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2022.04.26

関東学生春季リーグ 4月24日  東京・法政大学多摩キャンパス体育館

新戦力の活躍が光り、待望の今季初勝利をあげた!

 目の覚めるような快勝だった。開幕3連敗と苦しいスタートを切った早大であったが、国士館大相手に見事な試合運びを見せ、4戦目にして待望の今季初白星を手にした。序盤から積極的なディフェンスで相手の攻撃を阻むと、早大オフェンス陣はテンポ良く得点を重ねていった。さらに、途中出場した1年生の活躍で流れを引き寄せ、後半もその勢いは止まらない。試合終盤の決定力が課題とされていたが、最後まで「堅守速攻」を体現し得点をあげ続けた。今季初めて勝利を収めた選手たちには、喜びとともに安堵の表情が見えた。

 「勝因は1年生」と永橋優太朗主将(スポ4=千葉・市川)が振り返ったように、1年生の活躍が勝利を手繰り寄せた。試合開始直後から、早大のアグレッシブなディフェンスが見られた。攻撃では永橋主将のシュートを皮切りに5連続得点をあげ、理想的なスタートを切る。そして前半18分、1年生の外種子田崚汰(スポ1=鹿児島・国分)が速攻から公式戦初得点をあげ、続けて見事なループシュートを決めると早大ベンチはひときわ大きな盛り上がりを見せた。相手の攻撃も徐々に機能し始める中、1年生がチームに勢いをもたらし11-9で前半を折り返した。

ゴールを狙う外種子田

 後半も勢いそのままに試合を進めたい早大。しかし、開始早々相手に追いつかれてしまう。逆転負けを喫した前回の試合を彷彿とさせる嫌な場面で、国士館大に傾きかけた流れを引き戻したのは下級生の活躍だった。今リーグで安定した得点力を見せている白築琢磨(文構2=東京・早実)が速攻で相手ゴールを割ると、またも外種子田が連続得点。さらには、もう1人の1年生、守屋雄司(スポ1=神奈川・法政二)も好機を逃さず攻め上がり、16-12と再び国士館大を突き放した。そして、4年生の活躍も見られた。さらにリードを広げたい場面で、角辻尚樹(スポ4=奈良・畝傍)が味方の好守を自身の公式戦初得点につなげると、会場の雰囲気はより一層熱を帯びる。その後も、GK塚本智宇(スポ3=富山・高岡向陵)をはじめとして速攻のチャンスを作り続けた守備陣に、攻撃陣が次々と得点をあげて応えた。終盤には、塚本自身がエンプティゴールで得点し笑顔を見せる場面も。最終的に30-24で試合を終え、うれしい今季初勝利となった。

公式戦初得点をあげる角辻

 持ち味である「堅守速攻」を存分に発揮し、今リーグ初の白星を手にした早大。連敗を乗り越え、新戦力も交えてつかんだ一勝は今後への自信になるだろう。永橋主将は、「目の前の相手と戦うことを意識しながら勝利を積み重ねていきたい」と次戦を見据えた。この勝利がさらなる前進へのきっかけとなるか。まずは2連勝を目指し、第5戦・順天堂大戦に臨む。

(記事 澤崎円佳、写真 落合俊 澤崎円佳)

関東学生春季リーグ
早大 30 11ー9
19-15
24 国士館大
GK 塚本智宇(スポ3=富山・高岡向陵)
CP 白築琢磨(文構2=東京・早実)
CP 狩野直樹(スポ3=埼玉・浦和学院)
CP 永橋優太朗(スポ4=千葉・市川)
CP 田井健志(スポ3=香川中央)
CP 菅原七海(社4=東京・早実)
CP 神前怜(スポ4=埼玉・浦和実)

永橋優太朗主将(スポ4=千葉・市川)

――今季初勝利となりました、今のお気持ちを教えてください

うれしいです。やっと、という感じですね。

――勝因はどこにあると思いますか

勝因は1年生だと思います。僕らはずっとディフェンスから速攻で頑張ろうという話をしていて、これまでもディフェンスから速攻の良いかたちは作れていたのですが、シュートミスなどで後半に逆転されてしまう展開が多くて。これまでの3試合はほとんどそこが原因で負けてしまっていたのですが、そんな中で今日は1年生がシュートを決め切ってくれました。やっぱり1年生が決めると盛り上がるじゃないですか。勢いのままにいってくれる若い力というか、フレッシュ感というか、そういうものがあってどんどん自分たちのペースになっていったかなと思います。

