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2023.09.16

秋季関東大学リーグ戦 9月16日

前回王者に健闘するもストレート負け

 秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)第3戦、早大は春季関東大学リーグ戦(春季リーグ戦)王者の敬愛大学との戦いに臨んだ。1セット目から、早稲田らしい粘り強いプレーでボールをつなぎ、30点台に迫る熾烈な攻防戦が繰り広げられたが、次セット以降レシーブを乱され攻撃のリズムを作れずリーグ戦3連敗を喫した。

 第1セットは開始直後から一進一退の激しい戦いが繰り広げられた。序盤の見せ場は11-10の場面、神戸彩有(文構4=長野・松本県ヶ丘)がサーブをAパスで返球したところに秋重若菜主将(スポ3=大阪・金蘭会)がすかさず入り込み強烈なCクイックを決め会場を沸かせた。タイムアウト明けも1点の取り合いは続き、20-20の場面で相手のレフトからブロック横を抜ける鋭いスパイクを3連続で決められる。早大はタイムアウトを使い切り、あと一歩でセットポイントをとられる絶体絶命の場面で、大松未羽(スポ1=沖縄・首里)が意表を突くフェイントを決めると、感化されたかのごとく西崎梨乃(スポ1=大阪国際滝井)がAクイックを決めるなど1年生コンビの活躍で4連続得点し24-23で逆転する。ここからデュースにもつれると、27-28という場面でフェイントへ対応できず、ここにきて秋季リーグ戦から苦戦している早大の弱点が露呈してしまった。

スパイクを打つ西崎

 第1セットとは打って変わって、相手が速攻を多用し始め3―7と相手のリードで試合が進む。タイムアウト明け、西崎がCクイックのテンポでフェイントを決めチームに活気をもたらすと、秋重と大松が連続でアタックを決める。しかし、中盤以降レセプションを乱され、攻撃の型が整わない。点差を縮めることができないまま13-25で第2セットも取ることができなかった。続く第3セット、立ち上がりからスパイクがブロックに阻まれ、なかなか点数を奪えず、相手のリードのまま苦しい展開が続く。しかし、4―15の場面から山崎葵(社2=岡山・就実)の好返球からリズムを作り、大松のプッシュ、秋重の軟打、パイプで3連続得点を決める。さらに、9-18の場面で秋重がエースの意地を見せ3連続得点を決める。このまま反撃したかった早大だったが、ブロックが速攻に翻弄され点数が取れないまま16-25でまたも白星を逃した。

 

バックアタックを打つ秋重

 ここまで白星がない早大であったが、またも勝利はお預けとなった。1セット目はブロックが機能し、レシーブが安定していたため、積極的に多彩な攻撃を仕掛けることができた。「対応力のところで差が出た」(山崎)と語るように、特にブロックが相手チームの速攻に対応できていなかった。チームは現在最下位だが、まだ先は長い。日々の練習で課題と対策を吟味、研鑽して上位リーグ進出を目指してほしい。

(記事 帖佐梨帆、写真 星野有哉)

セットカウント
早大 27-29
13-25
16−25
敬愛大
スタメン
レフト 秋重若菜 (スポ3=大阪・金蘭会)
レフト 神戸彩有 (文構4=長野・松本県ヶ丘)
センター 徳山奈々美(スポ3=兵庫・加古川西)
センター 西崎梨乃 (スポ1=大阪国際滝井)
ライト 大松未羽 (スポ1=沖縄・首里)
セッター 南里和  (商3=東京・女子学院)
リベロ 山崎葵  (社2=岡山・就実)

南里和(商3=東京・女子学院)

――今日の試合を振り返って

 今日は相手の対策もしてきたのですが、それとは別で自分たちが力を発揮するために、新しいことへの挑戦や自分たちのことをやろうという風にいろいろ話し合って臨んでいて、1セット目は結構いい流れでいってたのですが、そこが取り切れなかったのがすごい悔しいなと思っています。

――東日本大学選手権以降でトスの高さや新たに練習した速攻などコンビ間で何か改良した点はありますか

 新しいコンビを作ったり、単調にならないように、クロスの攻撃を増やしたりしました。あとは昨日ぐらいから始めたコンビも結構使えて、 どんどん新しいことに挑戦するという雰囲気があるのはすごいいいなと思います。

――今日の収穫を教えてください

 雰囲気作りを結構意識していました。コートの中も外も、劣勢の時も、ちゃんと明るく声を出して、向かっていく気持ちを忘れずにやっていこうという風に話してやってきていたので、そこは良かったかなと思います。

――今日の課題を教えてください

 具体的な技術の面もあるのですが、チームとして競った時に勝ち切れないというところがリーグで1回も白星を挙げられていないところにつながってると思うので、その勝ち切るというところができていないのが課題かなと思います。

――春季リーグ戦と比べて敬愛大の印象で変わった点はありましたか

 敬愛大は多分春とだいぶメンバーが変わっていて、4年生がいなくなっていたと思います。印象は特に変わらないのですが、春の時よりは全然戦えるようになっているなという感じがしたのですが、難しかったですね。

――東日本インカレで敗戦を喫した明海大との次戦への意気込みをお願いします

 明海さんとは結構練習試合もしてもらっていて、お互いよく知った相手なので、 強いというのはわかってるのですが、向かっていく挑戦者の気持ちを忘れずに、全員で勝ちたいと思います。

山崎葵(社2=岡山・就実)

――今日の試合を振り返って

 先週よりもサーブカットからの攻撃ができていたと思うのですが、ディグの対応があんまりできていなくて、ディグからの攻撃の切り返しができてなかったなと思います。

――前回の試合から1セット目は競って、2セット目から点差が離れるという展開が多いですが、どのように捉えていますか

 1セット目はお互いまだ手の内がわかっていなかったのですが、2セット目からは相手の方が対応力が高くて、 1セット目のプレーから相手は対応してきているのに対して、自分たちが対応しきれてないのが原因かなと思います。

――相手のレフトからのブロックの横を抜くスパイクに後半から対応できていましたが、なにか変えた点はありましたか

 レフトからは前衛の方がフェイント処理で上がると聞いたので、自分が前に出ますと言って、そこから同じコースしかやられてなかったので、そこのコースは(対応を)やるようにしました 。

――前戦ではフェイントでの失点が多かったですが、今回のフェイントへの対応はいかがでしたか

 ストレート側のブロックを締めて、ストレートの人がフェイントを取ろうという感じでした。そこは前の試合でできなかったので、この1週間で練習してきて、 完全ではないですけど、前の試合よりは良かった感じだと思っています。

――東日本インカレで敗戦を喫した明海大との次戦への意気込みをお願いします

 まだ1回も勝ててないので。次は勝てるように、みんなでチーム一丸となってやっていきたいと思います。