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2015.08.25

第42回全日本大学選手権 8月20~23日 埼玉・戸田ボートコース

史上初!『全種目優勝』で最高の締めくくりとなる

 ことしの全日本大学選手権(インカレ)も女王ワセダの座が揺らぐことはなかった。全種目決勝進出を決めてインカレ最終日を迎え、夢の7連覇まであと一歩と迫った女子部。初めに登場した舵手なしペアが優勝すると、後に続く全艇が見事優勝を果たす。笑顔で表彰台のトップをワセダが独占し、最高の締めくくりとなった。

 まず初めに好調な滑り出しを見せたのは舵手なしペア。「すごく緊張していた」と北村綾香(スポ1=滋賀・膳所)は語ったが、その緊張を吹き飛ばすほどの勢いあるスタートで序盤からトップに躍り出る。1000メートル以降にじわじわと追い上げを図る立命大に苦しめられながらも、粘りの漕ぎで終始トップを引き渡すことはない。終盤にはラストスパートが光り、何とか逃げ切り歓喜のフィニッシュ。続くシングルスカルに登場したのは米川志保(スポ1=愛知・旭丘)。1年生ながらもこれまで抜群の存在感を見せてきた米川は、決勝でも安定感のあるレースを披露した。得意とするスタートで一気に他艇に差をつけ堂々の1位でゴール。優勝の責任が一人にのしかかるプレッシャーの中で勝ち抜いた米川からは、「まだまだできるなと思うことができた」と自身のスキルアップに対する向上心もうかがえた。初の大舞台で培った経験を糧にさらなる成長が期待される。

ワセ女の強さを証明した舵手付きクォドルプル

 ダブルスカルも終始盤石な漕ぎで、他艇に付け入る隙さえも与えない。昨年も同じ種目で出場したものの、優勝には届かなかった木野田沙帆子(スポ2=青森)にとって、このレースに懸ける思いは誰よりも強かったはずだ。「いままでで最高の漕ぎができた」(木野田)。先輩への思いを胸に挑んだレースは、自身の一年間での成長ぶりを証明するものとなったに違いない。そして最後に登場したのは舵手付きクォドルプル。予選、準決勝よりもハイレベルな争いの中でもやはり強さは健在であった。苦手としているスタートこそまずまずの調子であったが、定評のあるコンスタントの長さと伸びを武器に順調に差を広げていく。会場にいる観客を沸かせるほどの爆発的なラストスパートは、ワセダの勝利を決定づけるものとなった。そしてゴールした瞬間にクルー全員が握り合った手は、強い絆と確かなチーム力を象徴していた。全てはこの瞬間のために。一心不乱に駆け抜けてきた先に待っていたのは、チーム全員でつかみとった栄冠だ。「パーフェクトに近い漕ぎ」と土屋愛女子主将(スポ4=新潟・阿賀黎明)は晴れ晴れとした笑顔でレースを振り返った。

史上初の『全種目優勝』を果たした女子部

 女子部の『全種目優勝』はボート界史上初。まさに歴史が塗り替えられた瞬間、そして『OneWASEDA』がかたちとなった瞬間であった。次に待っているのは全日本選手権。いざボート界の日本一を懸けた最高峰の舞台へ――。インカレ女王の座をつかみ、異例の快挙を成し遂げた女子部の躍進はこれから先も止まることはない。

(記事 新庄佳恵、写真 田島光一郎、須藤絵莉)

シングルスカル

舵手なしペア

ダブルスカル

舵手付きクォドルプル

結果

▽決勝

【シングルスカル】

米川志保(スポ1=愛知・旭丘)8分00秒76【1位】


【ダブルスカル】

S:木野田沙帆子(スポ2=青森)

B:石上璃奈(スポ2=長野・下諏訪向陽)

7分31秒46【1位】


【舵手なしペア】

S:田口えり花(商2=埼玉・浦和一女)

B:北村綾香(スポ1=滋賀・膳所)

7分48秒05【1位】


【舵手付きクォドルプル】

C:亀本咲季子(人3=埼玉・浦和一女)

S:土屋愛(スポ4=新潟・阿賀黎明)

3:榊原春奈(スポ4=愛知・旭丘)

2:木下美奈(スポ2=山梨・富士河口湖)

B: 佐藤紫生乃(スポ3=宮城・塩釜)

7分05秒05 【1位】


コメント

S:土屋愛女子主将(スポ4=新潟・阿賀黎明)

