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2019.10.19

東京六大学秋季リーグ戦 10月19日 神宮球場

盤石の継投で優勝へまた一歩前進/明大1回戦

TEAM
慶 大
明 大
(慶)○髙橋佑、髙橋亮、津留﨑、石井―郡司
◇(二塁打)郡司、小原(本塁打)柳町1号2ラン(1回)

 勝ち点を取れば今週試合のない法大を引き離すことができる慶大。春に連敗を喫した全日本大学選手権王者を相手に、自慢の投手陣を惜しみなくつぎ込んだ。

 先発した髙橋佑樹(4年)と今月17日のプロ野球ドラフト会議(ドラフト会議)で東北楽天ゴールデンイーグルスから3位指名を受けた津留﨑大成(4年)を中心に4年生投手4人が安定した投手リレーを見せ、明大打線を封じた。打撃陣は初回、同じくドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから5位指名を受けた柳町達副将(4年)が中越え2ラン本塁打を放つと、その後もチャンスを生かし得点を重ね、4-1で勝利。これで開幕7連勝となった。

 初回、明大先発の伊勢大夢(4年)に慶大打線が襲い掛かった。制球の定まらない伊勢に対して、1番の中村健人(4年)が四球を選ぶと、続く打者が犠打で送り3番の柳町に打席が回る。ストライクを取りに行った初球の直球を捉えたライナー気味の打球は、あっという間にバックスクリーンへと吸い込まれた。初回から神宮球場に響き渡る『若き血』。高橋佑も不安定な立ち上がりですぐに1点を返されるも、マスクをかぶる郡司裕也主将(4年)の盗塁阻止などでピンチを脱出。2回以降も走者を出しながらではあったが、ゴロアウトを積み重ね得点を許さなかった。

初回に特大の先制2ランを放った柳町

 5回、またも柳町が得点に絡む。この回先頭として中前打を放つと、続く郡司の右前打の間に一気に三塁まで進み、チャンスを広げた。すると時打者の打席で伊勢が暴投。柳町は球がこぼれるのを確認すると、すばやいスタートで一気に本塁へ生還。さらに6番・福井章吾(2年)が左犠飛を放って点差を3点差に広げる。試合は一気に慶大ペースとなった。5回裏、左の髙橋佑が左打者を打ち取ったところで、右の髙橋亮吾(4年)を投入。走者を許すも後続を切った。7、8回は津留﨑が上位打線をしっかり抑え、最終回は石井雄也(4年)が試合を締めた。

回またぎとなった津留﨑も無失点でつないだ

 4年生投手陣が明大打線を初回の1点のみに抑え、同じく最高学年の柳町、郡司を中心とする打線が少ないチャンスをものにして勝利を引き寄せた。対する明大は2回戦で、大学生投手の中で唯一ドラフト1位指名を受けた森下暢仁主将(4年)を先発に送ると予想される。慶大は森下をはね返すことができれば、優勝に大きく近付く。『陸の王者』たる強さを見せつけることができるか注目だ。

(記事 菊池廉、写真 小栗智晴、荻原亮)