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2022.05.03

関東学生春季リーグ 4月30日 東京・日本女子体育大学総合体育館アリーナ

追い上げを見せるも及ばず、国士館大に敗戦

 関東学生春季リーグ(春季リーグ)5戦目、今リーグの折り返しとなる一戦で早大はスピード感のある攻撃を持ち味とする国士舘大と対戦した。二次リーグでの上位リーグ入りへ向けて負けることの出来ない一戦であったが、点の取り合いとなった前半では要所でシュートを決め切れず、11-14の3点ビハインドで折り返す。後半は高い攻撃力を誇る相手に押し込まれ、一時は10点差までリードを広げられる。試合終盤には怒涛の追い上げを見せたものの及ばず、29-26で敗戦となった。

 国士舘大のスローオフで始まったこの試合、先制点を挙げたのは早大だった。守りからリズムを作りCB村上楓副将(スポ3=福岡・明光学園)の速攻で先制する。その後前半10分ごろまでは落ち着いた展開となった。前半中盤、リーグでも屈指の得点力を誇る国士舘大の攻撃が牙を向き早大ゴールをこじ開ける。一方の早大もLB浦野詩織(スポ3=愛知・旭丘)のロングシュート、LW木村百花(スポ2=東京・白梅学園)のサイドシュートなどで得点を積み重ね、点の取り合いとなる。前半終盤はお互いに決定機を決め切れない時間帯が続いたが、ラスト5分で国士舘大が三連続得点を決め11-14で前半を折り返す。

シュートを放つ村上

 早い時間帯で追いつき、逆転へとつないで行きたい後半、早大は木村のサイドシュートで幸先よく点差を詰める。しかしその後は思うように点差を詰めていくことが出来ない。逆に相手の多彩な攻撃の前にじわりじわりと点差を広げられていってしまう。早大も途中出場のGK川村夏希(スポ2=東京・佼成学園女)の好セーブやPV杉浦亜優(スポ1=愛知・名経大市邨)のポストシュートなど光るプレーを多くあったものの、手数で上回る相手に点差を詰めることは出来ずその差は10点まで広がってしまう。それでも試合終盤には早大が怒涛の巻き返しを見せる。RW青木里奈(スポ2=東京・白梅学園)と木村の両サイドを中心に、速攻も織り交ぜながら点差を詰めていく。しかし相手の背中は遠かった。最後まで諦めない姿勢を見せ、一時は追いつくことを期待できるほどの追い上げであったものの、3点差まで詰め寄るのがやっと、26-29で敗戦となった。

速攻を決めようとする青木

 「勝ちたかったので、悔しい」(木村)、「悔しいのもあるが、情けない」(川村)が振り返るように悔しさが多く残る試合であった。国士舘大は昨秋のリーグ戦では勝利している相手であり、この先上位を目指していく上では負けられない相手だった。しかし一時相手に傾きかけた流れを引き戻すのは難しく、勢いに押し切られてしまう一戦となった。その一方で明るい要素も決して少なくはない。26得点は今リーグ早大にとっては一試合の最多得点であり、途中出場の川村がファインセーブを連発するなど層の厚さも見せた試合だった。また「後半の最後に追いつかなかったけど、流れをこっちに持っていけたのは良かったと思います」(木村)といったように、試合終盤の追い上げは次戦へと繋がるものであろう。この先もまだまだ負けられない戦いが続く。次戦以降も早大の戦いぶりから目を離せない。

(記事 出口啓貴、写真 栗本史歩)

※掲載が遅れてしまい、申し訳ございません。

関東学生春季リーグ
早大 26 11-14
15-15
29 国士館大
GK 江連織圭(スポ4=千葉・昭和学院)
LW 木村百花(スポ2=東京・白梅学園)
LB 浦野詩織(スポ3=愛知・旭丘)
PV 杉浦亜優(スポ1=愛知・名経大市邨)
CB 村上楓(スポ3=福岡・明光学園)
RB 山本桃虹(スポ2=東京・佼成学園女)
RW 青木里奈(スポ3=東京・白梅学園)
コメント

川村夏希(スポ3=東京・佼成学園)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

今日は絶対に落とせない試合だったのですが、不甲斐ない試合をしてしまって、悔しいというのもありますが個人的にも情けないという感じです。

――ご自身のプレーはどうでしたか

今日はディフェンスだけで止められる相手ではなくて、キーパーがどれだけ力を出せるかで変わってくると思っていました。けれど自分の最大のパフォーマンスも出せなかったですし、チームとしてもあまりよくなかったので、個人としては自分のキーピングには満足していません。

――チームのディフェンス面をキーパーとしてどう見ていましたか

当たりに行く場面でフリースローにできた場面が少なかったと思います。相手に簡単に捌かれてしまうと自分たちのディフェンスもできないですし、最終的にノーマークを作られてしまうので、人数をかけてでも止めるというのをこれからチームの課題にしていきたいです。

――途中交代で入る上で意識したことがあれば教えてください

江連さんと私のスタイルが違うことを分かったうえで監督やスタッフ陣を使ってくれているので、チームの状況はどうあれ、自分のパフォーマンスを最大限出すことを求められていると思うのでそこを意識してプレーしました。

――次戦への意気込みをお願いします

今日負けたことは情けないし悔しいですがここでくよくよしても仕方ないので明日以降負けないという闘志を見せてやっていきたいと思います。

木村百花(スポ2=東京・白梅学園)

――今日の試合を振り返って

前半の方は競っていて、自分たちも積極的にやっていたので、流れを向こうに持っていかれなくて良かったのですが、前半の最後と後半の最後が少し消極的になってしまい、点差が開いてしまいました。それを修正しきれなかったのが敗因だなと思っています。後半の最後に追いつきはしませんでしたが、流れをこっちに持っていけたのは良かったと思います。でも国士舘には勝ちたかったので、悔しいです。

――攻撃面でご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

自分がサイドシュート決めることでLB、CB、PVの人がプレーしやすいようにしようと思っていました。国士舘はサイドディフェンスがLBに寄っていたので、サイドが打ちやすく、自分のタイミングで打つことができたのでよかったと思います。

――後半はサイドからの攻撃が特に多く見られましたが、ハーフタイムの時になにか作戦変更などはありましたか

特にはなかったのですが、まずアウトから攻めることが大事だと思っていて、(国士館大の)サイドが(45に)寄ってくるのが早いので45の方にサイドにパスをくださいと伝えたりしました。

――ディフェンス面での振り返りはありますか

ディフェンスは(国士館大の)RBの左利きの方が上手いので、常にマッチアップしている人に声をかけて中に入ったら声をかけ、牽制をしてカットできたりしました。RBの方にはあまり打たれなかったのでそこは良かったかなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

次は本当に落とせない試合なので、自分はサイドからどんどん点を決めていけるように次も頑張りたいと思います。