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2015.06.21

練習試合 対明大B 6月20日 東京・明大八幡山グラウンド

ミスが目立ち、明大Bに敗戦

 春の練習試合も6戦目。春シーズンも終盤に差し掛かっているなか連敗が続いている早大Bは、晴天の下で気持ちを新たに明大Bとの試合に臨んだ。幸先よく先制点を挙げそのままの勢いに乗りたいところだったが、事態は一転。ミスが目立ち、次々と失点を許してしまい5-38で前半を終えた。続く後半も多くのチャンスをものにできず、12-64で試合終了。連敗を止めることはできなかった。

 試合開始後、先手を取ったのは早大Bだった。「よくできていた」とプロップ永井隆平(教2=東京・早実)が振り返るようにアタックが機能。BKも流れに乗り、WTB山川慶祐(社3=東京・早実)が華々しくインゴールに飛び込んだ。しかし、前半13分、ターンオーバーを許しそこからトライを献上。そして続く33分にもキックカウンターを決められ、左サイド、敵陣から自陣への独走を許すなど点数の差はみるみるうちに開いていく。そして前半終了間際にもミスから相手にボールが渡るとディフェンスラインを突破され、そのまま失トライ。要所要所で細かなミスが響き、終始明大Bに圧倒される形で前半を終えた。

積極的なプレーで、トライを挙げた滝沢

 後半、なんとか流れを変えたい早大は、開始早々裏のキックへの対応に焦った明大Bのミスを逃さず拾い、CTB滝沢祐樹(基理4=福島)がトライ。難しい角度からのキックもしっかりと決めた。続けて2トライを返されてしまうが、その後は敵陣でボールをキープし、一進一退の均衡状態が続く。しかし、ここでも早大Bの首を絞めたのは、やはり自らのミスだった。32分、SO近辺で突破を許すと、明大Bのサポートを止めきれずそのままインゴールを明け渡す。加えてその後もラインアウトからのモールでダメ押しの1トライを奪われ、最終スコア12-64で試合終了。大差での敗戦となってしまった。

スクラムでは劣勢を強いられた

 「前に行く気持ちが足りなかった」(フランカー寺川賢太ゲームキャプテン、スポ4=福岡)。得点のチャンスは多く見られたものの、小さなミスがチームの明暗を大きく分けた。滑り出しは良いが、その後の集中力欠如によるミスの多発もこの春を通して見えてきた課題の一つだ。次戦は、春シーズンに予定されている最後の試合、慶大B戦。気持ちを切り替え、どこまでチームとして仕上げていけるか――。早大Bは、まさに正念場を迎えている。

(記事 寒竹咲月、写真 橘高安津子、小川由梨香)



練習試合
早大B スコア 明大B
前半 後半 得点 前半 後半
38 26
12 合計 64
【得点】▽トライ 滝沢、山川 ▽ゴール 野口
※得点者は早大のみ記載
コメント

フランカー寺川賢太ゲームキャプテン(スポ4=福岡)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

きょうは前に出るということをテーマにしてやったんですけど、そこが出来なかったです。

――出来なかった要因は何だったのでしょうか

ハーフタイムに後藤さん(禎和監督、平2社卒=東京・日比谷)にも言われたんですけど、前に行く気持ちが足りなかったです。

――新たに見つかった課題はありますか

前にも言ったように前に出ることを意識して臨んだんですけど、そこが出来なかったので新たな課題というのはありません。後藤さんに指摘された通り、決められた課題を成功する失敗する関係なくやり切らないと新たな課題も出てこないと思うのでそこは全然だめでした。

――チームの雰囲気もあまり良くなかったということですか

そうですね。

――序盤はアタックが良かった印象を受けましたが、それについてはいかがでしたか

毎回同じ反省になるんですけど、ゲームの入りは良かったと思うんですが、そこで取り切ったあと集中力を欠くプレーが見られて、そこで自分たちのミスから点をとられたりミスを重ねていったりと弱さが今回の試合でも出てしまいました。

