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2015.09.04

第28回関東学生リーグ戦 対東海大 9月1日 東京・駒沢第二球技場

総力戦で東海大に圧勝!

1Q 2Q 3Q 4Q
早大 10
東海大
▽得点者
小宮山2、池田直2、坂口、秋山、佐藤大、吉田崇、吉田茂、篠崎

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)2戦目を迎えたこの日、ワセダは東海大と対戦した。東海大はここまで1勝1敗、強豪の一橋大に1点差で惜敗するなど気の抜けない相手だ。序盤から圧倒的なボール支配率を誇ったワセダは、オフェンスの主力が不在であったものの、終わってみれば10得点。DF陣の堅い守りとG新町隼人(法4=東京・早大学院)の好セーブが光り、失点を2点に抑えて10-2で試合を終えた。

 試合開始のフェイスオフに勝ったワセダだったが、ボール支配率とは裏腹になかなか得点に結びつけることができない序盤。もどかしい状況を打ち破ったのは12分、AT篠崎大雅(スポ3=栃木)からパスを受けたMF坂口賢輔(法4=東京・早大学院)のシュートだった。このまま流れをつかみたいところだったが、攻め切れないまま第1クオーター(Q)が終了。しかし、「中心選手がいなくても、自分たちでやってやれるというのを見せたい」(新町)という言葉を自ら体現するように、何度も好セーブを見せた新町。良い流れがディフェンスからつくられていた。すると、第2Q。それに応えるように、AT小宮山駿之介(法4=東京・早稲田)が自身リーグ戦初得点。さらにMF池田直人(人4=東京・筑波大付)、AT秋山拓哉(スポ2=兵庫・豊岡)もそれぞれ得点を挙げる。残り2分で失点を許してしまうが、ワセダの押せ押せムードのままゲームは4-1で折り返しを迎えた。

リーグ戦で自身初のゴールを決めた小宮山

 第3Qが始まってすぐに2失点目を喫するも、ペースは譲らない。MF佐藤大(スポ3=東京・調布)のシュートを皮切りに再び勢いにのったワセダは、MF吉田崇(創理4=神奈川・鎌倉学園)が正面から6点目。DF吉田茂高副将(教4=東京・早実)もロングスティックで豪快にゴールネットを揺らす。17分には小宮山が、この日自身2度目となる得点を挙げ、力を見せつけた。さらに第4Qでも新町が立て続けに好セーブを見せると、その流れに乗った篠崎がワンバウンドでゴールを揺らす。試合終了間際には、チェイスで勝ち、そのまま池田直が相手の守備陣をかわしてゴールを決める場面も見られ、10-2で白星を飾った。

好セーブを連発した新町

 多くの選手に機会が与えられたこの試合。序盤は攻め切れなかったが、中盤以降はしっかりと攻撃を形作ることができた。また、2年生など下級生が経験を積むことができた点も今後のチームにとって大きな収穫となるだろう。次はリーグ戦のヤマ場となる一橋大との対戦。きょうの試合で所々目立ったパスなどのミスを克服し、さらなる躍進を遂げた姿に注目だ。

(記事 中川歩美、写真 田島光一郎、谷口武)

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コメント

石渡祐介ヘッドコーチ(平18商卒)

――この試合を振り返って感想を聞かせてください

とりあえず、勝てて良かったです。(東海大は)色々やってくるチームだと分かっていたのですが、そこへの対策通りできたので安心しています。

――この試合に対してチームとしてテーマなどありましたか

テーマというよりは、色々仕掛けてくる相手に対して冷静に分析して対応できるように対策してきました。

――開幕戦の後はミスの多さを反省点として挙げられていましたが、この試合ではどう感じますか

この試合もミスはあったのですが、ミスを取り返す力が前回よりも向上していたので、そのことが10-2という点差につながったと思います。

――ミスに対するリカバリーについて、練習から意識されてきたのでしょうか

そうですね。グラウンドボールへの対応や切り替えの部分については常日頃から言っていますし、このチームのテーマにもなっています。

――守っては2失点でしたが、ディフェンスを通しての評価を聞かせてください

試合の流れを含め、だいぶ我慢強くなったなと思います。あとは、新町(隼人、法4=東京・早大学院)が良いセーブをしてくれたので助かっています。

――新町選手のプレーは石渡ヘッドコーチとしても高く評価されていますか

(評価は)高いですね。良いところで止めてくれているので、彼はこの試合で非常に良かったです。

――一方で攻めては10得点でしたが、オフェンス面についてはどう映りましたか

少々課題が残ります。正直なところ、崩せていなかったこともあったので、一橋大戦に向けて修正していきたいです。

――具体的に一番の課題はどのようなことでしょうか

結果的に10得点入ったのですが、相手が崩れてくれたところが多かったです。崩れたところに対してフルフィールドを使って点は入ったのですが、ハーフフィールドでのしっかりとしたオフェンスという点について、点数としては不足しているので修正が必要かなと思います。

