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2015.06.03

春季早慶定期戦 5月31日 埼玉・早大所沢テニスコート

早慶戦を制し、王座に弾みをつける

 5月31日野球とは別に、所沢テニスコートでもう一つの早慶定期戦(早慶戦)が行われた。数人、主力を欠いた中での戦いだったが、男子部は6-1、女子部は3-0で勝利。早大の層の厚さを見せつけた。

 最初に登場したのは飯沼鉄雄(教3=千葉黎明)・田口将(社1=宮城・東北)組。序盤に流れをつくれず、0-3で相手に先行を許す。しかし第4ゲーム目、田口のポーチボレーがコートに突き刺さると、それを皮切りに積極的なプレーを展開。2ゲーム奪取し、2-4に。しかし、最終ゲームではミスが目立ち、挽回できないままに敗戦を喫した。その後は順当に白星を飾り、5連勝。最終戦は 名取敬恩(スポ3=秋田・大館鳳鳴)・加藤顕成(スポ3=広島翔洋)組が登場。第1ゲームから、名取の力強いストロークで浮いたボールを逃さず加藤がボレー。次々と連取し4-1で王手をかけた。しかし、カットレシーブがネットに掛かるなど攻める姿勢はあるものの、ポイントを取り切れない。「集中力が切れてしまった」(加藤)。そのまま、慶大に2ゲーム挽回を許す。しかし、早大は強かった。チェンジサイズの際にしっかりと気持ちを引き締め直し、最後は加藤がボレーを決めゲームセット。5-3で早慶戦を締めくくった。

最終試合を勝利で飾った加藤

 

 女子部は3-0で勝利を収めた。一番手に登場した、小林奈央(スポ4=香川・尽誠学園)・佐々木聖花(スポ2=東京・文大杉並)組が5-1で勝利すると、続く木村日奈(長野・高崎建大高崎)・安保利里那(岩手・盛岡女子)組も相手を0で振り切る。「常に必死だった」と試合を振り返る安保だったが、鋭いボレーを連発し勝利に貢献した。全組とも早大が勝利を挙げたが、中には手こずる試合も。最終戦には永井里佳(スポ3=東京・文大杉並)・小泉友梨恵女子主将(社4=和歌山信愛)組が登場した。先に早大が1、2ゲームを連取し、滑り出しは上々。しかし3ゲーム目で0−4とストレートで1ゲームを許してしまう。その後、永井が強気なストロークで相手を崩し、ゲームカウント3-1で再びリードを奪った。しかし、第5、6ゲームでは相手前衛に先に勝負を仕掛けられ、主導権を握られる。「ゲームが取られるにつれて相手も強気になってきて」(小泉)。小泉もボレーを必死につなぎとめるものの、浮いたボールを打ち込まれ3-3、勝負の行方はファイナルゲームへ。勢いに乗る慶大を前にネットやアウトなどといったミスが重なり、なかなか勝負を決めることができない。7−5でゲームセット、最終的には勝利となったが、「もう少し競らずに勝てる相手だった」と小泉は語る。女王を目指す早大にとって十分とは言い難い試合内容だった。

粘り勝ちした小泉

 
圧倒的な差を見せつけたものの、内容にはいまだ課題が残る。「どのペアもほかのペアに甘えずやりきることが大切」(小泉)。これからの全国の強豪が結集する戦いでは一戦一戦の重みが増す。6月中旬に控える王座までにどれだけ完成度を高められるか。王者のプライドにかけ、頂点の座は譲らない。

(記事 三田侑実、三佐川唯、写真 三佐川唯)

結果

▽男子部
早稲田大学○6-1慶應義塾大学
飯沼・田口●2-5白石・浜高
松岡・井山○5-2伊藤・竹田
船水雄・九島○5-1福士・高柳
船水颯・星野○5-0武本・伊東
高倉・佐藤○5-2新保・二木
山根・大津○5-4芳村・松野
名取・加藤○5-3相川・矢崎

▽女子部
早稲田大学○3-0慶應義塾大学
小林・佐々木○5-1増子・熊林
木村日・安保○5-0黒見・千野
永井・小泉○5-4大久保・船津

コメント

小泉主将(社4=和歌山信愛)

――きょうの試合はどのような意気込みで臨みましたか

チーム全体としては、向かって来られる試合になると思うので、しっかり自分たちからも攻めのテニスができるように、応援も選手も元気よくやるということを目標にしてやっていきました。

――サーブレシーブが課題だとおっしゃっていましたが、きょうの試合はいかがでしたか

私だけではないと思うんですけど、取られるゲームはサーブが入らなくて、セカンドからゲームが入ってしまって、そのゲームは取られてしまったりとかがあったので、その辺はもう一回確認していかないとなと感じました。

――3ゲーム目で0−4で負けてしまい、次の4ゲーム目では4−1で奪い返しました。どのように気持ちを切り替えましたか

サービスゲームでとられてしまったので、レシーブゲームのときはしっかり自分たちから先に相手の後衛を破ったりとかして、次のボレーまでをしっかりペアで考えてやっていきました。そうすることでそんなに迷わずにできたんじゃないかと思います。

――ファイナルゲームの前には監督からどんな言葉をかけられましたか

展開に関しては特に言われてないのですが、足が動いていないところなど、技術的な部分を指摘されました。基本をもう一回思い出してやらないといけないと言われました。

――相手とラリーが続く場面が多かったですが、互角な相手だと感じましたか

もう少し競らずに勝てる相手だったと思います。ゲームが取られるにつれて相手も強気になってきて。気が抜けたとかではないんですけど、それで競ってしまったのかなと思います。

