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2016.04.20

東京六大学春季リーグ戦 4月23、24日 神宮球場

立大戦展望

 順調な滑り出しといえるだろう。東大との対戦で幕を開けた東京六大学春季リーグ戦(春季リーグ戦)。初戦こそ苦戦を強いられるも、2試合を勝ち切り、まずは勝ち点1を奪取した。空き週を挟み次に対戦するのは、投打に実力者をそろえる立大。今週末も熱戦が繰り広げられそうだ。

 打撃陣は昨年から大きくメンバーが入れ替わり、期待と不安が残る中で迎えた開幕カード。初戦こそ東大の宮台康平(3年)を前に抑え込まれるが、第2戦では計11安打を放ち相手を圧倒した。4番に座る石井一成主将(スポ4=栃木・作新学院)の調子は上向きで、2回戦では本塁打も放った。石井の前にどれだけ走者をためられるか。勝負のカギを握るのは、石井の前を打つ中澤彰太副将(スポ4=静岡)だ。多くのメンバーが今季初安打を放つ中で、開幕カードでは唯一無安打に終わった。下級生時から早大のレギュラーとして活躍してきた実力を、ここから発揮していきたいところだ。また、注目は真鍋健太(スポ4=東京・早実)立花玲央(人4=千葉英和)木田大貴(商4=愛知・成章)といった、4年生にしてレギュラーをつかみ取った選手たち。最終学年に懸ける思いは、一つ一つのプレーに表れている。こうした選手たちの思いが、試合を動かしていくだろう。

打線爆発のカギを握る中澤

 投手陣に目を移すと、やはり昨年も登板した選手たちが抜群の安定感を誇っている。2試合を通じて失点0。『負けない野球』を体現する上で、まずはこれまで通りに先取点を許さないことがポイントとなる。中でも竹内諒(スポ4=三重・松阪)は、東大2回戦で7回無失点と力投。昨春以来のリーグ戦白星を挙げた。「竹内が入ってくれると助かる」と、髙橋広監督(昭52教卒=愛媛・西条)も期待を寄せている。また、同じ4年生の吉野和也(社4=新潟・日本文理)もリリーフ待機。この2人が試合をつくることで、攻撃にもリズムが生まれていくはずだ。

 対する立大。開幕カードの法大戦では初戦こそ勝利を収めたものの、そこから連敗を喫し勝ち点を取り逃した。投手陣を支えるのは澤田圭佑主将(4年)。法大1回戦では完投勝利を挙げたが、3回戦では8失点と打ち込まれ敗戦投手となった。ここまで積み重ねた勝利数は現役最多の19。実力は本物だ。雪辱に燃える主将が、早大の脅威となることは間違いない。打撃陣では1番を打つ佐藤拓也(4年)に注意したい。コースに逆らわず安打を重ねる、走攻守の三拍子がそろったリードオフマンだ。佐藤拓を勢いづかせると、途端に立大のペースに持っていかれるだろう。勝ち点奪取のため、そして1999年(平11)秋以来遠ざかっている王座に君臨するため。全身全霊を懸けて早大に襲い掛かる。

エースで主将の澤田圭。勢いのあるフォームで早大打線と相対する

 春季リーグ戦の行方を占う上でも、このカードは非常に重要なものとなる。1点を争う熱戦になることは必至。ただ、ここを連勝で飾ることができれば、今後への勢いも生まれるはずだ。確立されつつある打線と、安定感のある投手陣。4年生を中心としたチームづくりも順調といえる。優勝に向けステップを踏むべく、まずは目の前の敵を確実に撃破したい。

(記事 中丸卓己、写真 後藤あやめ、杉田陵也)

東京六大学春季リーグ戦星取表
順位 早 大 慶 大 明 大 法 大 立 大 東 大 勝ち点 勝率
早 大 5/28
5/29
5/14
5/15
4/30
5/1
4/23
4/24
○1-0
○8-0
1.00
慶 大 5/28
5/29
4/23
4/24
○11-1
○8-2
5/14
5/15
4/30
5/1
1.00
明 大 5/14
5/15
4/23
4/24
5/7
5/8
5/21
5/22
○1-0
●2-3
○12-3
.667
法 大 4/30
5/1
●1-11
●2-8
5/7
5/8
●4-5
○5-1
○8-6
5/21
5/22
.400
立 大 4/23
4/24
5/14
5/15
5/21
5/22
○5-4
●1-5
●6-8
5/7
5/8
.333
東 大 ●0-1
●0-8
4/30
5/1
●0-1
○3-2
●3-12
5/21
5/22
5/7
5/8
.200
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