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レスリング部

2015.05.21

東日本学生リーグ戦 5月21日 東京・駒沢体育館

専大と日大に敗戦 悔しさが募る

 初日の対国士舘大戦で負けを喫し、予選リーグ2位が決まった早大。東日本学生リーグ戦(リーグ戦)2日目以降は、各グループ2位となった大学同士で試合を行う。きょうの対戦相手は専大と日大。何としても闘魂を見せつけたかった。しかし、どちらも無念の敗北に終わってしまう。どうしても勝ち切れないというもどかしさが残った。

 1戦目は専大に挑んだ。切り込み隊長は黒澤翔(スポ4=茨城・鹿島学園)。見事テクニカルフォール勝ちを決め、良いかたちでの滑り出しとなった。しかしそうは言っても苦しい展開へ。74キロ級の斎藤隼佑(スポ1=群馬・館林)は第1ピリオド(P)後半にローリングの快進撃を食らう。2Pでは後ろに回られ、フォール負けを喫した。そして本来の階級より上の86キロ級で出場したのは多胡島伸佳(スポ3=秋田・明桜)。終始様子をうかがう試合を繰り広げた。相手に警告を与え、2P後半までは2-0。そして自分にも警告が与えられる。さらには足を取られそうになるも、最後まで逃げ切ることに成功。2-1で試合は終了した。さて、勝ち切るためには白星があと1つ必要だ。最重量級の堀江一馬(社3=富山・高岡商)は、体力の面で上回ることができず、テクニカルフォールで負けてしまう。「攻める姿勢がないまま負けてしまった」と山方隆之監督(平4人卒=福岡・築上西)が評するように、積極的に攻勢に出ていきたい。先日の国士舘大との試合同様、わずかに及ばなかった。

追い込まれてしまった斎藤

 このままでは終われない。勝ちにいく気持ち十分で挑んだ2戦目の対日大戦。黒澤は1P残り30秒、バックとローリングを一気にかまされてしまう。4ポイントを失い、後がない状況に。2P2分38秒までの時点で3-4。残すは22秒のみ。試合は展開するのか、それとも終了の合図が鳴ってしまうのか――。間もなく、黒澤が相手に飛びかかった、ローリングでポイントを奪いにかかる。終わってみると、結果は5-4。またも序盤から白星を獲得し、雰囲気を良好なものとした。その雰囲気もつかの間、対専大戦に続いて斎藤が再びフォール負けを食らってしまう。本来の階級である74キロ級に戻して出場した多胡島も、接戦の末に悔しい負けかたで試合を閉じた。ラスト、重量級の2人もテクニカルフォール負け。部員たちの顔が曇った。勝ちたい気持ちがどうしても勝ちにつながらない。残念な結果に終わった。

ラスト数秒で反撃に出た黒澤

 あすはいよいよリーグ戦最後の試合、対明大戦に臨む。勝ちにこだわる気持ちや、きのうときょうで味わった悔しさをどうぶつけられるか。「勝って終わろう」(山方監督)。チーム一丸となり、あすこそ笑顔で試合を締めくくりたい。

(記事、写真 寺脇知佳)

結果

1回戦 ●早大3−4専大

2回戦 ●早大2−5日大

コメント

山方隆之監督(平4人卒=福岡・築上西)

――対専大戦を振り返っていかがですか

黒澤(翔、スポ4=茨城・鹿島学園)が良い出だしで、吉川(航平、社3=秋田商)も負けはしたんですけどガツガツとした試合をしてくれたので、雰囲気的には良い感じでした。専修については、きのうの試合が終わったあとにどう切り替えるか、というところで挑んだ試合です。結果的には勝ちきれない試合になってしまいました。今回は1年生を3人出して、米澤(圭、スポ1=秋田商)は良い試合してくれました。伊藤(駿、スポ1=京都・網野)と斎藤(隼佑、スポ1=群馬・館林)については、やはりちょっと体力的な差があって勝ちきれなかったんですが、自分から攻める姿勢というのがあり、負けはしましたが勉強になった試合だったのかな、と思います。多胡島(伸佳、スポ3=秋田・明桜)は本来の階級より上の86キロ級で出場しました。これは太田拓弥コーチといろいろ考えた中、イレギュラーなメンバーでいったなかで、多胡島はよく勝ち切ってくれたな、と思います。堀江(一馬、社3=富山・高岡商)については、試合後にも言ったんですけど、攻める姿勢がないまま負けてしまったので、負けてもいいから攻めて欲しい、と。全体的には勝ちきれなかったので、チーム全員で何としても勝つぞ、と。勝って終わろう、という話をしました。

――対日大戦についてはいかがですか

日大も同じように黒澤、米澤と良い感じに試合を運びました。斎藤も負けはしたのですが、十分勝てる試合だったので、残念な結果になってしまったかな、と思います。ただ腕を取られたままにしていたなど、相手のほうが一枚上手だったかな、と思います。多胡島については、勝たなきゃいけない試合ですし勝てる試合なんですが、審判に間違いがありました。多胡島は勝っていると思っていて点を取らなかった。試合が再開された時に、赤が勝ってるよ、ということを審判の方から言われたので、勝ってると思って最後取りに行かなかった。多胡島本人が一番悔しいと思いますが、ルール的に言うと負けているので、勝ち負けをひっくり返すこともできないので、なんとかうまく消化して欲しいですね。堀江は気持ちは出してくれたのですが、やっぱり相手も強い選手だったので、厳しかったです。

――昨年と比べて今季の調子はいかがですか

2日間を終え、あすの明治に勝って、昨年と同じ7位になります。結果的に言うと変化はないですね。1年生が3人でて、チームの戦力として頑張ってくれてる、というのはきょねんと比べると大きく違うところですね。

――最後の明大戦に向けて一言お願いします

きのうから勝つぞ勝つぞと言っていて、なかなか勝ちきれないので、部員たちも沈みがちになっています。ですが最後の試合、内容はともかく勝ちにこだわって、勝って終わりたいですね。勝ちにうまく切り替えられるよう期待しています。