――試合を通して頻繁に選手交代がありましたが、予定通りでしょうか

この試合は総力戦になるとあらかじめ言っていました。ほぼ全員が出場したと思いますね。

――次戦は一橋大戦です。意気込みを聞かせてください

正直なところ大一番だと思っています。一橋大も特徴的なチームで、しっかりと確立されたオフェンスやディフェンスをしてくるので、しっかりと対策をして真っ向勝負を挑みたいと思います。

AT小宮山駿之介(法4=東京・早稲田)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

もっと圧倒しなければいけなかったです。最後の第4Qで勝手にドタバタしてしまったので、もう少しビシッと試合を締められたらなと思います。

――畑田選手(峻希、スポ4=福井・若狭)が出場しない中での攻撃面はいかがでしたか

畑田くんがいないことを言い訳にするようなチームは勝てないと思うので、いなくても勝てるんだぞということをある程度他大にも証明できたと思います。

――前半はスローペースの展開となりましたが

相手がゾーン(ディフェンス)で、攻めあぐねていたという部分がありました。もう少し初めからチームでどこで攻めたいかというコミュニケーションを取って、入りから点を取るようにしていかなければ、次の一橋大戦から大変だと思うので、そこは練習していきます。

――後半はワセダペースになりましたが

相手がマンツーになってからイケイケのムードで行けていたと思います。一方で第4QではATのミスでガタガタになってしまいました。次の試合からはそういうのをなくさないといけません。

――アンダーシュートなど2得点を決められましたが、ゴールシーンを振り返って

リーグ戦で点を取ったことがなかったので、単純にうれしかったです。

――今回の試合で課題や収穫はありましたか

個人的な反省でもありますが、練習からもっと頑張らなければいけないと思います。最後は足が動かなくなっていたので、そういう根本的な面から一回見直して、本当に強いチームをつくっていかないといけません。

――次はヤマ場となる一橋大戦ですが、意気込みをお願いします。

僕はあまり出るチャンスはないかもしれませんが、出たら確実に1点取るので、見ていてください。

MF丸山卓郎(スポ4=埼玉・県浦和)

――きょうの試合を振り返って

まずは勝てたので良かったです。個人的にはフェイスオフでオフェンスにもっと上手くつなげたかったというのと、点を取りたかったですね。

――試合の入りはどのようなことを意識しましたか

東海大が少し変わった守りをしてくるのは分かっていたので、それの対応を練習でやっていました。ですが、本番は少し対応し切れなかった部分もありました。もう少し序盤で対応できるようにしたかったです。

――中盤は流れに乗って試合を優位に運べていましたが、いかがですか

第1Qで対応しきれなかった分、何か一つかみ合えばポンポン入るというのは分かっていたので、第2Qで一本決めてからは流れに乗れました。これを第1Qからやりたかったですね。

――10-2という最終スコアに関してはいかがですか

第1Qからしっかりできていれば、僕たちが目標としている15得点はできたと思うので、満足というわけではないですね。ですが、ロングが点を取ったりというのがあったので、そこは良い面かなと思います。個人的にもフェイスオフでブレイクで決められたところもあったので、バリエーションが増えてきたという面では良かったです。

――そこがきょうの収穫でしょうか

収穫というよりは最低限狙っているところなので。フェイスオフで自分からのブレイクで点を取るというのと、フルフィールドで点を取るというところをやっていきたいと思っています。

――課題としてはどのようなところが挙げられますか

序盤に相手のディフェンスに対応するということです。やはり、練習でやっている自分たちの攻撃をするというのが大事だと思いますし、そこが相手のディフェンスに対応するということにつながると思います。あとはこちらのペースになった時に、いまのチームは少しイケイケになりすぎてしまうので、そこをもう少し引き締める意識が全体にないと強い相手とやった時に足元をすくわれて相手のペースになってしまうので、そこをもう少し意識してやっていきたいです。

――畑田主将(峻希、スポ4=福井・若狭)と吉永選手(佑大、社4=東京・早実)の不在の中でしたが、連携はうまくいきましたか

試合に出ている身からすると、その二人がいなくなったことでうまくいかなくなるというのは悔しいので、出ている人でうまくやろうというのはありました。その中で2年の秋山拓哉(スポ2=兵庫・豊岡)とか鈴木潤一(教2=東京・城北)とかが攻撃に絡めたのは良かったと思います。

――次戦に向けての抱負をお願いします

リーグ戦の中で一番の肝になるところだと思うので、まずは絶対に勝つこと。リーグ戦の中で1番強い相手なので、気を引き締めて課題に挙がったことをしっかり対応できるようにして、勝ち切りたいと思います。

DF吉田茂高(教4=東京・早実)

――畑田峻希主将(スポ4=福井・若狭)抜きで戦った試合でしたが、振り返っていかがでしたか

試合に入る前は畑田だけじゃなくてMFの吉永(佑大、社4=東京・早実)もいなくて、不安というか、まあ慎重に入ろうとはしていました。試合をやっていくうちに普通にやれば勝てるかなとは思ったので、普通にディフェンスして普通にオフェンスをしました。それで勝ち切れたのは良かったです。