――春シーズンが終盤に差し掛かってきましたが、振り返っていかがでしたか

今シーズンからポッドラグビーというのを始めようということになって、色々システムも変わっていったんですけど、大きな収穫が得られていないというのが悔しいです。

――次戦慶大戦への意気込みをお願いします

試合後に後藤さんの話でもあったんですけど、来週の試合がラストなので死に物狂いであと一週間練習したいと思います。

SH吉岡航太郎(スポ2=国学院栃木)

――この試合はどのような意気込みで臨みましたか

ずっとAチームだったんですけど、前回の試合で落ちてきょうはBチームだったので、あと春シーズン来週の慶大戦しかなくて、きょう頑張らないと次またAチームで出れないので、いつも以上に覚悟して頑張りました。

――新たな課題は見つかりましたか

個人というよりはチームとして練習してきた事ができなかったので、それをコントロールしないとなと。(SHは)そういうポジションなので、コントロールする力をつけなければいけないと思いました。

――接点で押されている印象でしたが、その点はいかがでしたか

明大は強いとわかっていたので、それなりの覚悟はしていたんですが、やはり強かったです。

――春シーズンもそろそろ終わりますが、夏に向けて、春の振り返りと意気込みをお願いします

ずっとAチームに出させてもらえていたんですけど、きょうはBチームになってしまったので、これからもAチームで出続けるために、次の試合絶対に良いパフォーマンスをしたいです。

FB鈴木亮(教4=神奈川・桐蔭学園)

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

自分が入って試合の流れを変えれたらいいなと思いました。しかし、思うようなプレーができず、まだまだだなと思いました。

――どのような意気込みでこの試合に臨みましたか

春シーズンは今日を含めて残りわずか2試合なので、制限である30分のうちできるだけアピールをしようと思いました。

――課題は見つかりましたか

自分の持ち味であるキックだったりランが活かせませんでした。来週の慶大戦に向けて、また頑張っていこうと思います。

――きょうはケガ明け初めての試合でしたが、ケガの状態などいかがでしたか

本当は春シーズンは絶望的だと言われていましたが、多少痛みのあるなかで出場しました。30分という制限時間の中で、ほとんど痛みも無くできたので、来週も出れればいいなと思っています。

――来週の慶大戦に向けて、意気込みをお願いします

自分の持ち味であるキックとランをみせたいです。

プロップ永井隆平(教2=東京・早実)

――この試合を振り返ってみていかがでしたか

フィジカルでどこまでいけるかなと思って試合に臨んだのですが、やられるところもあったなかでも、そこまで絶望的ではなかったかなと思います。

――ボールキャリアーとして相手と体を当てる場面が多かったと思いますが、その点に関してはいかがですか

奇跡的に多かったですね。キャリアーとしてもらうときに、大声を出してSHにここだ、というのを示すということと、(ボールを)もらったあとに絶対に引かない、次に活かせるボールを出すということを意識していました。

――その意識していた部分について、ご自身ではどう評価されていますか

一球だけすこし乱れたのがあったのですが、他はうまくできていたと思います。

――セットプレーについてお聞きします。ラインアウトとスクラムが大きく乱れていたように見えましたが、いかがですか

スクラムについては、ファーストスクラムは良かったのですが、その後がだめだった理由としては集中力が切れてしまったということと、普段の形で組むことができなかったということが原因ですかね。

――この試合で出た課題などはありましたか

やはりスクラムですね。安定した組み方をいつでもできるようにしていきたいです。

――序盤はアタックがうまくいっているように見えましたが、要因などはあったのでしょうか

そうですね。アタックの面に関して言えば良くできていたと思うのですが、ボールがいきなり切り替わったとき、ターンオーバーされてディフェンスになってしまったときに対応出来ていなかったのは反省ですね。

――春シーズンも終盤となりましたが、これから続いていく夏や秋に向けてなにか意気込みなどはありますか

とにかく赤黒、Aチームですね。今は下位チームですが、頑張っていきたいと思います。