――チームの雰囲気はいかがでしたか

最近団体戦の試合が多くて、きのうの練習のときも雰囲気はよくて、その時以上に良くしていこうという感じでした。きょうは人数が少なかったんですけど、その中でも応援をしっかりしてくれたりだとか、そういう点は良かったと思います。

――ご自身の今後の課題は

後衛が打ち込む時に、相手の後衛が体勢を崩して上がってくるボールとかがあるんですけど、今はそれを力が入って体を硬くして待ってしまって、狭く覆う形になってしまうので、もう少し広く構えて、そういったボールにも対応できたらいいんじゃないかと思います。

――チーム全体としての課題は

これから王座、東インカレ、インカレと学生の大会が続いていくんですけど、どの試合も向かって来られる試合になると思うので、いかに技術的にも自信をつけて、1ゲーム目から先に自分たちのペースにもっていけることが大事かなと思います。1ゲーム目を取られると後手になって自分のやりたいことができなかったりとか、向かって来られる相手につけこまれてしまうと思うので。

――次戦に向けての意気込みをお願いします

東日本インカレはこのチームになってから初めての選別戦で、3本で誰かが負けるまで試合に入る形なので、どんな状況になるかわからないんですけど、その中で1ペア1ペアが気を抜かずに1試合に集中していくことが必要なのではと思っています。どのペアも他のペアに甘えずにしっかりやりきるということが大切なんじゃないかと思います。

安保利里那(スポ3=岩手・盛岡女)

――きょうの試合にはワセダの代表としてどのような意気込みで臨みましたか

主力メンバーが何人かいない中で出させていただいて、プレッシャーとか緊張もあったんですけど、代表として出るからには向かっていく気持ちをしっかりともって、とりあえず体を動かして入ろうと思いました。

――ボレーを何度も決めていましたが、それについて

私たちのペアの特徴は、相手の特徴を早めに見抜いて、それに合わせて打っていこうという感じでいつもやっているんですけど、1、2ゲーム目で、(ペアの)二人でこう打ってくるね、と相談して、相手後衛が打ってくるボールの対策を練ったからだと思います。

――ストレート勝ちでしたがいかがでしたが

常に必死だったので、ゲームを通してというよりは一本一本とろうという気持ちが強かったので、ストレート勝ちというほどの余裕はなかったです。緊張しました(笑)

――きょうの試合で見つかった課題はありましたか

相手がダブル後衛のときに、カットサーブの返球を上手くなりたいなと思いました。それ以外は自分の後衛がしっかり打ってくれたので、自分にもチャンスボールが上がってきたので、良かったと思います。

――次の東インカレに向けての意気込みをお願いします

関東選手権に進めるのがベスト32以上になるので、それ以上に進めていけたらなと思います。

加藤顕成(スポ3=広島翔洋)

――本日の試合を振り返って

7本の試合だったんですけど、結果的に6ー1と言うことで冬にやってきた成果が出たと思います。

――ご自身の試合はいかがですか

僕自身、風邪で体調崩していてきのうも休んでいたんですけど、いままで練習してきたことをやろうとおもって。まあまあ良く動けたなと思うので、東日本インカレや王座に向けて良い調整ができたかなと思います。

――ボレーがしっかり勢いを止めて決まっていました

いま、風があるときに足を動かすということを意識していて、風上風下を頭に入れなが向きを考えてどのようなボールが有効なのか常に考えることができたかなと。

――4ー1でリードしてから、追いつかれる場面がみられました

集中を切らしてしまって、2ゲーム3ゲーム落としてしまいました。ちょうど風上から風下に変わる時だったので、このゲームしっかり取ろうと考えていました。

――落としたゲームでは、名取さんのツイストなど仕掛けた上でのミスといった気がしました

そうですね、気持ちの面では強気で。4-1でリードしていたので色々試そうかなと。名取からも試すということを試合前に言われていたので。「やりたいこと、やって良いよ」と言ってたので少々ミスしてもまあ気にせずやることができました。

――3年生になって、部を引っ張る立場になりましたが、心掛けていることは

そうですね、1年生の面倒を見つつ4年生のサポートをしなければいけないのが3年生だと思っています。周りを見るのも大切ですが、そこで自分の練習もしていかなければいけないなと思っていて、3年生は仕事がない分、練習に集中できるので平常練習から居残りで練習したりアドバイスしたり、自分より上手い人からアドバイス逆にもらったり、ことし1年勝てるよう努力しています。

――次戦への意気込みをお願いします

王座は4ペアと1つのシングルで戦って、きょねんおととしと優勝していて、ことし3連覇が懸かるので、きょねんは出場させていただいたのでことしもレギュラー勝ち取って、優勝に貢献したいです。
東日本インカレは団体戦は出れるか分からないんですけど、いつでも出れる準備をして、きょねんは中央に負けているのでことしはリベンジという形で頑張りたいです。

星野慎平(スポ1=奈良・高田商)

――試合を振り返っていかがですか

早慶戦ということでずっと勝ってきた相手なので負けるわけにはいかないなと。あとは1番が負けて2、3と良い流れできたのでそれを止めないように。

――ワセダの主力選手として色々な大会に出られていますが学校の代表として出ることに対して何か思いはありますか

そうですね、まだ団体戦では負けてないのでこれからも東日本インカレとか続くので負けないようにしたいです。

――船水さんとのコンビネーションはいかがですか

大学から組んでるんですけど、あいつ上手いんで。走って取ったりしてくれるので、後ろ任せて、まあいいペアです。

――大学在学中の目標は

団体戦で負けなしです。小中高と個人で優勝してるので、大学でも個人優勝したいです。

――次の大会への目標をお願いします

きょねん、ワセダが優勝してるのでことしも優勝できるようにしたいです。