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2023.10.04

秋季関東大学リーグ戦 10月1日 大東文化大東松山キャンパス

白熱のフルセットマッチをモノにし3勝目!

 秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)で前日にフルセットの末破れている早大は、その悔しさを胸に神奈川大と対戦した。試合は第1,3セットを落として追いかける展開となる。しかし、早大は多彩な得点パターンを見せてセットを取り返すと、最終セットを15ー11でモノにして神奈川大に勝利。秋季リーグ戦3勝目を飾った。

 第1セット、秋重若菜主将(スポ3=大阪・金蘭会)がレフトからのスパイクをクロスへ連続で叩き込み、幸先の良いスタートを切る。その後も秋重のスパイクで着実に得点を重ね、中盤をリードして迎えた。しかし、相手が強打に対応し始めると、徐々に劣勢の展開に。フェイントと強打を駆使する神奈川大の攻撃を止めることができず、セットを落とした。続く第2セット、第1セットの悪い流れを断ち切ったのは、大松未羽(スポ1=沖縄・首里)。ライトからクロスにスパイクを決め得点すると、サービスエースを決めて流れを渡さない。さらに秋重の緩急をつけたスパイクを中心に8連続得点を記録するなど、神奈川大を圧倒。25ー14と大差をつけてセットを取り返した。

フェイントで攻める秋重

 第3セットは序盤から拮抗(きっこう)した展開となるも、自陣のブロックのタイミングが合わず立て続けに失点。両サイドも中央も余すことなく用いた攻撃で的を絞ることができず、点差が開いていく。10ー16となったところで早大はセッターを大松に交代。直後に秋重のパイプ攻撃やフェイントで3連続得点を奪うも点差は縮まらず、そのまま第3セットを落とす。それでも第4セットは柴田羽乃香(商4=東京・お茶の水女子大付)のブロックが決まるなど、序盤から神奈川大の攻撃にブロッカー陣が対応する。さらに大松がツーアタックを決めて勢いに乗ると、中盤以降は西崎梨乃(スポ1=大阪国際滝井)が躍動。両サイドからのスパイクに加えてミドルからAクイックを決めるなど、多彩な得点パターンで神奈川大を突き放した。

 最終セットはピンチサーバー・林穂乃花(スポ2=東京・国分寺)のサーブが早大に5連続得点をもたらす。秋重がフェイントで得点すると、今度は3連続でレフトからクロスコースへ鋭いスパイクを決める。その後も徳山奈々美(スポ3=兵庫・加古川西)のスパイクが決まり、一気に点差を広げた。その後10ー8と追い上げられるも、秋重のバックアタック、大松のスパイクで神奈川大に追撃を許さない。最後は秋重がパイプ攻撃を決めて試合終了。フルセットの末、秋季リーグ戦3勝目を決めた。

ライトからスパイクを打つ西崎

 4戦連続のフルセットマッチとなったが、今節見事激闘を制した早大。試合序盤はディグが上がらない場面が目立ったものの、次第に長いラリーをモノにする場面が増えていった。春は神奈川大相手に1勝1敗だった早大。先にセットを取られる展開から追いつき、最終セットを取り切ったこの試合の勝利は、チームをさらに成長させることだろう。週末の最終戦では江戸川大に勝利し、良いかたちで秋季リーグ戦を締めくくりたい。

(記事 矢彦沢壮真、写真 廣野一眞)

セットカウント
早大 21-25
25-14
17−25
25−21
15−11
神奈川大
スタメン
レフト 秋重若菜(スポ3=大阪・金蘭会)
レフト 神戸彩有(文構4=長野・松本県ヶ丘)
センター 徳山奈々美(スポ3=兵庫・加古川西)
センター 西崎梨乃(スポ1=大阪国際滝井)
ライト 大松未羽(スポ1=沖縄・首里)
セッター 南里和(商3=東京・女子学院)
リベロ 山崎葵(社2=岡山・就実)
コメント

秋重若菜主将(スポ3=大阪・金蘭会)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 まさか正直フルセットになると思っていなくて、フルセットになってしまったのが悔しいです。

――春季は1勝1敗で今日勝利することができましたが、勝因は何だと思いますか

 やっぱり下位リーグで同じだったので、絶対このチームには負けたくないというのが神奈川大だったので、意地が出たのかなと思います

――逆に1、3セット目落とした原因は何だと思いますか

 セッターが今日少し調子悪くて、そこでコンビの流れが作れなかったのと、相手は同じことをしてきているのに対して自分たちは対応しきれていなかったのが負けてしまった要因だと思います。

――神奈川大の印象を教えてください

 神奈川大の印象は綺麗なバレーボールという感じです。型にはまっているというか、良い意味で全員オールラウンダーという感じでプレーしているチームです。

――最近の試合はフルセットで粘れることが増えていると思いますが、後半は特にどんなことを意識してプレーしていますか

 みんな絶対後半に「勝ちたい」ってなって、特に自分にトスが集まってくるのでどういう風に打ち切るかというのを常に考えてプレーしています

――次週は最終戦で江戸川大になりますが、意気込みをお願いします

 いやー、もう最終戦はストレートで圧勝したいです!(笑)

大松未羽(スポ1=沖縄・首里)

―― 今日の試合全体を振り返っていかがですか

 相手に同じところに落とされて決められたところがありましたし、セットごとに見ても、流れが悪いセットはすごく流れが悪かったです。自分たちのバレーっていうよりかは、相手のミスで得点を取っていたセットが多かったので、 勝ちは勝ちだけど、すごくいい試合かって言われたら、そうではないなと思います。

―― 今日の勝因はどういった部分でしょうか

 自分たちは夏から「つなぎ」をすごく練習してきました。フェイントだったり二段トスだったり、みんながまとまってつなぎのプレーが出てきたのが、最後勝ちにつながったのかなって思います。

―― 神奈川大学は両サイドから攻撃してくるチームでした。ブロックで意識されていたことはありますか

 1カ月前ぐらいに練習試合をしたときに、ブロックを使われて得点されることが多かったのですが、そこを絶対させないように手を絶対中に入れるとか、ストレートを開けて後ろに拾わせるとか、ブロックとレシーブの形をしっかり意識しました。

―― 途中からセッターで出場されました。セッターとしての手応えはいかがでしたか

 ゲーム中の練習っていうのも全然できていなかった中での急なセッターだったので、少しトスがぶれることとかが多かったです。ですが、やっぱり最後エースが決め切ってくれたりとか、ちゃんとミドルが得点してくれたりしたので、すごくそこは助かったなって思います。

―― 個人として振り返って、良かった点と反省点を教えてください

 良かったのは、やっぱりブロックを相手に利用されずにワンタッチ取ったりとか、しつこくブロックを飛べたりしたのが良かったと思います。(反省点は)やっぱり前のフェイントだったりとか、自分が上げないといけないボールを丁寧に上げたりすることができませんでした。2本目雑になるとか、そういうのが多かったので、そこはすごく反省点だなと思います。

―― 次戦は江戸川大との対戦です。チームの印象と来週への意気込みをお願いします

 江戸川大学はあまり大きい選手はいないのですが、前に落としてきたり、自分たちがすごく苦手な相手だなと感じます。そこを相手がどうこうよりも、まずは自分たちのバレーをして勝っていきたいと思います。