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2023.04.25

春季関東大学リーグ戦 4月23日 神奈川・慶大日吉記念館

明大にストレート勝利! 勢いをつけ後半戦へ

 春季関東大学リーグ戦(春リーグ)の折り返しとなる5戦目、明大と対戦した。ブロックで相手に攻撃の隙を与えず1セット目を先取すると、OH山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)の5連続サービスエースを軸に強気なプレーで2セット目も危なげなく取る。勢いそのまま第3セットもものにし、セットカウント3-0(25-18、25-12、25-15)で快勝した。

 第1セット序盤は相手のブロックに捕まるものの、攻撃の姿勢は崩さない。MB麻野堅斗(スポ1=京都・東山)の高さを活かしたクイックや1枚ブロックで得点を重ねる。その後もOH水町泰杜主将(スポ4=熊本・鎮西)やOP佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)の1枚ブロックや息のあった3枚ブロックで相手に攻撃の隙を与えず、ペースは早大に。最後は水町の強烈なスパイクで得点し、第1セットを先取した。

サーブが走った山田

 続く第2セットは山田のスパイク、サービスエースの3連続得点で幕を開ける。その後は相手の強烈なスパイクやツーアタックといった緩急のある攻撃に翻弄(ほんろう)され一進一退の試合展開となる。しかし、相手のサーブがアウトになると、水町のスパイクを皮切りに主導権は早大に。山田がノータッチサービスエース2本を含む5連続サービスエースを決め、8連続得点をする。最後は相手の速い攻撃を山田と麻野のブロックで仕留め、危なげなくセットを連取した。

 第3セットは山田が対角線に強烈なスパイクを打ち込み、ポイントを先取する。リベロ荒尾怜音(スポ4=熊本・鎮西)がリバウンドや遠くのボールを拾い上げ、粘り強さを見せる。その後も長いラリーが続くが、ネット際のブロックフォローにもしっかりと入り、攻守連携のとれたプレーで点を重ねる。最後はセッター馬渕純(スポ3=岐阜商)がMB伊藤吏玖副将(スポ4=東京・駿台学園)にボールを託すと、相手の守備が空いた隙に軟打を打ち、セットカウント3-0で勝利した。

トスを上げる馬渕

 明大相手にストレート勝利を納め、ここまで全勝で春リーグを折り返した。ここからは新体制としての試合数を重ねると同時に、「チームとして良い方向」(馬渕)を向けるように、黒鷲旗全日本男女選抜(黒鷲旗)、そして春リーグ後半戦に臨む。さらなる高みを目指す早大から目が離せない。

(記事 町田知穂 写真 五十嵐香音)

 

セットカウント
早大 25-18
25-12
25-15
明大
スタメン
アウトサイドヒッター 水町泰杜(スポ4=熊本・鎮西)
アウトサイドヒッター 山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)
ミドルブロッカー 伊藤吏玖(スポ4=東京・駿台学園)
ミドルブロッカー 麻野堅斗(スポ1=京都・東山)
オポジット 佐藤遥斗(スポ1=東京・駿台学園)
セッター 前田凌吾(スポ2=大阪・清風)
リベロ 荒尾怜音(スポ4=熊本・鎮西)
リベロ 布台駿(社4=東京・早実)
途中出場
馬渕純(スポ3=岐阜商)
畑虎太郎(スポ2=福井工大福井)
板垣慧(政経2=京都・洛南)
伊東昌輝(商1=山梨・日本航空)
安食浩士(スポ1=宮城・東北)
コメント

山田大貴(スポ4=静岡・清水桜が丘)

――今日の試合を振り返って

 昨日は自分の中であまりかみ合わない部分が多くて、チームはストレートで勝ちましたが、自分の中では心残りがある状態でした。昨日の試合後からうまく切り替えて今日の試合に臨めました。1セット目はそんなにのっていたわけではないですが、2セット目から自分の良さがいい方に出てくれてよかったなと思います。

――昨年に比べ、爆発力がある中でも安定感があるという印象だったのですが、昨日のことを聞くとまだムラがあるという感じですか

 外から見ているのと自分が感じているのは違うのだと思います。自分の中で良い時は良いけど、ムラはまだあると思っていて。どれだけ上をキープしたままで下をなくせるかということを大学に入ってからずっと意識していました。1、2、3試合と今日は良かったですが、昨日はよくなかったかな。もちろん練習しているのでレベルアップはしていますが、試合中上手くいかないときとかに自分の中でうまく切り替えられていないときがあるので、改善の余地があると思っています。

――2セット目の連続サービスエースのときはどのような気持ちでしたか

 もちろん自分もエースを取る気でいてリスクを背負ってしっかり振っているのですが、形としてサービスエースが3本4本出てくると、うれしさと驚き。「あ、調子いいな。今日、いいなあ」と自分でも驚きました。