――完全優勝を果たしたいまのお気持ちは

私たち女子クォドルプルが優勝したこともそうですが、女子部全員で優勝できたことにすごく嬉しさを感じています。

――完全優勝が懸かった女子クォドルプル決勝のレース前はどのような心境でいらっしゃいましたか

私はまったく緊張していなくて、自分たちがやってきたことを出せれば絶対に勝てると思っていたので4人をしっかり信じてしっかりやってきたことを出そうとだけ考えていました。

――レースプランは

私たちは練習の時はスタートが苦手で、スタートで出られるかという不安があったんですけど、取る勢いでスタートはいこうと言っていました。コンスタントの長さと伸びを強みにしているので、それを生かした漕ぎをしっかりやって、ラスト250メートルからは爆発的なラストスパートを見せようと言っていました。

――きょうのレースはいかがでしたか

総合的に見てすごく良いレースだったと思います。スタートとラストを課題にしていたんですけれども、ラストがすごく決まって、全員で高いレートで漕いでいた中でも一つになれたところは収穫だなと思いました。ただ少し欲を言えばスタートで落ち着いてミスせずに、少しはたいてしまったりということがあったので、もっと落ち着いていけたら漕ぎも伸ばせてもっと良いタイムも出たんじゃないかなと思います。

――レース直後にはクルーのみなさんに声を掛けられましたか

とりあえずみんなに「ありがとう」という言葉を伝えました。「本当に良かったね」とみんなで言い合いました。

――他のクルーの活躍は見ていていかがでしたか

私は合宿の時から「この子たちは絶対にやってくれるな」と確信を持っていたのであまり不安とかはなくて。むしろ他のクルーの方が余裕を持っていて勝てそうだなと思っていたのですごく良い刺激をもらっていましたね。

――1、2年生の活躍が光りました

本当に成長が早いなと感じていてすごく驚いています。

――『全種目優勝』という目標を掲げてからいままでを振り返って

全員で決めた目標なので、みんなでそれに向かっていきたいという思いが強かったと思うんです。目標に一人一人が向かって一丸となって戦っていけたのはすごく嬉しいです。

――男子部も含め、部全体で素晴らしい成績を残すことができた要因は

内田監督から「当たり前のことを当たり前のようにやる」ということを言われていて、それを積み重ねてきた結果がこれなのかなと思っています。

――今大会を振り返って

私たちのクルーは「頑張っていこう」というふうに気合を入れていくと肩に力が入ってしまってうまく漕げなくなってしまうんです。なので、きょうのレースは「楽しんでいこう」というようにみんなに声を掛けて、リラックスしてレースをしたことで1本1本の伸びを表現できたと思うので、すごく漕ぎは良かったと思います。

――全日本大学選手権(インカレ)という大会にはどのような思い出が残りましたか

私は1年生の頃から女子(舵手付き)クォドルプルに出させてもらって、2年生の時はダブルスカルに乗らせてもらったんですけど、1回も負けたことがなくて、インカレは個人的に大学のチームというものを強く感じられる大会だと思っているので、絶対に勝ちたいと今回も思っていました。前は自分のクルーが勝てばいいと思ってしまっていた部分もあったんですけど、今回の大会は他のクルーも全員で勝ちたいという思いの方が強かったのでみんなで勝つことができて今回一番思い出になりました。

――インカレ女王として臨む全日本選手権(全日本)での目標は

今回のように圧倒的な勝利を女子クォドルプル、男子エイトでしたいと思っています。

――全日本に向けて意気込みをお願いします

私たちはここでまたクルーが変わって、インカレに出ずに練習していた子たちも全日本でやっと大会に出ることができるので、インカレよりも強く「全員で」という気持ちを持って戦っていきたいなと思っています。また全日本で強さを見せつけて勝ちたいと思います。

3:榊原春奈女子副将(スポ4=愛知・旭丘)

――優勝おめでとうございます。いまの率直なお気持ちをお願いします

女子が完全優勝、男子がエイト優勝ということで、夢がかなったなと思っています。

――レース展開を振り返っていかがですか

予選、準決勝よりも相手がずっと横にいたのでそれを見つつ、でも落ち着いて。まず750(メートル)の5本で相手を離せたので勢いに乗ってそのままラストスパートでさらに突き放せたので、パーフェクトに近い漕ぎができました。きょうは本当に伸ばすことができて自分でも「こんなに離せるのか」と驚いた部分もあったぐらいです。緊張もなく予想通りのレース展開にすることができました。