――ディフェンスがよく機能している印象を受けましたが、チームのディフェンスはいかがでしたか

これも1年生になってしまうのですが、後半の苦しい時間に、雄司(守屋、スポ1=神奈川・法政二)や崚汰(外種子田、スポ1=鹿児島・国分)が僕の右側をよく守ってくれたなという感じがしています。あそこが全然崩れなかったので、僕も真ん中を安心して守れました。そこはすごく良かったなと思います。ただ、僕と狩野(直樹、スポ3=埼玉・浦和学院)の3枚目2人でまだあまり連携がとれていないところがあるので、そこは2人で修正していきたいなと思います。

――オフェンスに関してはどうですか

健志(田井、スポ3=香川中央)や琢磨(白築、文構2=東京・早実)が、身長とか力がすごくあるわけではなくとも、技術とスピードを生かしてしっかり攻めてくれた、シュートを決め切ってくれたというところが良かったと思います。オフェンスもディフェンスも、下級生たちに感謝という感じです。

――得点が欲しい場面で確実に得点できている印象を受けましたが、思うように得点できなかった前回の試合と比べて、どのような点が違ったとお考えですか

前回は、シュートミスが多くて。シュートミスは個人の問題だと思うのですが、1回調子を崩すと一気にスランプみたいな状態になっちゃうこともあるので、やっぱり自信を持ってシュートを打つことが大事だと思っています。そういった中で、今回は下級生や角辻(尚樹、スポ4=奈良・畝傍)が「俺が決めるんだ」という勢いと自信を持ったシュートを見せてくれました。特に学生スポーツだと、やっぱり気持ちって大事だと思うので。角辻とか1年生の気持ちのこもったシュートが、欲しい1点につながったのではないかなと思います。

――永橋選手自身が得点するシーンも多く見られましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

相手が最初1-5ディフェンスをひいていたのですが、本業ではなくともそういうときのポストは結構得意で。今日1本目のフィジカル対フィジカルのようなシュートを決め切ったり、2点目のようなずれたところからのカットインだったり、1-5をしっかり崩せたことが良かったと思います。相手が0-6ディフェンスになってからも、他の選手たちが頑張ってくれました。ディフェンスは、とにかく今は自分が要だと思っていて、自分中心にしっかり守れていたかなと思います。ただ、もっと自分からディフェンスリーダーらしくなっていかなければいけないなとは思っています。

――次戦に向けて、意気込みをお願いします

来週からも、目の前の一戦に集中して、目の前の相手と戦うことを意識しながら勝利を積み重ねていきたいなと思います。頑張ります!

角辻尚樹(スポ4=奈良・畝傍)

――試合を終えて、今の率直な感想をお願いします

とりあえずほっとしています。開幕3連敗していてチームの状態も良くなくて、4年生が責任を果たせていない部分もあったので。今日は4年生みんなで責任を持って戦えて、勝てて良かったです。

――公式戦初得点をあげられましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

結果的に2得点したのですが、味方の良いディフェンスからの速攻でした。ディフェンスに関しても、シューターに対してもう一歩前に出るとか、利き手側を強く守るとか、できていない場面もあり課題が残ったので、そういったところはもう一度見直してやっていきたいです。

――昨日の敗戦からどのように切り替えて今日の試合に臨みましたか

昨日の試合後に長めのミーティングをして、「負けたことはもう変わらないから明日絶対に勝とう」という話をしました。各々が切り替えて今日の試合に臨めたのが良かったと思います。

――理想的なかたちで試合を進めている印象を受けましたが、選手から見て何か課題はありましたか

前の3戦と一緒でセットオフェンスはあまり良くなかったと思うので、この1週間で立て直して来週以降もしっかり得点して勝てるようにしたいなと思います。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

今まで、4年生の中で自分だけチームに貢献できていないという思いがあったので、また出番があれば自分の役割を果たして、あとの試合全部勝って笑ってリーグを終えられるように頑張りたいと思います。

外種子田崚汰(スポ1=鹿児島・国分)

――今季初勝利となりました、今のお気持ちを教えてください

素直にうれしいです。1年生として出場機会をもらって良い経験をさせていただいて、自分も得点に絡んでチームが勝てたことはうれしいなと思います。

――初戦から出場機会がありましたが、どのようなことを意識してプレーされていましたか

先輩方からは、初戦から「気楽にいけ」と言っていただいたのですが、初戦は硬くなってしまったり、ボールを要求できるところでしなくてシュートチャンスを無くしてしまったりしていました。ただ、今日はとにかく欲を出してボールを要求して自分のシュートを打てたので、結果にもそれがつながって良かったと思います。

――大事な場面でのシュートを確実に決めている印象を受けましたが、具体的にはどのような点が良かったと思いますか

力まずに気持ちよく、キーパーをしっかり見ながら判断してシュートを打てたので、そこは良かったと思います。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

この状態を落とさず、まず2連勝を目指して次の練習から頑張っていきたいと思います。