――ご自身も見事なシュートを決められましたが

ちょっと(ゴールが)遠かったですが、今シーズン始まってから点を取ることは意識していたので、点を取れて良かったかなと思います。

――チームとして2失点にとどめましたが、ディフェンス面はいかがでしたか

2失点という結果ではありましたが、ゴーリーの新町(隼人、法4=東京・早大学院)に助けられた部分もありました。もう少し詰められる部分もあると思うので、そこを詰めて来週の一橋大戦に臨みたいです。

――きょうはさまざまな選手が出場されましたが、良かったなと映る選手はいらっしゃいましたか

畑田がいない中で出場したATの秋山(拓哉、スポ2=兵庫・豊岡)とかMFの田口(一希、法2=東京・早大学院)、DFでも黒瀬聡志(政経2=東京・錦城)という2年生がいますが、彼ら2年生が4年生と遜色なくプレーできていたので、それは良かったことだと思います。

――これでリーグ戦2連勝となりましたが、チーム状態というのはどうでしょうか

まだまだ攻守共に詰めていくところはありますが、チームの雰囲気自体はいいので、このまま勝ち切りたいです。

――改めて次戦への目標をお願いします

普通に勝ち切りたいということと、一橋大はアタック中心で攻めてくるチームなので、自分自身はしっかりアタックを抑えて、きょうみたいに点を決められるシーンがあるのであれば決めていきたいです。

G新町隼人(法4=東京・早大学院)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

スコアでは差がつきましたが試合内容ではそれほど満足はしていません。うれしいですが、「勝ったぞ」という感じはあまりありません。

――きょうは主将の畑田選手(峻希、スポ4=福井・若狭)が出場しておらず、多くの選手に機会が与えられていました。その点については

畑田はやはり一番うまくて、いつも頼ってしまうという面がみんなどこかにあると思います。だからこそ中心選手がいなくても自分たちでやってやれるというのを見せたい気持ちもありました。みんなで盛り立てて、いつも以上に頑張っていこうという気持ちでプレーしました。

――新町さんの好セーブが目立った場面が多くありました。ご自身で意識されていたことがあれば教えてください

試合にちゃんと入るということを意識しました。ディフェンスのチェックのおかげで相手のシュートが甘くなったということもあったので、特に自分の調子が良かったというよりは味方の選手の頑張りでシュートを止められたというのが大きいです。

――第4Qでは立て続けに二度好セーブがあり、その良い流れに乗ってシュートが決まりました。その点についていかがでしたか

ディフェンスの仕事はボールを前につなげるということなので、それがオフェンスにつながるということはうれしいですし、流れをディフェンスからつくっていくということはことしのチームに絶対必要なことだと思うので、そういった意味では良かったと思います。

――きょうの試合で得られた課題は

ディフェンスはもう少し自分たちからボールを奪えるようになりたいです。現時点では相手のミスがあって初めて奪えるという感じなのですが、そうではなくて自分たちでもっと仕掛けていってターンオーバーを起こせるようにならなければ、これからレベルが上がってきたり社会人のチームと対戦するときに煮詰まってしまうと思うので、自分たちから仕掛けていけるようにスティックワークに取り組んでいきたいと思います。

――次の一橋大学との対戦に向けて意気込みをお願いします

リーグ戦最大のヤマ場だと思いますし、部員も一番気合が入っています。本当に勝たなければいけない試合だと思うので、今日の試合に満足せず試合まで10日間ほどありますがチーム一丸となって勝ちにいきます。

AT秋山拓哉(スポ2=兵庫・豊岡)

――リーグ戦初出場で初得点となりましたが、いかがでしたか

うれしい反面、第4Qでミスが多かったのでその部分での悔しさの方が正直大きいです。

――第4Qでのミスというとどのようなことが挙げられますか

ATとしては一番やってはいけないパスキャッチのミスと、試合状況を考えてのポジショニングの取り方がダメだったと思います。

――シュートを決められましたが、狙っていましたか

いつもゴールに逃げてばかりなので、この1週間は点を取るにはどう動けばいいかを考えていました。考えた通りに動けて点が取れたので、そこは良かったです。

――チームとして効率良く得点を重ねられましたが、きょうのオフェンスを総括していかがでしたか

まだ自分がワセダのAチームのオフェンスの足を引っ張っている大半なので、まずは足を引っ張らないようにしたいです。あとは少しでも自分がコントロールしたり、ゴールに強く向かって得点に結び付けられるようなオフェンスができるようにしなくてはと思います。

――2年生を代表して、今後の意気込みをお願いします

次の相手の一橋大は関東ファイナルでも全日本大学選手権でも全日本選手権へ向けても、いまのままじゃ通用しない相手だと思うので、2年生が足を引っ張るのではなく、2年生らしく勢いのあるプレーをして、なおかつ少しでもチームを引っ張っていけるようなプレーだったりフォローをして行こうと思います。