――クルーの雰囲気は

私たちは練習中あまり声を出すことはないんですけど、常に声を出し合って、全員で盛り上げることができました。他のクルーの成績も私たちを盛り上げてくれた要因なんですけど、すごく気持ちよくみんなで漕ぐことができました。

――最後に手をつなぎ合う場面も見られましたね

あ、やりましたね(笑)!お互いをねぎらって、私たちで女子部の目標を完結したのでその瞬間の気持ちを共有したいという気持ちが出たんじゃないですかね。みんなでなんとなく手を取り合ってしまいました。

――『全種目優勝』ということですが、他のクルーメンバーに関してはいかがですか

自分の調整もあるのでダブル(スカル)のレースしか見ることができなかったんですけど、頼もしい2人の漕ぎを見てやる気をもらいました。2人は予選、準決勝とトップタイムを出せていなかったので、順当に上がってはいましたが、一番良いタイムで決勝に臨んだ訳ではありませんでした。ちょっと不安もあるかなと思ったんですけど、それも吹っ切って圧倒的に勝ってくれたので、「あとはもう自分たちが勝つだけだ」と。それをあまりプレッシャーに思わないでみんなに勇気づけられて自分のレースに入ることができました。

――完全優勝を果たしたいま、女子部の皆さんに伝えたいことは

本当に感謝です。いますぐ言葉にするのはなかなか難しいんですけど、一緒にやってきて良かったなと、ただそれだけです。頼もしいクルーメートだったなと思います。

――きのう「男子部にも勝ってほしい」とおっしゃっていましたが、エイトも優勝されてどのようなお気持ちですか

めちゃくちゃうれしかったです!自分のレースの後はそんなに、溢れかえる感情というのはなくて、淡々と勝って、「そりゃ私たちが勝つでしょう」というくらいには思っていたんですけど(笑)。でもエイトの時には1500(メートル)通過してトップで来ていて、それを泣きながら走って追いかけて、ゴールの瞬間にはみんなで抱き合いながらまた泣いてという感じでした。きょねん自分のクルーが勝っていた時も、エイトが勝てなくて長田(敦主将、スポ4=石川・小松明峰)が泣いていて、大会そのものは良いもので終わっていなかったので、今回は決勝に行ったクルーはみんな金メダルを取って帰ってきたのでとってもうれしいです。みんなで勝つということはいままでの勝利とは全然価値が違うなと思います。うれしかったですね。

――次の全日本の大会が榊原選手にとって学生最後の大会となりますが、意気込みをお願いします

今回とクルーを変えて挑む大会で、インカレメンバーがそのままなしクォドではなくて、米川(志保、スポ1=愛知・旭丘)、木野田(沙帆子、スポ2=青森)、土屋、私で臨みます。新しい構成で少し不安もあるんですけど、このままいくのもつまらないし、もっと大きな勝利をつかみたい、大きなチャレンジをして、大きな勝利をつかみたいので、また女子部のみんなで頑張りたいです。

C:亀本咲季子(人3=埼玉・浦和一女)

――今大会を終えて、どのようなお気持ちですか

ほっとしています。

――レース前に意識されたことなどありますか

私たちのクルーは「絶対優勝するために頑張ろう」みたいに力みすぎると逆に力が入ってしまってうまくいかない時があったので、そうではなくてリラックスして楽しんでいこうと思いました。力み過ぎずやっていました。

――決勝レース前に声掛けなどはありましたか

ありません(笑)。

――レースプランはどのようなものでしたか

最初出て、そのまま離しました。

――総合7連覇や完全優勝が懸かっていたレースだと思いますが、プレッシャーは感じましたか

普通通りにいけば勝てると思ったので、なかったです。

――この経験から生かせる部分はありますか

いまが良くてもしっかり次につなげることが大切だと思います。来年、偉大な先輩たちが抜けてしまって私たちの代でどれだけ先輩たちがつくってくれた良い流れに乗っかりながら、さらに良いものをつくっていかなきゃいけないと思います。

――全日本に向けて取り組みたいことはありますか

全日本では私はエイトに乗って出漕するのでいままで以上に4人から8人になってより技術的にも気持ち的にもまとまっていかなきゃいけないと思っています。いまの実力で勝てるかって言うと完璧に勝てるとかは分からないので、あと3週間あるのでさらにレベルアップして、それでいて120パーセントの力を出せるように勝ちたいです。

――全日本に向けて抱負をお願いします

全日本も優勝して、そしたらコックスでインカレも全日本も優勝することになるので、絶対勝ちたいです!

