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2020.11.24

オープン戦 11月22日 東京・早大東伏見キャンパス

最終回に勝ち越し許し敗北 新戦力の躍動光る/法大第2回戦

TEAM
法大
早大
(早)髙橋、今井、宮内、新井―渡部、草島
◇(二塁打)鳥越(5回裏)◇(三塁打)草島(6回裏)(8回裏)

 勝利目前で追いつかれ、第1試合を引き分けで終えて迎えた第2試合。試合は前半、6点のリードを許す展開となる。しかし6回、相手投手が制球を乱した隙をつき点差を縮めると、代打・草島怜應(スポ1=神奈川・鶴岡南)から3点適時三塁打が飛び出し、一気に同点に追いついた。両校2点ずつ追加し、勝負を決する最終回。救援・新井健太(商2=東京・早大学院)が法大打線に連打を浴びて勝ち越しを許す。一方の早大打線は、相手救援を打ち崩せないまま試合終了。新チーム初勝利には惜しくも届かなかった。  早大の先発はルーキー髙橋隆之介(法1=東京・早実)。「内容は悪くなかった」と振り返るように、初回こそ失点したが、2、3、4回と法大打線を三者凡退に抑える好投を見せた。しかし5回、先頭の和泉直人(法大)が右翼方向の本塁打を放つと、後続の打球を右翼手が失策し追加点を与える。さらに6回、救援としてマウンドに上がった今井佑哉(社3=東京・早実)が3番・藤平心(法大)に本塁打を浴びると、その後は1死二塁の場面から連打を許してこの回3失点。一方の打線は相手先発を打ち崩すことができず。前半は法大打線から猛攻を受ける、苦しい時間が続いた。

好投を繰り広げた先発・髙橋

 是が非でも得点したい早大は6回、反撃を開始する。法大の2番手・佐々木健汰(法大)の5者連続四死球や暴投により2点を獲得すると、交代した投手から代打・天本翔三(文3=佐賀西)が適時打を放ち、さらに点差を縮める。そして迎えるは代打・草島。「直球を思い切り振り抜いた」という打球は中堅手の頭上を越える3点適時三塁打に。ルーキーの一振りが試合を振り出しに戻した。さらに8回、1死二塁の場面で再び打席に立った草島が右適時三塁打を放つ。なおも1死三塁で1番・中村文哉(法1=埼玉・早大本庄)から適時打が生まれた。

この日2本の三塁打を放った草島

この攻撃により、7回に許した2点を取り返した早大。しかし、法大打線も黙ってはいない。最終回、8回から登板した新井健太(商2=東京・早大学院)が1死から4連続安打を浴びて得点を許す。一方の早大打線は直後の攻撃で好機を作れずに万事休す。早大は9-8で敗北を喫した。  あと一歩勝利に手が届かなかった早大。だが、目に入るのはチームの課題だけではない。「髙橋が5回まで投げてくれたというのは大きな収穫」(渡部椋雅主将、商3=神奈川・桐光学園)。この試合は高橋が先発投手の役割をしっかりと果たしたことに加え、2試合連続で登板した宮内康汰(教1=東京・早実)や2本の三塁打を放った新星捕手・草島など、ルーキーの活躍が多く見られた。新体制でまず一勝を獲得することはもちろん重要だが、来季に向けて新戦力が経験を重ねることは、チームにとって大きな糧となるはずだ。研鑽を積み、チームに追い風を吹かせることができるか。成長著しい新戦力に、期待がかかる。 (記事、写真 小山亜美)

コメント

渡部椋雅主将(商3=神奈川・桐光学園)

――試合を振り返っていかがですか

やっぱり髙橋が5回まで投げてくれたというのはすごい収穫かなと思います。期待はしていましたが、それ以上の仕事をしてくれたというのが主に思ったことです。

――本塁打を打たれた場面ではどのような話をされましたか

球が悪かったわけではないので、そこに関しては気にするなよという話をしました。自分の投球をしてくれれば良いよ、と。

――ミーティングではどのような話をされましたか

チームとして(この場面ではこのような指針でいこうという)ルールが定まっていなかったので、そこをどのようにしていくかを探しているというところです。

――2日間のオープン戦を総括して、チームをどのように見ますか

この時期の試合はモチベーション効果のアップにもなりますし、結果が残ればなお上がるし、残らなければ思うところもあると思いますし。全員が出ているわけではないので、選ばれて出場している以上は期待していますし、結果関係なく頑張ってほしいと思います。自分としては、ここでこの野手や投手を使えるなという場面が多かったので、そこは良かったと思います。そこを踏まえ、来週に向けて頑張っていこうと思います。

――来週に向けて意気込みをお願いします

なんといってもまだ勝利がないので、まずは勝つというところですね。それにどのような野球をやっていくかというのを考えていきたいと思います。

 

髙橋隆之介(法1=東京・早実)

――今日の試合を振り返っていかがですか

初先発で緊張してなくはなかったんですけど、結果的には結構良かったと思いますし、内容もそんなに悪くなかったと思います。

――直球や変化球の調子はどうでしたか

真っ直ぐが今日はすごく曲がったりしていて、逆にそれが打ちにくくて相手バッターが打ち損じてくれたのかなと思います。自分は変化球が売りのピッチャーなのでそれは結構良かったと思います。

――本塁打を打たれたボールについてはどう分析していますか

捕手の渡部さんと話したんですけど、自分は紅白戦とかでも真っ直ぐがストライク入らなくてってのいうのが多かったんです。でも、今日は真っ直ぐが動いてストライクが取れていたのですが、あの球は(動かずに)きれいな真っ直ぐになって、ホームランになっちゃったという感じです。渡部さんとの話の中では悪くはないホームランだったなと思います。

――見つかった課題は何ですか

動いているから打ち損じているだけで、コースとかは全然甘いのでそういうコントロールをつけていきたいなと思います。

――次に向けての意気込みをお願いします

次先発かどうか分からないですけど、自分の出来ることをやってチームに貢献できればなと思います。

 

草島怜應(スポ1=神奈川・鶴岡南)

――今日の試合を振り返っていかがですか

自分の出したかった結果が出てくれてよかったです。

――ブルペンキャッチャーということですが、投手陣の調子はいかがでしたか

全体的に良かったですし、まとまっていたので、良くつないでくれるだろうと思っていました。自分も(投手が)よく投げられるように受けていたという感じです。

――打撃に関しては三塁打2本の活躍を振り返っていかがですか

自分の準備した通りのスイングができたかなと思います。感覚で打っているので上手く言えないのですが、振り抜くというイメージで頑張りました。

――打った球は具体的にどのような球でしたか

どちらもストレートでした。変化球は来ないと配球を読んで、絶対ストレートだと思って、思い切り振り抜きました。カウントも甘かったので。

――最近意識して練習されたことはありますか

捕手のことで頭がいっぱいという感じですね。中学までは捕手をしていて、このチームで捕手として頑張りたいと思っています。

――宮内選手、新井選手の調子はいかがでしたか

二人とも良かったと思います。構えたところにまとまっていて、配球もしやすかったと思います。ただ、甘く入ったところを打たれたかなと思います。

――本塁打を打たれた時はどのような話をされましたか

失投のもあって、リードの反省もあるのですが、次に修正していこうという話をしました。

――次への意気込みをお願いします

とにかくチームに貢献できるように、自分をいかに磨いていくかを考えていきたいと思います。