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2015.05.18

春季リーグ戦 5月17日 神宮球場

継投で逃げ切り2連勝、法大に並び2位に/立大2回戦

立大2回戦
慶大
立大
(慶)小原大、○三宮、加藤拓—小笠原
◇(三塁打)小笠原

 前日は加藤拓也(3年)の好救援と本塁打、投打にわたる活躍でなんとか接戦を物にした慶大。そしてきょうも好投を見せた投手陣は序盤からの継投策で立大打線に的を絞らせない。一方打線も少ない好機を得点に結びつける。2―1ときのうに引き続き苦しい試合展開だったものの、優勝圏内にしがみつく大きな2連勝となった。

 安打で出塁すると足を生かし、つなぐ野球で立大投手陣を攻めた慶大打線。2回、好調の山本泰寛(4年)の中安を皮切りに打線がつながり、1死二、三塁と好機を演出する。続く小笠原知弘(4年)の内野ゴロの間に三塁走者がかえり、先制点を手にした。5回にも四球で出塁した梅野魁土(4年)が積極的な盗塁を見せると、今週末、2試合で計5つの四死球と我慢が続く3番・横尾俊建主将(4年)に打順が回った。リードを広げたい――チーム全員の思いを背負い、打席に向かう。すると5球目、大きなスイングでとらえた打球は左前へ。貴重な追加点をプレゼントした。1点を加えて2点差とし、さらにその差を広げたい慶大。しかし、代わった立大エース澤田圭佑を前に要所での一本が出ず、追加点は奪えなかった。

貴重な追加点を奪取し、喜ぶベンチ

 緊迫した展開の中、失点の許されない投手陣は継投で踏ん張り、なんとか逃げ切った。先発の小原大樹(3年)は四球で毎回のように走者を出すものの、打たせて取る安定した投球で3回を無安打に抑える。きのう先発した三宮舜(4年)にスイッチすると、その三宮も5回には2者連続三振など好救援。そして終盤、きょうもマウンドには加藤拓也(3年)が上がった。持ち前の速球で相手打線を完全に封じたいところだったが、立ち上がりを狙い打たれた。連打で得点圏に走者を進められると、さらに犠打、四球で満塁のピンチを招く。制球に苦しみ、続く打者には暴投。1点を献上しなおもピンチは続く。しかしその後は最速149キロのストレートで2者連続三振に切り抜ける。リーグトップの36個目の奪三振で試合を締めくくった。

気迫の投球を続けた加藤拓

 ロースコアでの試合を制し、スタンドを大いに沸かせた今カード。1点の重みを十分に味わった戦いで、慶大ナインの信頼関係もより一層増したことだろう。この連勝で、法大に同率2位と並び、首位の早大を追いかける状況となった。残すカードは伝統の一戦、早慶戦のみ。好調の梅野に続き横尾、谷田成吾(4年)らの強打線がリーグ屈指の左腕へと成長した大竹耕太郎(スポ2=熊本・済々黌)へ挑む。またエース加藤拓を始め、慶大投手陣は脅威の稲穂打線を抑えきることができるのか注目が集まる。優勝に向け、陸の王者に敗北の2文字は許されない。

(記事 難波亮誠、写真 網代祐希、上田密華)