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2022.11.22

DF柴田徹主将 湘南ベルマーレへの来季加入が内定!

 22日、J1・湘南ベルマーレ(湘南)がDF柴田徹主将(スポ4=湘南ベルマーレU18)の来季新加入内定を発表した。早大での4年間を経て、湘南の地に返り咲いた。早大からは4年生では7人目、全体としては9人目のプロ内定者となった。

 

早慶クラシコの試合後に笑顔を見せる柴田

 高卒でのプロ入りが叶わず、早大に入学した柴田は2年時に大きく飛躍。右SBとしてほとんどの試合に出場し早くしてチームの主力へと成長した。高校時代に体に擦りこまれた運動量の多い攻撃的な『湘南スタイル』に加え、自身も強みだと語る正確無比な右足を武器に攻守で躍動した。3、4年時のプレシーズンではデンソーカップに関東大学選抜の一員として参加。2021年の同大会で5得点全てが柴田のクロスから、という衝撃的な活躍も見せている。大学ラストイヤーの今季は主将として100人を超える組織を引っ張った。その一方で4月に右ひざの前十字靭(じん)帯断裂という大けがを経験。当初は年内復帰を目指しリハビリも順調に進んでいたが、チームは関東リーグ2部降格が決まりインカレに進めず、復帰することなく11月で引退となった。

 

 晴れて湘南にカムバックすることになった柴田。大学4年間で一番多く試合を見たJリーグクラブはもちろん湘南だ。J1残留を決めたものの序盤にかなり苦しんだ今季。「シーズン始まるときに5位以内を目指すと明言してスタートしたシーズン。監督も去年の9月に山口(智)さんになって、期待感は自分含めてみんな抱いていたんですけど、実際シーズン始まったらなかなか勝ててないとか、サッカーがかみ合ってないところは見受けられて、やばいのかなと。でも試合を重ねるにつれて面白くなっていった、見てて楽しいサッカーを体現してるように見えたので、可能性のあるチームだしJ1に残るべきだなというのはあります(インタビュー当時は残留決定前)」。また高校卒業後2度の監督交代があったが、「(当時に比べて)だいぶ変わったと思います。走って戦うけどきれいに崩すという印象はあります。ユースの時はボール失ってもいいからとにかく前に運べみたいな」と、高校時代からのサッカーの変化も認識済みだ。

 

 理想のプレースタイルは「ビルドアップがうまいとか走れるとかは最低限やらなきゃいけないけど、あのポジションで点を取れるのは価値が高い」と、『点を取れるサイドバック』と掲げる。主に3バックを採用する湘南は、サイドバックもしくはウィングバックにより攻撃的な役割を求める。守備やアシストだけでなく、得点にも注目したい。また「プロの選手は夢を与える職業だと思うので、地域のためにも自分の中でできることをやっていきたい」と、サッカー選手としてピッチ外でも体現すべきものを口にした。まずは現在リハビリ中のけがの完治を願い、そして柴田の湘南の地での躍動に期待したい。

(記事、写真 前田篤宏、写真 宮島真白、大幡拓登)

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◆柴田徹(しばた・とおる)

2001(平13)年2月18日生まれ。172センチ。湘南ベルマーレU18出身。スポーツ科学部4年。大学のゼミでは丹羽匠(スポ4=ガンバ大阪ユース、来季AC長野パルセイロ加入内定)選手と同じだそうです。同じゼミ、同じ学年から2人のJリーガーが誕生とは何とも贅沢です

柴田選手への小ネタ一問一答

――Jリーガーになってからピッチ外でやってみたいこと

いっぱいあります(笑)。大学と違ってお金はあるのでいろんなところに行きたいです。オフシーズンぐらいしか行けないですけど、いろんなところを巡りたいです。あとは料理と英語の勉強を頑張りたいです(笑)

――平塚以外でプレーしてみたいスタジアム

国立?Jリーグだったら埼スタ(埼玉スタジアム2002)でやってみたいです。レッズの応援の雰囲気を肌で感じてみたい(笑)

――対戦したいチームは?

