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2015.05.07

春季リーグ戦 5月9〜10日 神宮球場

法大戦展望

 開幕カードの東大戦で連勝すると、続く立大戦では稲穂打線が爆発し、立大のエース澤田圭佑を打ち崩した早大。5試合を戦っていまだ負けなしという幸先の良いスタートを切った。迎える第3節で対戦するのは、勝ち点3と現在首位の法大。先週末、昨季王者の明大に連勝するなど波に乗っている。勢いのあるチーム同士の対決となるが、勝ち点を奪取し、優勝に向けて一歩リードを奪うことができるだろうか。

  投手陣では若手の活躍が光る。第1先発が予想されるのは、大竹耕太郎(スポ2=熊本・済々黌)。立大1回戦では相手打線を3安打に抑える好投で、現在リーグ1位の防御率を誇っている。また、自身を援護する本塁打を放つなど、打撃でも力を発揮。投打共に存在感を見せつけチームに貢献している。またルーキー小島和哉(スポ1=埼玉・浦和学院)にも注目が集まる。立大2回戦、同点に追い付かれた大ピンチのときに登板。しかし1年生ながら冷静さを失わず、2者連続空振り三振で切り抜けた。第3戦ではリーグ戦最長3回を投げ、ここまで春季リーグ戦(リーグ戦)では無安打無四球無失点と調子は非常に良い。持ち前の度胸を武器に、堂々とした投球で試合の流れを引き寄せる。

いまだリーグ戦無失点の小島

 一方の野手陣で目立つのは、4年生の活躍。その筆頭は現在打率リーグ1位の道端俊輔(スポ4=智弁和歌山)だ。ここまで10安打と打率は5割を超えており、安定感のある打撃でチームをけん引している。先週末からスタメンに復帰した茂木栄五郎(文構4=神奈川・桐蔭学園)も好調を維持。不動の4番・丸子達也(スポ4=広島・広陵)もさらに調子を上げており、立大3回戦では自身にとってリーグ戦初となる本塁打を放った。主砲として、指揮官からの信頼も厚い。河原右京主将(スポ4=大阪桐蔭)も立大2回戦で満塁本塁打を放つなど、ここぞという場面での勝負強い打撃に大きな期待がかかる。

 対する法大は、これまで3カード全てで勝ち点を奪取し、首位に立っている。ことし就任した青木久典新監督は、学年にとらわれず実力のある選手を登用。チーム内での競争も増し、好循環を生んでいる。ルーキーながら開幕投手を任され、強打の慶大を抑え込んだ森田駿哉ら、盤石の安定感を誇る投手陣。現在打率リーグ3位の蔵桝孝宏、佐藤竜一郎も脅威となる。そして力のある選手が多く揃う法大を率いるのは吉永健太朗(スポ4=東京・日大三)の高校時代のチームメイト・畔上翔主将。自身は打撃不振に苦しみながらも、部員をまとめあげている。ことし創部100周年というメモリアルイヤーを迎えた法大野球部。節目の年に優勝するという明確な目標の下、チームの一体感はよりいっそう高まっている。

主将としてチームを引っ張る畔上(法大)

 リーグ戦首位攻防戦となる今週末。ここで勝ち点を得たチームは、優勝にかなり近づく。まずは第1戦で確実に勝利を収め、法大の勢いを食い止めたいところである。昨年度は春秋共に法大に連勝して勝ち点を挙げている早大。決して相性は悪くないはずだ。先発陣や上位打線が、試合序盤からしっかりと実力を発揮できるかがカギとなりそうだ。負けられない一戦が、まもなく始まる。

(記事 網代祐希、写真 藤川友実子、杉田陵也)

東京六大学春季リーグ戦星取表
明 大 早 大 立 大 慶 大 法 大 東 大 勝ち点 勝率
明 大 5/16、17 5/23、24 ●5−8○7−0●1−2 ●5−6、●8−10 ○2−0、○7−0 .429
早 大 5/16、17 ○3−2△6−6○9−0 5/30、31 5/9、10 ○5−2○9−0 1.00
立 大 5/23、24 ●2−3、△6−6、●0−9 5/16、17 ○8−1、●0−3、●3−7 5/9、10 .200
慶 大 ○8−5●0−7○2−1 5/30、31 5/16、17 ●0−1●3−4 ○8−0○9−2 .571
法 大 ○6−5、○10−8 5/9、10 ●1−8、○3−0、○7−3 ○1−0○4−3 5/23、24 .857
東 大 ●0−2、●0−7 ●2−5●0−9 5/9、10 ●0−8●2−9 5/23、24 .000