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2019.05.11

関東大学春季大会 4月28日~ 早大上井草グラウンドほか

関東大学春季大会 展望

 昨季は8年ぶり関東大学対抗戦(対抗戦)帝京大と同率優勝、5年ぶりに全国大学選手権(大学選手権)準決勝進出したものの、宿敵・明大に4点差で敗北。目標である『荒ぶる』には届かず、選手たちは涙を流した。そんな悔しさを胸に新体制は始動。主将には1年時の対抗戦初戦から全試合でSHでの出場しているSH齋藤直人(スポ4=神奈川・桐蔭学園)。副将にフランカー幸重天(文構4=大分舞鶴)がそれぞれ任命された。チームスローガンを『For One』と設定。届かなかった日本一に向け、チームが1つになって挑むなどいろいろな思いがこのスローガンには込められている。齋藤主将は「本当の意味で競争し合ってまとまるチーム」を目指して歩んでいく。

 先述した通り早大は対抗戦で同率1位。大学選手権では2位扱いで挑んだ。そのため、関東大学春季大会(春季大会)では昨年とは違い、Aグループでの戦いとなる。そのため、タフなゲームが続くだろう。そんな早大には現在どのような戦力がそろっているか。今季、早大には昨年よりもさらに多くの選手が残る。大学選手権の明大戦でスタメンであった選手12名が下級生であった。BK陣はタレントぞろいだ。HB団にはどちらも1年時からAチームでの出場経験がある、主将の齋藤とSO岸岡智樹(教4=大阪・東海大仰星)のコンビは大学屈指。今年の3月にはジュニア・ジャパンにも再び選出され、さらに円熟度は増した。ボールを大きく動かしながら個人が考えて判断していくラグビーを行う早大にとって2人の果たす役割は大きい。そんな中で注目の選手はCTB長田智希(スポ2=大阪・東海大仰星)だろう。昨季は対抗戦の開幕戦で高校時代のポジションではなく、WTBで出場。その試合でけがを負うものの、シーズン中盤以降に復帰し、安定感のあるプレーを披露した。また、ジュニア・ジャパン、U20日本代表にも選ばれ、成長著しい。どちらのポジションでの起用になるか。

世代別の日本代表に選出され、経験を積んだ長田

 FW陣では副将である幸重を始め、フランカー柴田徹(社4=神奈川・桐蔭学園)や、昨年度はロックでの出場機会が多かった下川甲嗣(スポ3=福岡・修猷館)、NO・8丸尾崇真(文構3=東京・早実)などチームのために、献身的にプレーすることができる選手が多いことも特徴の1つだ。昨年はフロントローに4年生が多く在籍していた。セットプレーの安定を図るにはフロントローの活躍は不可欠。高校日本代表に選出された経験を持つプロップ久保優(スポ3=福岡・筑紫)、U20日本代表に選出されたプロップ小林賢太(スポ2=東福岡)を始め、どの選手が台頭してくるか注目だ。一方のラインアウトに関して相良南海夫監督(平4政経卒=東京・早大学院)は「背が高く、大きい相手にどのようにマイボールを獲得するか」と昨年度の課題を語った。

久保は定位置奪取となるか

 今季は昨年度に比べ、行うラグビーのスタイルに大きな変更点はない。スローガン『Moving』の元で意識できたことをベースとしてチーム作りを進めていく。相良監督は「チームのスタンダードを上げていきたい」と方針の一部を示した。そのため、春シーズンは例年以上に選手たちそれぞれにとって重要な時期となるだろう。齋藤主将も「勝つという姿勢の部分は絶対に忘れずに春シーズンを過ごしたい」と意気込みは十分だ。

 春季大会の初戦は強力なFWを擁する東海大。昨年は菅平で行われた夏合宿で対戦があり、21-28で逆転負けを喫している。今月2日に行われた摂南大戦ではセットプレーで全てのボールを獲得に成功。より高いレベルでセットプレーを安定させることができるか。春季大会初戦からFW陣の真価が問われる試合になるだろう。11年ぶりの『荒ぶる』に向けて早大挑戦の1歩が始まる。

(記事 小田真史、写真 元田蒼氏)

関東大学春季大会Aグループ星取表
帝京大 早大 慶大 東海大 大東大 流経大
帝京大

6/16 13:00

帝京大G

5/19 13:00

帝京大G

5/26 13:00

山梨・中銀スタ

5/12 13:00

帝京大G

◯50-19

早大

6/16 13:00

帝京大G

5/26 12:30

長野U

5/12 13:00

東海大G

6/2 13:00

熊谷

5/19 14:00

早大G

慶大

5/19 13:00

帝京大G

5/26 12:30

長野U

6/16 13:00

東海大G

6/9 13:00

慶大G

5/12 13:00

流経大G

東海大

5/26 13:00

山梨・中銀スタ

5/12 13:00

東海大G

6/16 13:00

東海大G

◯33-29

6/9 13:00

東海大G

大東大

5/12 13:00

帝京大G

6/2 13:00

熊谷

6/9 13:00

慶大G

●29-33

6/16 13:00

大東大G

流経大

●19-50

5/19 14:00

早大G

5/12 13:00

流経大G

6/9 13:00

東海大G

6/16 13:00

大東大G

※熊谷は埼玉・熊谷ラグビー場、帝京大Gは東京・帝京大学百草園グラウンド、山梨・中銀スタは山梨県小瀬スポーツ公園、慶大Gは神奈川・慶大日吉グラウンド、早大Gは早大上井草グラウンド、長野Uは南長野運動公園総合球技場、東海大Gは神奈川・東海大湘南グラウンド、大東大Gは埼玉・大東大東松山グラウンド、茨城・流経大Gは龍ヶ崎グラウンド