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2023.04.26

春季関東大学リーグ戦 4月23日

フルセットまで粘るも、流れを取り戻せず惜敗

 前日の勝利に続き上位浮上のため、1つでも勝ち星を増やしたい早大。対するは積年の宿敵である立教大学。1セット目から一進一退の攻防戦が展開されるが、粘り強くボールに食らいつき第1セットを先取する。しかし次セット以降徐々に立大の速攻に守備を乱されはじめ、フルセットまで持っていくが、セットカウント2―3(25-22、15-25、18-25、25-23、17-19)で惜しくも敗北を喫する。

 第1セット、早大はサービスエースを連続して取られるが、中河果子(法2=東京・大妻)などが乱れたレシーブを懸命にカバーし、つなぎのバレーで11-13まで持ち堪える。その後秋重若菜主将(スポ3=大阪・金蘭会)を軸に攻撃を立て直し、一気に8点を取る。その後徐々に点差を詰められつつも、25-22で1セット目を制する。続く第2セット、西崎梨乃(スポ1=大阪国際滝井)がサービスエースを決め、波に乗った早大は6-1と序盤から引き離す。しかし立大のエースの強烈なスパイクを上げることができず、失点を重ねる。その後大松未羽(スポ1=沖縄・首里)のサーブなどで流れを切ろうとするが連続得点に結びつかず、15-22と大差で2セット目を落とす。

ブロックの間にフェイントを落とす中河

 流れを取り戻したい第3セット。西崎のCクイックがライン際に決まり主導権を握ったかのようにも思われたが、クイックやブロードなどの速い攻撃で攻められ始めブロックが中々機能せず、18-25と引き離される。後がない早大は昨日から活躍が目立つ13と14を中心に攻撃を立て直し、立大に負けじとAクイックやセミクイックで攻めた。17-20と先に20点台に乗られたが、エース秋重が意地を見せ、スパイクやブロックで3連続得点を奪い、25-23で接戦を制す。

 迎えた勝負の第5セット、西崎の速攻や大松の鋭いサーブで4点を先取し流れを掴む。しかし、ブロックが相手のスパイクを中々捉えることができずブロックアウトを取られ、7―6と競る展開となる。サーブミスなどもあり中々ブレイクを取ることができない中でも、南里和(商3=東京・女子学院)のツーアタックや秋重のスパイクなど、3年生を主軸に文字どおり全員が果敢に攻め続ける。しかし、相手の好守に点を決めきれず、17-19で勝ち星を逃した。

先陣を切って得点を挙げた秋重

 中河が「連続失点の時に一気に雰囲気が落ちてしまう」と語るように、ブレイクを許した際の自陣のミスで流れをつかみきれない内容であった。実力が拮抗した相手だからこそ、一点のミスが仇となり焦りに変わるのかもしれない。しかし、反省点ばかりではなく攻守どちらにも好プレーが見られた。4日目を迎えた早大は攻撃が型を成し始め、確実に前進している。次週の敬愛大は現在リーグ全勝中のチームだ。だからこそ、失点時の不安やプレッシャーをチーム全体で乗り越え、大きな白星を勝ち取ってもらいたい。

(記事、写真 帖佐梨帆)

セットカウント
早大 25-22
15-25
18−25
17-19
立大
スタメン
レフト 秋重若菜(スポ3=大阪・金蘭会)
レフト 中河果子(法2=東京・大妻)
センター 徳山奈々美(スポ3=兵庫・加古川西)
センター 西崎梨乃(スポ1=大阪国際滝井)
ライト 大松未羽(スポ1=沖縄・首里)
セッター 南里和(商3=東京・女子学院)
リベロ 神戸彩有(文構=長野・松本県ヶ丘)
コメント

中河果子(法2=東京・大妻)

――序盤から懸命にボールをつなぐ姿が印象的でしたが、振り返ってどうでしたか

 今までの試合では、私がフォローしきれなかったり、フェイントをフォローできなかったりしてボールが落ちてしまったりすることが多くあったので、とりあえずボールを触りに行こうと思って試合に臨みました。今日の1セット目は大学バレーを始めてから1番足が動いていたと思います。一方で、ディグであげなければならない場所を落としてしまうこともあったので、そこは反省点です。

――立教大学はクイックなどの速攻を多用してくるチームでしたが、チームとしてどういう戦略で試合に臨みましたか

 やはり速攻で得点が決まると相手も波に乗ってくるので、とにかくブロックをしつこくしに行こうという話を事前にしました。どの攻撃に対してもブロックがない状態は絶対に無いようにして、レシーブとの関係性を大事にすることを練習の中でもチームで共通認識にしました。

――今日の試合で得た課題は何かありますか

 他のメンバーがサービスエースをとっている中で、私にはサーブポイントがなかったのでもう少し攻めたサーブを打ちたいと思います。また、スパイクも相手の位置取りを見ながら打ち込むだけでなくコースを打ち分けたり、フェイントをしたり攻撃の引き出しを増やさなければいけないなと実感しました。

――今年のチームの雰囲気はどうですか

 明るいチームだと思います。いいプレーで得点した時には皆で走ることをしていることもあって、プレーしていてとても楽しいです。一方で連続失点の時に一気に雰囲気が落ちてしまうので、先陣を切って盛り上げていけるように、まずは残りのリーグ戦頑張ります!

――今季のチーム全体での目標を教えてください

 まずは上位リーグで戦うことです。今までで3敗してしまって、あとがない状況であるのは事実ですが、目先の一戦一戦に集中して目標達成に一歩でも近づけるようにしたいと思います。

――次戦は敬愛大学ですが、敬愛大学の印象と意気込みをお願いします

 どのプレーも卒無くこなす印象があります。言葉では表しにくいのですが、独特な雰囲気があるなと昨年の秋リーグで感じたので、その雰囲気に呑まれないようにしたいです。次週からは今週までとは違い、無観客開催になるので、その分部員全員で盛り上げていきたいと思います!