B:佐藤紫生乃(スポ3=宮城・塩釜)

――きょうのレースを振り返ってみていかがでしょうか

きょうはシングル(スカル)、ペアの子からすごく良い流れをつくってくれて、勢いのまま楽しむことができて緊張することもなかったです。自分たちがやってきたことを出すというレースをすることができて良かったです。

――ゴールした瞬間のお気持ちはいかがでしたか

優勝できると思っていたし、手応えも1日目からあったし、むしろ練習の時からもあったので自信を持ってやるだけでした。安心感と嬉しさが同時にありましたね。

――決勝はどんな意気込みを持ち、チーム全員で臨まれましたか

出艇する前に、自分たちがやってきたことを出して楽しんでいこうということを強調して、みんなでイメージを共有して臨みました。なので、楽しんで漕ぐことができました。

――きょうはイメージ通りのレースプランを展開できたのでしょうか

はい、そうですね。

――インカレを通して印象に残っていることはありますか

完全優勝できると思っていたし、レースに出ていない人も、男子も、監督やコーチ陣もみんなで力を合わせて「One WASEDA」を達成できたインカレでした。

――このクルーのメンバーで優勝できたことに関してはいかがですか

組み立てから、絶対に勝てるという確信が私の中であったので、いかに船を走らせるか、早くゴールできるかを意識していました。優勝できるのは大前提として、どれだけ差を開いて勝つことができるかという、ワセダの中での戦いだったと思います。4年生には本当に感謝しています。

――4年生にどう感謝の気持ちを伝えたいですか

大好きです(笑)。

――最後に来月の全日本までに強化していきたいこと、意気込みをお願いします

いまはワセダに波がきていて勢いもすごくあると思うんですけど、ここで油断することなく、また4日後から練習していきたいです。クルーは少し変わるのですが、目標はクォドとエイトの優勝なのでこのまま勢いにのって達成していきたいと思います。

2:木下美奈(スポ2=山梨・富士河口湖)

――レースを振り返って

率直な感想を言うと、私個人的に初めての金メダルだったので、その金メダルを女子部で掲げた『全種目優勝』、『総合優勝』、そして男子の舵手付きペア、エイトとともに獲得できたので非常にうれしいです。

――舵手付きクォドルプル(クォド)のクルーでは最年少でした

このクォドの練習を始めてから、頼もしい先輩方だなと思いました。私は早慶戦でいまの4年生2人と乗らせてもらった時からついていこうという思いでした。それに早慶戦、お花見レガッタのときは一杯一杯だったのですが、インカレのクォドになってからは、私もクルーの一員として頑張っていこうと思えて、目標も果たせたので良かったかなと思います。

――舵手付きクォドルプルのレース前に『全種目優勝』にリーチがかかりましたが、プレッシャーはありましたか

もちろんプレッシャーはあったのですが、私はきょう一日朝からみんなのレースを見ていて、同期や後輩が次々とメダルを取っていく姿を見てわくわくしていました。緊張はありながらも、こんなにわくわくしたレースは初めてでした。

――次の全日本に向けて

全日本ではクルーの編成が変わってしまうのですが、舵手なしクォドルプルとエイトの両方で優勝するという目標を女子部で掲げているので、スイープになるのですが、優勝に向けてこれから3週間、男子も女子もみんなで優勝できたらいいなと思います。

S:木野田沙帆子(スポ2=青森)

――女子部は『全種目優勝』を達成しましたが、いまの率直なお気持ちは

私のレースの前に女子の(舵手なし)ペアとシングル(スカル)のレースがあったのですが、2艇とも、優勝の瞬間が見られたので、それが良い意味で自分の刺激になったというか、プレッシャーでもあったんですけど、次は自分の番だな、と覚悟は決まっていました。全種目で優勝した瞬間には、本当に優勝したのかなって実感が湧かなかったのですが、(優勝)カップとかがいっぱい並んでいるのを見て、本当に優勝したんだな、とやっと実感が湧いてきました。

