーブに苦しみこのセットを失うも、第4セットを取り返し、セットカウント3―1(25―16、25―17、20―25、25―19)で勝利を収めた。

 第1セット、早大はリベロ荒尾怜音(スポ4=熊本・鎮西)のレシーブからMB伊藤吏玖副将(スポ4=東京・駿台学園)のクイックにつなげ、試合をスタート。セッター前田凌吾(スポ2=大阪・清風)やMB麻野堅斗(スポ1=京都・東山)のブロックポイント、OH 山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)のサーブで乱し、3枚ブロックで相手のスパイクミスを誘う。14―6と序盤から大きく差をつけた。相手のタイムアウト後もOH水町泰杜主将(スポ4=熊本・鎮西)や伊藤にもブロックポイントが生まれ、関学大を寄せ付けない。終盤には浅野翼(スポ3=宮城・東北)と板垣慧(政経2=京都・洛南)が交代で入った直後、見事なコンビを見せてチームを盛り上げ、最後はリベロ布台駿(社4=東京・早実)のフライングレシーブから水町が得点。25―16で第1セットを取った。

伊藤(手前)、前田のブロック

 続く第2セット、序盤に水町のサーブで崩したところに伊藤がダイレクトで叩き込みブレイク。さらにこのセットも山田のサーブを起点に水町、前田によるブロックポイントなどで3連続得点を重ねる。9―6の場面では、相手のサーブによって崩され高く上がった2段トスを、水町が決め切り力強さを発揮した。その後もOP 畑虎太郎(スポ2=福井工大福井)や伊藤のブロックがあり、セット全体を通して多くのブロックポイントを重ねた。最後は交代した佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)にトスを集め、決め切って25―17でセットを取った。

 3セット目から早大はスタメンを大きく変更し、下級生中心のチーム構成で試合に臨んだ。序盤から菅原啓(教1=山形南)のクイックで得点するが、相手のサービスエースなどで先行を許す。早大も布台のディグから安食浩士(スポ1=宮城・東北)がスパイクを決めるつなぎの強さを発揮したプレーや、菅原のブロック、佐藤のサービスエースなどでブレイクするも、相手の2連続サービスエースなど勢いは止まらず。差を広げられ20―25でセットを落とした。第4セット序盤は相手のブロックやサービスエースで先行される。しかし畑のスパイク、菅原のブロックで逆転し、中盤に入るとさらに佐藤、安食のブロックや浅野のディグで勢いを加速させた。終盤にサーブで入った布台聖(スポ1=東京・駿台学園)がコートの隅にノータッチエースを決めマッチポイントを握る。最後は畑がサーブレシーブを行い、そのまま自分でスパイクを決め25―19でセットを取り勝利した。

菅原のサーブ

 全日本大学選手権(全日本インカレ)前の大事な時期の一戦となった今回の早関戦。3セット目から下級生中心のチーム構成で戦いきったことは全日本インカレに向けての大きな収穫だったのではないだろうか。「まずはしっかり全部出して戦うことを意識して」と伊藤が語るように、目の前の一戦に集中し全力を尽くすことで自ずと結果がついてくるはずだ。全日本インカレで、多くの選手たちが躍動する姿を期待したい。

(記事 井口そら、写真 末松花菜)

 

セットカウント
早大 25-16
25-17
20―25
25―19
関学大
スタメン
アウトサイドヒッター 水町泰杜(スポ4=熊本・鎮西)
アウトサイドヒッター 山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)
ミドルブロッカー 伊藤吏玖(スポ4=東京・駿台学園)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ1=京都・東山)
オポジット 畑虎太郎(スポ2=福井工大福井)
セッター 前田凌吾(スポ2=大阪・清風)
リベロ 荒尾怜音(スポ4=熊本・鎮西)
リベロ 布台駿(社4=東京・早実)
途中出場
浅野翼(スポ3=宮城・東北)
板垣慧(政経2=京都・洛南)
佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)
菅原啓(教1=山形南)
安食浩士(スポ1=宮城・東北)
布台聖(スポ1=東京・駿台学園)
コメント

伊藤吏玖副将(スポ4=東京・駿台学園)

――今日の早関戦はどのような位置づけの試合でしたか

 74回目という早慶戦に並んで伝統ある定期戦で、自分たちだけではなくこれからも受け継がれていくべき試合なので、全日本インカレ前ということもあって、全日本インカレを見据えてしっかり戦っていこうと思っていました。

――今日のご自身のプレーを個人として振り返りをお願いします

 そこまで悪くはなかったと思います。ブロックが若干前に出ていなかったり、相手の攻撃に対してステップがうまく踏めていないところがあったので、そこは改善していきたいと思います。

――試合内容全体についてご自身が多く出ていた1、2セット目と、下級生が多く出ていた3、4セット目に分けてそれぞれ振り返りをお願いします

 1、2セット目は若干セットの出だしがうまくいかない部分があったんですけど、セットの中で修正して、しっかり自分たちが先行して余裕のあるゲームができたのかなと思います。そう考えると、インカレを見据えてしっかりいい形でやれたのかなと思います。3、4セット目に関しては下級生中心のチーム構成だったので、チームのなかで自分たちがやるべきことが明確にされていなかったところがあって、自分たちがミスを吐き出してしまう展開がずっと続いてしまったので、そこはしっかりと改善していかなければいけないなと思います。チーム全体として主将の水町だったり4年生がしっかり声掛けをしていったんですけど、コートに立っている人間がやっぱりそれを実行できなければいけないと駄目なので、チームのルールであったり基本的なことを意識して戦っていかなければいけないなと思います。

――力を入れてきたとおっしゃっていたブロックが、チーム全体としてうまく機能していた印象を受けましたがいかがですか

 ブロックは秋からずっと力を入れてやってきて、以前に比べて基本的なことをしっかり当たり前にできてきていると思うので、そこの詰めをしっかり全日本インカレでも出せればなと思います。3、4セット目はそこが、自分たちが追いかける展開になってしまって焦ってできていないことが多かったので、チームとして改善していかなければならないと感じています。

――全日本インカレ初戦に向けての意気込みをお願いします

 まず目の前の一戦から、初戦は福島大学さんとで、1回戦、2回戦と全力で相手と戦わなければいけないので、まずはしっかり全部出して戦うこと。それをやれば自分たちが望む結果であったり、後悔なく終われるのかなと思うのでそこを意識して戦っていきたいです。