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2023.11.07

第74回全早慶明定期戦 11月5日

全明大にストレート勝利で優勝! 残るは四冠を目指すのみ

 全早慶明戦の最終戦は全明大との対戦。クイック、パイプ、ツーアタックと多彩な攻撃を交えて1セット目を先取。続く2セット目はリードを許すことなく、安食浩士(スポ1=宮城・東北)のアタックポイントを中心に点を重ねた。最後は加賀優太(平30商卒=東京・早実)がレフトからスパイクを決め、セットカウント2-0(25-20、25-17)でストレート勝利を収めた。

サーブレシーブをする布台聖

  第1セットは序盤、OH山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)がバックアタックで躍動。その間にもMB麻野堅斗(スポ1=京都・東山)、MB伊藤吏玖副将(スポ4=東京・駿台学園)のクイック、OP佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)のクロススパイクと、セッター前田凌吾(スポ2=大阪・清風)の華麗なトスワークで多彩な攻撃を展開する。その前田のツーアタックもあって全早大は4点リード。相手のタイムアウト後に2連続失点を許すも、麻野がブロックポイントで連続失点を切る。中盤、全明大のサーブに乱される場面もあるが、前田がつないだトスを山田がバックアタックで決め、17ー14と流れは全早大のまま。4点リードしたところで、全明大が再びタイムアウトをとるも、佐藤のサービスエースでセットポイントを握ると、リベロ布台聖(スポ1=東京・駿台学園)のレセプションから伊藤がクイックを決め、25ー22で第1セットを先取した。

 続く2セット目は、前田のパンケーキレシーブからラリーをつなぎきり、3枚ブロックで相手のミスを誘ってラリーを制した。一方でアタックを決めてサーブに回った坂本雄大(全明大)にサービスエースを2本取られ、3連続失点で4―4となる。しかし、前田のブロックポイント、伊藤のクイック、そして加賀のアタックと順調に点を重ねる全早大。中盤は相手のミスもあり、安食が強烈なバックアタックを決め、早稲田が4点先行したところで全明大がタイムアウトを要求。その後も麻野のブロックで相手の攻撃に圧をかけ、点差を保ちながら終盤へ。佐藤のサービスエースや、途中出場の浅野翼(スポ3=宮城・東北)からの加賀、佐藤のバックアタックで23ー16と大きくリードを奪った。最後は加賀がアタックを決め、全早大に相応しい形で全早慶明定期戦の優勝を決めた。

トスを上げる浅野

 全早慶明戦はOBが参戦することもあり、いつもとは違った雰囲気であったが、全日本大学選手権(全カレ)に向けた大事な時期でもある。2セット目は4年生が控えに回り、下級生中心のチームながらも終始リードを保ったままストレート勝利を収められたのは、早大にとって大きいはずだ。しかし四冠を目指す早大にとっては一点一点が大事となる。全カレに向けて、浅野が言っていたように「組織力をもう一回徹底して、大事なところで一点取れるようなチームになれるようになる」ことが課題だ。さらに磨きがかかった全カレでの姿に期待がかかる。

集合写真

(記事 芦刈れい、写真 五十嵐香音、井口瞳)

 

セットカウント
全早大 25-20
25-17
全明大
スタメン
アウトサイドヒッター 水町泰杜(スポ4=熊本・鎮西)
アウトサイドヒッター 山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)
ミドルブロッカー 伊藤吏玖(スポ4=東京・駿台学園)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ1=京都・東山)
オポジット 佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)
セッター 前田凌吾(スポ2=大阪・清風)
リベロ 布台駿(社4=東京・早実)
リベロ 布台聖(スポ1=東京・駿台学園)
途中出場
加賀優太(OB、平30商卒=東京・早実)
前田真治(OB、平 31政経卒=京都・洛南)
浅野翼(スポ3=宮城・東北)
安食浩士(スポ1=宮城・東北)
 
コメント

浅野翼(スポ3=宮城・東北)

――メンバーが揃わない中で、今日の試合はどういった位置づけ、気持ちで臨みましたか

 急遽、リベロ登録になったので、できることは、レセプションを頑張ることと雰囲気作りっていうことと声を出すっていうこと。大してチームの戦力にはなれないと思うんですけど当たり前のことを徹底してやろうと思っていました。

――チーム全体としてはいかがですか

 自分たちにとっては全カレに向けて大事な時期でもありますし、OBの方もそれを分かった上で練習に参加してくださっていたので、いろいろなことを吸収しながら自分たちのやるべきことをしっかりやってOBの方々と楽しんで早稲田らしいバレーボールを見せられたらと思って臨みました。

――なんでもできる、 器用なところが武器と前におっしゃっていました。今日は1試合目リベロ、2試合目セッターでの出場となりましたが、それぞれ振り返っていかがですか

 リベロに関しては、1セット目、落としてしまってそこから自分がやるしかないってなって、自分がやるべきことをもっと徹底して迷わずやっていこうと意識して、勝てたっていうことは大きいです。2試合目は凌吾(前田、スポ2=大阪・清風)のコンディションがあまり良くなかったので、一応控えセッターとしていつでも出場できるように、今自分にできることを徹底してやっていこうと思っていました。

――今日の試合での収穫はいかがですか

 OBの方々は、独特な雰囲気というかそういうのもあり、やはり早稲田を卒業した方々は、何か自分たちに伝えるべきものがあるということを一緒にプレーしていて感じました。あと、自分たちの課題っていうのはまだまだ潰せてないところもあるので全カレに向けて、収穫ではないですが、ここから頑張ろうっていうOBの方々の思いをすごく受け取れた感じがします。