――きょうのレースの出来はいかがですか

レースが始まる練習の時点で、いままでよりも2人の息が合っていたというか、いままでで最高の漕ぎができたかなと思っています。

――きょうは昨年ダブルスカルを組まれていた、望月みづほさん(平27スポ卒)もいらしていましたね

きょねんは、望月さんとインカレも全日本も組んで、どっちも優勝には届かなかったので、ダブル(スカル)という種目に自分の中で強い思い入れがあって、今回は石上(璃奈、スポ2=長野・下諏訪向陽)とのダブルで、しかも石上は前回インカレは出ていなくて初めてでした。2人とも今回のインカレに懸ける思いは強かったです。自分の成長は自分でしか見せることしかできないので、石上のおかげでもありますし、成長したということを表したかったというか。望月さんと会ってお話した時も、分かってくださったというか、報告した時に喜んでくれたので、今度は全日本に自分の課題をつなげて、さらに良い結果を報告できればいいなと思います。

――全日本に向けて意気込みをお願いします

また別のクルーになってくるとは思うんですけど、いまの自分たちの漕ぎは完璧だとは思わないので、この出てきた課題をこの3週間という短い間でいかに克服して、さらに洗練された漕ぎにしていくためには、素晴らしい先輩の下でいかに自分の欠点をなくしていくかということが大事だと思うので、また自分を追い込んでいきたいなと思います。

B:北村綾香(スポ1=滋賀・膳所)

――いまの気持ちをお聞かせください

きょうは、特に決勝ということですごく緊張していたんですけど、女子部が掲げていた『全種目優勝』という目標を達成できてすごく嬉しいです。

――きょうのレースプランを教えて頂けますか

スタートが、私たちのペアは得意なので、そこでいって、他の大学を近寄らせずに逃げ切るというプランでした。

――立命館大と終始競りながらのレースでしたが、どのように競り勝つ意識を持っていましたか

立命館大とは、準決勝で当たっていて、そのときもずっと粘られていたんですけど、ラストスパート絶対こっちがちゃんと全力出せて勝てるという自信もあったので、そこでしっかり粘ってラストで絶対勝とうという気持ちでいました。

――全日本に向けての意気込みをお願いします

全日本ではエイトに乗るんですけど、インカレでは目標が達成できたので、次の全日本の舵手なしクォドルプルとエイトでの優勝に向けて頑張っていきたいと思います。

米川志保(スポ1=愛知・旭丘)

――女子シングルスカル優勝を果たしたいまのお気持ちは

勝ったことはすごくうれしいし、『全種目優勝』の一員になれたのもすごくうれしいんですけど、まだあまり実感がないです。

――きょうのレースを振り返って

いままでのレースはスタートで出てその後あまり差をつけることなくゴールという感じだったのでそこが反省点でした。きょうのレースはスタートで出て、徐々に他艇を離していけたので、レース展開としてはすごく良かったと思います。いままでで一番良いレースができたと思うんですけど、まだまだできるなとも思うことができたレースでした。

――『全種目優勝』のプレッシャーはありましたか

シングルスカルということで優勝の責任が一人にかかっていて、シングルスカルというのは失敗しやすいなと思っているので、そういう部分ではプレッシャーもありました。ですが逆にポジティブにとらえて期待されているというように考えればワセダの女子部のために頑張っていこうという気持ちになれたので良いプレッシャーになりました。

――先輩方から何か声は掛けられましたか

試合前はもちろん声を掛けてくださるんですけど、一番うれしかったのは相模湖合宿の時に一人での練習は誰かとクルーを組む人よりメンタル的にきつかったりするので、すごく先輩が声を掛けてくださいました。「つらくなったらいつでもLINEしてきなよ」とか「一人なのに頑張ってるね」とか言ってくださって、合宿も乗り越えることができました。今大会も緊張してしまう場面があったんですけど、「自信持って」とか「できるよ」と声を掛けてくださったのは大きかったなと思います。

――初めてのインカレはいかがでしたか

いままで高校生の中でレースしてきたんですけど、高校生とは違ったレベルの高さが感じられたんですが、だからといって1年生だからって負けたくないなと思っていました。やはりレベルの高い中でも勝つことができたというのはすごく良かったなと思います。

――大学トップレベルの戦いを目の当たりにした感想は

やっぱり自分はまだまだ実力をレースで十分に発揮することができていないなと思いました。普段は速いと思われるような選手じゃなくてもレースでは戦略によってはすごいスピードで来たりするので、そういうところがインカレは違うなと思いました。

――全日本に向けて意気込みをお願いします

全日本ではまた種目が変わって舵手なしクォドルプルになるんですけど、全日本でも女子の目標は舵手なしクォドルプルとエイトの優勝なのでそれを達成することができるように個人としても成長しなければいけないなと思ったので、頑張っていきたいと思います。