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2015.08.14

第69回全日本学生選手権 8月20~22日 新潟・リージョンプラザ上越

インカレ展望

 大学生最高峰の大会、全日本学生選手権(インカレ)が8月20日から新潟の地で開催される。早大が例年掲げている目標は、団体3位。おととしは4位、昨年は自校ベストを更新と快挙を成し遂げたが、わずか1.600点の差で3位入賞を逃した。あと少しで届きそうでここまで届かなかった団体3位。藤原昇平主将(スポ4=埼玉栄)が率いることしのワセダは長年の目標を達成できるか。

 藤原昇を除く団体メンバーは今のところ小倉佳祐(スポ4=千葉・習志野)、岸本邦秀(スポ3=兵庫・市尼崎)、近藤宏紀(スポ2=福井・鯖江)、竹中貴一(スポ2=福井・鯖江)、高橋一矢(スポ1=岐阜・中京)が、そして山岸拓十(スポ4=福井・鯖江)と浅野佑樹(スポ3=東京・明星)が補欠として登録されている。全日本種目別選手権で跳馬3連覇達成という偉業を持つ小倉、高いEスコア(出来栄え点)を誇り美しい体操が持ち味の岸本、昨年から大躍進を見せムードメーカーとしてチームを盛り上げている近藤、全種目の総合力の高さが自慢の竹中、高校のつり輪タイトルを総なめにしてきたルーキー高橋、粘り強さと繊細さを兼ね持った体操が武器である山岸、昨年はU―21日本代表にもなり豊富な経験と実力を持つ浅野。それぞれが異なる魅力を持っており、実力が拮抗(きっこう)しているためメンバー争いは今もなお難航している。団体メンバーが決定するのは、19日。ここまでメンバーが決まらないのは異例なことで、ことしの早大の選手層の厚さがうかがわれる。

海外試合も経験し高い実績を持つ藤原昇が、主将としてチームを引っ張る

 団体戦の前に行われる個人戦にも注目だ。個人での出場が決定している松田祐太(スポ4=埼玉栄)と佐藤崇太(スポ1=福井・鯖江)は、「自分たちがいい演技をして、団体戦にいい流れを作りたい」と共に口にしている。団体メンバーから外れ個人戦に出場することになる二人も、必ずやチームにいいバトンを渡してくれるだろう。団体メンバーだけでなく、個人メンバーを含めたチームワセダの団結力にも注目して欲しい。

部員全員が一丸となって団体3位を目指す

 団体3位を達成するには、いい雰囲気を保つことが必要だ。現在、団体3位に向けて選手たちの気持ちは皆同じ方向に向いているという。団体戦のローテーションは跳馬、平行棒、鉄棒、ゆか、あん馬、つり輪の順。最大の難関は一度の落下につき大幅の減点が伴う5種目目のあん馬だ。それまでの4種目でいい流れを作り、団体3位への気持ちを切らさずあん馬に臨むことができるか。昨年のインカレでもチームの絶対的エースとして活躍し、選手たちから絶大な信頼を得ている藤原昇率いることしのワセダならやってくれるはず。エンジの戦士たちの舞を絶対に見逃すな!

(記事 中村ちひろ、写真 三上雄大、中村ちひろ)