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2022.05.03

関東学生春季リーグ 5月1日 埼玉・立教大学新座キャンパス体育館

早大らしいハンドボールを貫き順大に勝利 2連勝を飾る!

 国士舘大戦での初勝利でリーグ開幕からの連敗を止めた早大。この試合では前戦の勢いそのままに連勝を目指し、順大と対戦した。立ち上がりこそ決定機に決め切れず相手にリードを奪われるも、持ち味の守りからリズムを作り逆転に成功する。その後は多彩なセットオフェンスと堅い守りでリードを保ち、16-14と2点のリードをもって前半を折り返す。後半も開始直後から前半の勢いそのままに点差を広げる。一時は点差を詰められる場面もあったが、この日の早大は最後まで集中力を切らさなかった。最後まで確実にリードを保ち、35-29で勝利。うれしい連勝となった。

 順大のスローオフで始まったこの試合、立ち上がり最初にゴールネットを揺らしたのは早大だった。GK塚本智宇(スポ3=富山・高岡向陵)のセーブからパスをつなぎ、神前怜(スポ4=埼玉・浦和実)が先取点となる1点を奪う。早大らしい守りからの速攻で生まれた1点だった。しかし、ここから2点目が遠く、逆に3連続失点でリードを許してしまう。それでも永橋優太朗主将(スポ4=千葉・市川)が落ち着いてポストシュートを決め、2点目を奪う。その後は塚本の安定感あるキーピングを中心とした堅い守備と多彩なセットオフェンスで逆転に成功する。しかし前半中盤以降、相手のスピード感ある攻撃に徐々に足がついていかなくなり、同点に追いつかれてしまう。それでも前半終了間際に神前のサイドシュートと、速攻からの永橋の1点で再びリードを奪い、16-14で前半を終えた。

先制点をあげ喜ぶ神前

 連勝に向け、2点リードで迎えた後半。山田和直(スポ4=群馬・富岡)のミドルシュートで幸先良く1点を加える。さらに守りからの速攻で白築琢磨(文構2=東京・早実)、守屋雄司(スポ1=神奈川・法政二)がゴールを決め確実にリードを広げていく。後半中盤では点の取り合いとなったうえに、早大に退場者が出たこともあり、一時は点差を詰められる。それでも白築のロングシュート、永橋のポストシュート、神前のサイドシュートと多種多様な攻撃で早大も得点を積み重ね相手の追従を許さない。ディフェンスでも集中力を切らすことなく守り切り、追いすがる相手を突き放した。最終的に35-29で勝利。前週の今季初勝利に続き勝利をあげ、連勝となった。

シュートを放つ山田

 「ひとまず安心した気持ち」とキャプテンの永橋が語るように、今リーグ初勝利のうれしさが大きかった前戦と比べ安堵の気持ちが大きい2勝目となった。また、この試合では早大らしい守りからの速攻というシーンが随所に見られた。「自分達の速攻を生かせたところが結果につながった」と神前が振り返ったように、ミスがありながらも早大らしさを貫いたからこその勝利だった。さらに、ここまでケガや不調に苦しんでいた、神前や山田といった主力が復調の兆しを見せたことも今後に向けての光となるだろう。次戦以降も早大らしさを徹底し、勢いそのままに勝利を重ねていくことを期待したい。ワセダセブンの快進撃はここからだ。

(記事 出口啓貴、写真 澤崎円佳)

関東学生春季リーグ
早大 35 16ー14
19-15
29 順大
GK 塚本智宇(スポ3=富山・高岡向陵)
CP 白築琢磨(文構2=東京・早実)
CP 田井健志(スポ3=香川中央)
CP 狩野直樹(スポ3=埼玉・浦和学院)
CP 永橋優太朗(スポ4=千葉・市川)
CP 菅原七海(社4=東京・早実)
CP 神前怜(スポ4=埼玉・浦和実)
コメント

永橋優太朗主将(スポ4=千葉・市川)