やっぱり知り合いがいるチームとは対戦したいです。去年のデンソーのメンバーがいるチームとかア式の同級生がいるチームとか。ほぼ全部になっちぃますけど(笑)。(そういうチームとは)対戦したいしマッチアップしたいですね。

――特にマッチアップしたい選手

西堂(久俊、スポ4=千葉・市立船橋、来季FC東京加入内定)とやりたいですね。あとは広島の満田誠くんとか。去年デンソーで同じチームで代表まで行っちゃってるんで。やり合いたいです。

――ベルマーレの推し選手

推しかぁ。平岡大陽かな。2個下なんですけど、2個下っぽくないくらいプレーががめついんですよね。吹っ飛ばされても何とかボールにしがみついてみたいな。見た目はかわいらしい青年という雰囲気があるんですけど、プレーは熱いしガツガツ行くしみたいなところは見てて楽しいなと思います。

――選手としての理想像

やっぱりワクワクさせられる選手になりたいなとは思います。何回もオーバーラップするとか、何回もスライディングして戦うとか、倒されても立ち上がって食らいつくとか。その上でそういうプレーを楽しんでるというか、苦しそうにするんじゃなくて楽しそうにプレーしてる選手が見ててワクワクさせられる選手なのかなと思います。

――理想的な得点

サイドなんで、エグいゴラッソ決めたいですね(笑)。カットイン巻きシューとか。

――何番でもいいと言われたら選ぶ背番号

背番号のこだわり全然ないんですよね。背番号かー。逆に何番だと思います?(笑)。いやぁ、決めれないです(笑)。

――大学生活でやり残したこと

もっとサッカー以外の事もやりたかったかなぁと。それこそ旅行もしたかったし、他のスポーツとカモ見に行きたかったですね。どうしても土日は潰れちゃうから。Jリーグも見に行けなかったし、他の競技の早慶戦とかも全然見に行けてなかったから。カテゴリー問わずプロの試合とかも行きたかったなとかはあります。

――この4年間で一番楽しかった出来事

国立でやったブラジル代表の試合を見に行ったことですね。すごい楽しかったです。レベル違うっすよマジで。初めてわけわかんない感じがしました。どうやってこんなんになるの、みたいな。

――所属するゼミ

倉石先生のゼミです(戦術戦略(情報管理))。ボールゲームの戦術とか戦略とかを研究するゼミ室です。

――卒論のテーマ

サイド攻撃を調べていて。クロスに着目してるんですけど、クロスの位置と誰からパスを受けたのか、クロスを上げるに至ったシチュエーションとかを分析しています。

――一番楽しかった、印象に残った授業

ほぼほぼオンデマンドだったからあんまり印象に残ってないんですけど。今受けてるトップスポーツビジネスの最前線は結構面白いですね。基本的に授業嫌いなんで(笑)、あんまり印象に残ったとかいう感じじゃないです(笑)。単位を取るためにやってる感じで授業に楽しさは見出してないです(笑)。方法実習、バレーボールとかは楽しかったりしましたけど。

――一番好きなサッカー選手

ダニエウ・アウベスはすごい好きな選手です。アウベスは今のSBの形を築いた人だと思っているから。しかもあの年までバリバリやってるのもそうだし、あの年で代表に選ばれるのは本当にただものじゃないです。見てて面白いし人柄も素晴らしいんだろうなって思います。ああいう存在になりたいですね。ロナウジーニョとかもめっちゃ好きですね。

――ア式以外に体育会で仲のいい選手

アイスホッケー部の木綿宏太副将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)はめっちゃ仲いいです。あとバレー部の岩本大吾主将(スポ4=兵庫・市立尼崎)ですね。

――早大ってどんな大学?

人のレベルの基準が高い。考えてるレベルもすごいし、スポーツのレベルもすごいし、スケールがどの競技においてもどの人においても違うなって感じです。

――最後に湘南サポーターに一言!

自分が大学在学中に意識していたのはベルマーレというクラブの存在だけじゃないし、ベルマーレを取り巻くファン、サポーターの方だったり地域の方を含めて素晴らしいクラブというところはあったので、そういうことを全部ひっくるめてクラブの事が大好きだし、大好きな街なので、けがをしている中でも拾ってくれた恩を忘れずに自分が持っている全てをこのクラブに捧げたいなというのは伝えたいです。