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2015.06.20

第35回全日本大学王座決定戦 6月17・18日 東京体育館

天理大、福岡大を撃破し決勝トーナメントに駒を進める

 今シーズン初の全国規模の大会である全日本大学王座決定戦が東京体育館にて開幕。予選リーグは天理大、福岡大と対戦し、それぞれ2-1、3-0で勝利を飾る。決勝トーナメントへの切符を手にし、5連覇に向け好スタートを切った。

 予選1日目は天理大と激突した。1番手には小林奈央(スポ4=香川・尽誠学園)・佐々木聖花(スポ2=東京・文大杉並)組が登場。小林は大会前に行われた日本代表合宿でケガを負っての出場となったが、まったく衰えを感じさせない気迫のこもったショットを打ち込む。そんな小林に呼応するように、佐々木も積極的なプレーを連発。得意のバックボレーでポーチに飛び出し得点を重ねる。「自分の思った通りのプレーができた」(佐々木)。終始リードを奪い、ゲームカウント4-0で勝利。シングルスでも平久保安純(社2=和歌山信愛)が4-1で相手を振り切り早大の白星を飾った。

ハイタッチする小林(右)と佐々木

 2日目は男子部と同じく九州地区代表・福岡大との一戦に。小林・佐々木組はファイナルゲームにもつれ込むも何とか逃げ切り一勝。平久保も順当に相手を打ち破り、2年生ながら全国屈指のシングラーの実力を見せつけた。最後にコートに立ったのは永井里佳(スポ3=東京・文大杉並)・小泉友梨恵女子主将(社4=和歌山信愛)組。天理大戦で唯一敗北を喫しただけに、予選リーグ最終戦にかける思いはだれよりも強かった。「きのうの反省点を生かして受け身にならないよう、向かっていく気持ちを持って臨んだ」(永井)。ダブル後衛に左右に振られ、苦しい場面も見られたが懸命にロブでボールをつなぎ何度も体勢を立て直す。得意のシュートボールでミドルへ攻め込み、浮いた球をトップ打ちでショートクロスへ。要所で小泉がボレーを決め、4-0のストレートで勝利を収めた。

シュートボールを打ち込む永井

 決勝トーナメント初戦の相手は国立台湾体育大学(台湾)。ナショナルチームに所属している選手も在籍し、激戦が予測される。しかし、女王・ワセダが後手に回ることは許されない。「自分たちが勝ちを獲る」(永井)。静かな闘志を内に秘め、決勝トーナメントに進む。

(記事 三佐川唯、写真 丸山美帆)

結果

▽女子部

早稲田大学○ 2-1 天理大学

小林・佐々木○ 4-0 久木・坂本

平久保安純○ 4-1 村上香穂

永井・小泉● 2-4 中平・片山

早稲田大学○3-0福岡大学

小林・佐々木○ 4-3 相野・越智

平久保安純○ 4-1 真島史歩

永井・小泉○ 4-0 川道・永末

コメント

永井里佳(スポ3=東京・文大杉並)

――5連覇がかかる大会ですが、意気込みは

きょねんもキャプテンと組んで試合に臨んだんですけど、ことしもキャプテンと組んで試合に臨むということで、やはり4年生の気持ちも背負って、すこしプレッシャーはあるんですけど、自分らしいプレーができるよう頑張ろうと思っています。

――自分らしさというのはいったい何でしょうか

私は結構打って、シュートで攻めていくタイプなので気持ちで受けちゃうと、強いボールも打てなくなってしまうので気持ちをまず大事にして、自分の持ち味であるシュートボールを使って前衛も生かしつつプレーしていきたいです。

――予選リーグの総括をお願いします

きのうは自分のプレーができなくて少し受けてしまった部分があると思うんですけど、必ず負けるときはそういったプレーなので、一番に受け身にならないという反省点をきょうは生かして、しっかり向かっていく気持ちを持ちました。何か1つやることを先輩と決めて、それがしっかりできたのできょう勝てたのではないかと思います。

――きのうからの切り替えとして話し合ったことは

ポイント取られるにつれて焦る気持ちがあって、お互いに焦ってしまうので、まずは勝っているときも負けているときも落ち着いて何か1つやることを決めてプレーしようという風に先輩と話しました。

――福岡大の対戦相手はダブル後衛でした

戦術としてはセンターに私が打ち込んで、チャンスボールが来るまでとりあえず待って、チャンスボールが来たらクロスか逆クロスにはじくっていうのを意識していました。その、相手の上げそこないのボールを友梨恵先輩にしっかり決めてもらおうと思って。

――その戦略の手ごたえはいかがでしたか

はい、よかったと思います。試合中にしっかり話し合ったので。

――苦しめられた点などは

こっちが打ち込んだボールに対して、相手がダブル後衛なので全部つないできて、それが前衛が結構動きにくい展開になってしまったので、その時ラリーが続いて結構苦しかったです。

――左右に振られる場面もありましたね

動かされているときに負けるときはいつもこっちから体制が崩れているのにうとうとしてしまってミスなどが続くので、打てるボールになるまで動かされてもつなげて粘ることを意識しました。

――あしたの意気込みをお願いします

あしたは台湾なんですけど結構ナショナルチームとか入っているチームなので3番に回ってきたときに受け身にならず、自分たちが勝ちを獲るという気持ちを持って戦っていきたいです。

佐々木聖花(スポ2=東京・文化学園大学杉並)

――五連覇がかかった大会ですが、予選リーグにはどのような気持ちで臨みましたか

一日一試合しかないため、全てが初戦になります。すごく緊張しましたが、きょねんも経験しているので、試合をやっているうちに緊張がとれて自分らしプレーができました

――先日の試合ではスマッシュを決めるなど調子が良いようでしたが

自分の思うようなプレーができたのと、後衛のペアの配球に合わせて動けたので良かったと思います。

――本日の試合を振り返って

知っている相手だったのでやりづらいというのはありましたが、途中で弱気になると点をとられてしまうことがあったので、あしたの試合では強気を忘れずにしっかりサーブレシーブからできたらいいと思います。相手にロブが多かったので展開の中からシュートを打ってくるのを見極めて受けたり、サーブからのポジションの移動もできました。

――本日の相手とは過去に対戦されたことがあるのでしょうか

高校のときは違うペアで対戦したことが何度もありました。勝ったり負けたり、五分五分でしたね。

――予選リーグを通して見つかった課題は

ゲームの入りが悪く、先にポイントをとられてしまうことです。先に先に怖がらない
でたたみかけていけたらいいと思います。

――あしたへの意気込みをお願いします

五連覇がかかっているので、しっかり自覚を持って戦っていけたらいいと思います。