――インカレまでにつめていきたいところはありますか

 チーム全体としては、個々の能力は高いので、そこを組織的に生かせるように組織力をもう一回徹底して、大事なところで一点取れるようなチームになれるようになるということです。自分自身はピンチサーバーやセッターとしても。自分がその時に、今日みたいにリベロに変わったりとかいろいろあると思うんですけど、そういう悪い状況でも自分がやるべきことを発揮できるように、自分の中のコンディションを整えたり、練習していきたいと思います。

安食浩士(スポ1=宮城・東北)

――メンバー揃わない中だったと思いますが、今試合、難しさはありましたか

 途中から交代して出ることや、第2セットが始まる直前にスタートで出ることを言われて、あまり完璧な準備はちょっとできない中ではあったのですが、最低限はできたかなと思います。

――出場経験結構積むごとに、動きが良くなってきている印象を受けますが、手ごたえはいかがですか

 少しずつ出場機会を頂く中で、チームの試合の雰囲気に慣れてきてるっていうところもありますし、そういったところでは自分としても良い感触は持ててきてると思います。

――良かったところと悪かったところを教えてください

 良かったところはスパイクのミスが少なく、その中でもしっかりと得点を積むことができたのは、1つ自信につながりました。悪い点についてはちょっとまだレシーブのチームルールが徹底されていなかったたりと、サーブレシーブで何本もエースとらえてしまうことがあったところです。他のメンバーとの確認や自分自身のスキル向上の必要性を感じました。

――OBの方がいる珍しい試合だったと思いますが、一緒にプレーしてみていかがでしたか

 加賀さんと一緒にプレーする機会が多かったんですけど、あの状況で、4年生がいない中ではあったんですけど、 声をかけてくださって、自分としてもすごくやりやすくできたので楽しかったです。

――インカレに向けて詰めていきたいこところ

 全カレの序盤の方ですと、もしかしたら出る機会があると思うので、そういったところでしっかりと自分の力を出せるように、気持ちと技術的なところも含めて、準備していきたいと思います。

佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)

――全早慶明定期戦ということでOBの方もいらっしゃいましたが雰囲気はいかがでしたか

 3人来てくださったんですけど、そのうち2人は練習にも来てくださったので、結構チームメイトみたいな感じで親しみやすくできたかなと思います。前田さんには今日初めてお会いしたんですけど、全然フランクに話してくださったので気不味くなることなくできたなと思います。

――非常に楽しそうに見えましたがその辺りはいかがですか

 虎太郎さん(畑、スポ2=福井工大福井)が体調不良というところで自分がスタートからだったんですけど、まあなんかプレーのことどうこう考えたらうまくいかないなと思ってとりあえず元気よくやろうと思ってました(笑)。

――2試合、自分のプレーを振り返って良かったところと改善点を教えて欲しいです

 今日は自分の中だと結構全体的に合格点なのかなと思いました。ただ全慶大戦では、2セット目の時にサーブミスを連発してしまったので、そこは試合中に改善できたらよかったのかなと思います。あと、レセプションも何回か崩れてしまったのでそのもう少し精度上げたいなと思います。

――今日はサーブの強打が多く、サービスエースも取られていました。水町さんとか山田さんがリザーブに回っていた時間があることも関係していますか

 2人のコンディションはあんまりよくないので、僕は秋リーグそんな試合にも出なかったですし、僕がいけるときにいった方が良いのかなと思ってやりました。

――インカレまでに詰めたいところを教えてください

 自分が途中から出ることが多くなると思うんですけど、途中から出るときにどれだけプレーの精度を上げるかと、攻撃面だけじゃなくてその他の面で、どう行動チームに貢献していくのかっていうのを一回練習から考えたいです。守備面やパスの精度など、細かい部分をもう少し精度を上げていきたいと思います。

布台聖(スポ1=東京・駿台学園)

――2試合目を振り返ってください

 自分が入った時にやりやすい環境を上級生が作ってくださったので、その面ではすごく感謝しています。自分はとりあえず元気よくやるということをモットーにやっていたので、周りの先輩とかに助けられました。

――今日はサーブレシーブが担当されていたと思うのですが、元々ディグとどちらが得意となどありますか

 自分的にはディグの方が得意です。ただ自分はまだ先があるっていうことでキャッチも練習しなきゃいけないので、キャッチで出させてもらいました。

――ご自身のプレー、1本目の精度やつなぎの部分を振り返ってみていかがですか

 1セット目は、自分の中で割と安定してたなというのはあったんですけど、2セット目になって、ちょっと相手が工夫して打ってきたのに対して、自分がしっかり返せてなかったなと思います。自分のこれからの課題というか、その場や状況に応じて対応していかなきゃいけないなと思います。

――OBの方とプレーしてみて、学ぶや感じたことはありましたか

 先輩とプレーするとなれば、やりづらいと思うこともあると思うのですが、多分思わせないように、OBの方がすごく声出して元気よくやってくださいました。あまり気を遣わないで、と言ったら変ですが、OBの方がやりやすい環境を作ってくれて、しかもプレーでも引っ張ってくださったので、自分も上の立場になったら、後輩がやりやすい環境を作ることが本当に大切だなと思いました。

――インカレに向けて、チームにどういう立場で貢献していきたいですか

 自分は1年生なので、プレーで貢献っていうよりかは、とにかく自分の元気さとか1年生のフレッシュさっていうのを出して、チームが雰囲気が悪いときとかに出て、盛り上げ役として頑張りたいです。