――守備面については手ごたえはいかがですか

 ディグの面ではまだまだ慣れていない部分があって簡単なボールや正面に来たボールをもっと処理できると思うので改善したいです。サーブレシーブは今年から自分の守備の負担が減ったので、自分が返せなくても周りが助けてくれるというか、守備の不安が減ったことによって攻撃に専念できていると思います。

――最終学年になり意識していることは

 責任が伴っていますね。去年、3年生は学年でいえば上級生ですが、コート内には4年生もいて、「大貴好きなようにやっていいよ」「思い切りやっていいよ」と言ってくれていたのですが、今のコートでは自分が最上級生で。しかも同期全員入っているので支えてくれたりはするのですが、下がいる分、自分がもっと頼れる存在になりたいと思っています。主に自分は攻撃面でチームの中で期待されて入れられているので、点を取ることに関しては後輩が決まらなくても自分が代わりに決めてあげるという、カバーするだけの技量とチームの勝敗を背負う責任を感じています。

――最後託される場面も多いですね

 そうですね、そういうポジションなので。自分はフェイントとかをあまりしない分ミスもあるし、そんなにバレーがうまい方ではないのでシャットされる場面もあるとは思うのですが、みんなが拾ってくれたボールはしっかり打ち切りたい意志があります。最後託される人が逃げてはいけないという思いで打っています。

――ラストイヤーの目標を教えてください

 去年から早稲田を見ている人は、泰杜(水町)がすごいというのはもちろんわかっていると思いますが、水町が早稲田にとって1枚エースにならないように自分が対角で支えたいです。もっとエースの自覚をもって、早稲田は2枚エースだと言ってもらえるようにしたいです。

――黒鷲旗に向けて意気込みをお願いします

 去年も黒鷲旗に参加させていただいて、2勝できましたが決勝トーナメントに行けなかったという悔しさを知っているので。もちろん簡単な試合にならないというのは絶対にわかっているのですが、学生らしさを出して去年の雪辱を果たし、決勝トーナメントに行けるように頑張りたいです。

 

馬渕純(スポ3=岐阜商)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

 自分は開幕から1回も出ておらず、今日久しぶりに試合に出させてもらってシンプルに嬉しかったです。

――ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

 自分は高さが取り柄で、得意のクイックは意識できたと思うのですが、まだまだ足りない部分もあったので、今頑張ってくれている4年生に負けずと頑張りたいと思います。

――具体的にどのような部分が課題ですか

 もう少しサイドをうまく使って、自分の得意なクイックを活かすというのがずっと課題なのですが、まだ自信を持ってサイドに上げられない点です。途中で入ったとしても、サイドに上げつつ、クイックを有効に使って自分の強みを上手に使えるようになりたいです。

――MBの選手を多く使っていましたが、スパイカーとのコンビネーションはいかがでしたか

 基本的にいつも吏玖さん(伊藤)とか堅斗(麻野)とは合わせていなくて。ただ高さがどれくらいとかはわかっているので、特に2セット目で出させてもらったときは堅斗と結構合ったのですが、3セット目の最後はラリー中もあって吏玖さんの体勢が悪い時も「いけるかな」と思って上げちゃったけど合わなかったことがありました。そこをちゃんとサイドに振って、ミドルが薄くなったときにサイドを使うことができたらなと思います。

――インカレの時に、いつでも前田選手と交代できるようにしたいとお話ししていましたが、今年に入って実践の面で手ごたえはありますか

 自分の中ではまだまだだなと思います。凌吾(前田)が去年はミドルがあまり使えていなかったけど今年は使えるようになって、幅広い攻撃ができている反面、自分はまだサイドのトスが良くなくて、結局ミドル頼りになってしまっています。なのでもっといっぱいトス練をして、経験が少ない分凌吾の支えになるというか、自分が凌吾に勝つくらいの気持ちでやっていかないと支えにもなっていけないので、そういう気持ちでやっていきたいです。

――上級生になり、意識していることやこれから力を入れていきたいことはありますか

 今は4年生が中心で引っ張っていってくれているのですが、自分たちはプレーでも貢献できていないし、1年生のことをよく見れているわけでもないです。やることはいっぱいあるのですが、チームを支えるという部分が大切だと思うので、4年生から学べるところはしっかり学んで、1年生に教えることはしっかり教えて、中間役のポジションを徹底してやらないといけないと思います。

――春リーグでの個人の目標を教えてください

 春リーグが終わるまでには自信を持って凌吾がいつ怪我をしても変われるようになりたいです。まだまだ自信がない部分も多いので、自信をつけて、東日本や夏くらいにはどっちが出てもいいように練習して、自信や技術をつけていきたいです。

――黒鷲旗に向けての意気込みをお願いします

 去年は強いチーム相手に勝ちましたが、決勝トーナメントには入れませんでした。春リーグはこれで1回空くのですが、黒鷲旗は3年生が出ると思うのでそこでチーム全体としていい方向を向いたらな、と思いますし、チームがいい方向を向けるように自分がどう行動できるか考えた上で黒鷲旗に臨みたいです。