――2連勝となりました、今のお気持ちをお願いします

 先週も今週も勝てて2連勝ということで、ひとまず安心した気持ちです。

――チームのオフェンス面を振り返っていかがですか

 今日は、セットオフェンスに関しては悪いところはなかったのですが、速攻のつなぎのところでミスが出て自分たちのチャンスを逆にピンチにしてしまいました。今日は速攻に課題が出たかなという感じです

――ディフェンス面に関してはいかがですか

 今日の相手は小さくてもスキルのある選手が多くて、そういった選手にやられる場面はありましたが、総じてセットディフェンスは良かったと思います。ただ、さっきも言ったように速攻でのミスで点数を与えてしまったので、そこはもう少し抑えたいです。

――順大戦に向けてこの1週間で取り組んだことがあれば教えてください

 いつもと変わらないのですが、ディフェンスから速攻というところが強みであり目標なのでそこを伸ばす練習をしてきました。

――チーム最多得点をあげていましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

 自分のシュートはほぼノーマークだったので、外さないように、と思っていました。4年生でキャプテンになって責任ある立場なので、決めて当たり前のところで決め切れたのは良かったです。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

 中央大は去年のインカレ(全日本学生選手権)で優勝していて、そのメンバーも残っているチームです。調子は良くないみたいですが実力は確かなので、チャレンジャーの気持ちで来週も走って走ってやっていきたいと思います。

山田和直副将(スポ4=群馬・富岡)

――2連勝となりました、今のお気持ちを教えてください

 素直にうれしい気持ちとほっとした気持ちがあります。

――今日は今までと比べて長い時間出場されていたと思いますが、どういった意図がありましたか

 ケガをしていて以前は少ししか出ていなかったのですが、ケガの状態が良くなってきたので出場時間が長くなりました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

 初戦の法政戦では自分が空回りしてしまってチームを崩してしまったところがあったので、今日は自分の役割を徹底することに注力しました。

――具体的にはどういった役割ですか

 ポジション的にはエースのポジションなので、2枚目のアウトを強く狙いにいくというところを意識しました。

――チーム全体のオフェンスに関してはいかがですか

 早いパス回しの中で広くなったところをしっかりと攻めて、練習してきたアウトカットインやサイドシュートにつなげられたかなと思います。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

 2連勝したので、これから先全勝できるように次も勝ちたいと思います。

神前怜(スポ4=埼玉・浦和実)

――2連勝となりました、今のお気持ちを教えて下さい

 個人的に前回あまり調子が良くなくて結果が出ていなかったので、今回は勝利に貢献できてうれしいです。

――今までの試合と比べ、より多く得点を重ねている印象がありましたが、どのようなことを意識してプレーしていましたか

 4年生になってから責任感が出てきて、楽しむ気持ちというかリラックス感が足りていなかったので、肩の力を抜いてプレーすることを意識していました。技術面に関しては決められる技術を持っているという自負があるので、そこをきちんと発揮できた結果かなと思っています。

――勝因はどこにあるとお考えですか

 1、2試合目は流れが悪いときに走り切れなかったのですが、それ以降は流れの良し悪しに関わらずしっかり走り切って攻撃回数を増やし、自分達の速攻を生かせたところが結果につながったと思います。

――2点リードで迎えたハームタイムではどのようなことを話しましたか

 このまま継続しようということです。元々、永田コーチ(奈音、平30スポ卒=小林秀峰)から試合前に「継続」というテーマを与えられていたので、それをより意識付けするように言っていました。あとは、速攻でのミスが目立っていたので改善しようと言っていたのですが、後半の始めにもミスがあったので、そこは今後改善していかなければいけないなと思います。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

 個人としては勢いを落とさず、リラックスして(シュートを)決めていきたいです。あとは次の相手が中大ということで、今日と同様個人の力があるチームなので、臆せず挑戦する気持ちで臨みたいと思います。