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レスリング部

2015.08.20

全日本学生選手権 8月20日 東京・駒沢体育館

13人中11人があすの試合につなげる

 3日目を迎え、日に日に白熱する全日本学生選手権(インカレ)。70キロ級のみ3回戦、その他の階級では2回戦までが実施された。ワセダからは13名の選手が出場し、そのうち11人があすの試合へと駒を進めた。

 男子フリースタイル57キロ級には6選手がエントリー。矢野富三家(スポ2=島根・隠岐島前)は1回戦、6分間で両選手合計30ポイントを取る激しい試合を繰り広げた。しかし第2ピリオド終盤に3連続のバックポイントを許してしまい、12-18で惜敗。1回戦で姿を消す形となった。「練習では伸びている」と評価する山方隆之監督(平4年卒=福岡・築上西)。今後の活躍に期待したい。一方、以前までなかなか勝ち上がれずにいた橋本星良(人1=茨城・土浦日本)は快進撃を見せる。2回戦ではかたさが残るなかタックルを決め、あすの3回戦へと進んだ。

大量得点も、まさかの相手に負けを喫した矢野

 86キロ級の堀江一馬(社3=富山・高岡商)は2回戦で逆転勝ち。第1ピリオド(P)ではバックポイントを2度も取られてしまい、0-4で試合を折り返す。しかし試合残り1分ほどに背後を取ったりローリングを決めたりと連続得点。それを皮切りに、堀江は反撃を開始する。40秒間にバックポイントを2回仕掛け、10-5で勝利する形となった。
注目のルーキー・米澤圭(スポ1=秋田商)、伊藤駿(スポ1=京都・網野)はこの日初めてインカレの舞台を踏んだ。両者とも2回戦をテクニカルフォール勝ちで終え、実力を存分に発揮した。

堀江は自ら攻撃を仕掛けにいった

 優勝候補の筆頭として挙げられている多胡島伸佳(スポ3=秋田・明桜)は順当に勝ちを収め、あすの4回戦に進出。特に試合の後半で安定した強さを見せるなど、昨年王者の貫録を感じさせた。きょうの全体の結果を「当然のことと言えば当然のこと」と振り返る山方監督。あすはきょう以上に厳しい試合が予想されるが、勝ち残った11名の選手それぞれの奮闘に大きな期待がかかったいま、一瞬たりとも目が離せない。

(記事 杉野利恵、写真 寺脇知佳)

結果

男子フリースタイル

▽57キロ

青木祐総(スポ3=岐阜・岐南工)  3回戦進出

伊藤奨(スポ2=長崎・島原)    3回戦進出

黒澤翔(スポ4=茨城・鹿島学園)  3回戦進出

藤川聖士(スポ3=長崎・島原)   3回戦進出

橋本                3回戦進出

矢野                1回戦敗退

▽65キロ

丸山大三郎(教3=埼玉・早大本庄) 2回戦敗退

米澤                3回戦進出

▽70キロ

伊藤駿               4回戦進出

斎藤隼佑(スポ1=群馬・館林)   棄権

多胡島               4回戦進出

▽74キロ

今村聖(スポ4=群馬・太田商)   3回戦進出

▽86キロ

堀江                3回戦進出

▽97キロ

土赤耕陽(スポ3=山形商)     3回戦進出

コメント

山方隆之監督(平4人卒=福岡・築上西)

――きょうを振り返って

13人中11人があしたの試合につながったので、全体としてはまずまずなのかなと。負けた二人に関しては、富三家の相手は負ける相手ではなかったですね。本当にバタバタした試合になっちゃったので、太田拓弥コーチとも練習では伸びているので結果も楽しみだと話していたんですけどもちょっと練習の内容を出さずじまいというか全然違うレスリングをして負けちゃって、残念だなと思いますね。大三郎(丸山、教3=埼玉・早大本庄)についても練習も一生懸命にやっていて練習で良いタックルも入ってるので勝ってくれるかなと思っていたのですが、やはり練習通りのレスリングができていなかったですね。かたくなってしまいああいう結果になってしまったのは残念ですね。

――矢野選手(富三家、スポ2=島根・隠岐島前)の試合は互角の戦いでしたが

試合の内容は互角なんですが、いまの富三家だったら互角以上に、もっと楽に勝てる相手だと思うので、敗因としてはやっぱりバタバタして自分のレスリングが出せなかったことと相手に合わしちゃったなというのが一番なのかなと思いますね。

――矢野選手が大量得点にも関わらずそれ以上に点を取られてしまった原因は

タックル入られた後の切りがちゃんとできていないですね。具体的に言うとタックルは正面に受けなきゃいけないんですけど自分で横を向いて相手に取らせるような体勢になっていました。基本のタックル切るところができていないということですかね。

――逆転勝利した堀江選手(一馬、社3=富山・高岡商)の試合を振り返って

堀江にも試合後に言ったんですけど、自分で攻めれるんだったら最初から攻めろ、逆に言うとあんなに点をやらずに最初から勝てるんだったら最初からやれということを思いました。

――他に印象に残った試合は

57キロ級の橋本星良(人1=茨城・土浦日本)がきょう2勝して、1試合目はガチガチではあったんですけども2試合目はかたさは残っていながらもタックルで点を取ったというところで、良く頑張っている1年生なので2勝して良かったなと思っています。

――4年生の二人については

4年生についてはもうわたしたちがとやかく言うというよりも最後のインカレ(全日本学生選手権)でどういう意気込みで挑むか。本人次第だと思うので。意気込みを持って臨んでいるとはきょうの試合を見ていて思いました。

――最終日に向けて一言お願いします

きょう11人が残って、まずまずはいったんですけども、当然のことといえば当然のことですね。あしたまた一試合一試合きょう以上に厳しい試合になると思うので本当の自分のレスリングを全部出し切って最終的には勝つ。みんなに対しても伝えました。