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2015.05.06

第1回サンフラワーボウル 5月5日 神奈川・富士通スタジアム川崎

中大を圧倒、勝利の花が咲く

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 10 14 38
中大 RACCOONS

 リニューアルされた富士通スタジアム川崎でのアメリカンフットボールによる活動をさらに盛り上げようと初めて行われた今大会。早大は関東学生1部リーグTOP8でも合いまみえる中大との一戦に臨んだ。序盤からランとパスを織り交ぜた多彩な攻撃で得点を重ねると守備陣も相手を封じ込める。最終スコア38-6の快勝でBIG BEARSは川崎の地に勝利の花を咲かせた。

 早慶戦から約1週間、早大は好調そのままこの試合も優位に展開。その中心となったのはQB笹木雄太(法3=東京・早大学院)だ。司令塔から放たれる長短のパスにWR陣も呼応。中でもWR西川大地(商3=東京・早大学院)がビッグキャッチを連発し会場を大いに盛り上げる。「信頼している」とお互いが話すように、笹木と西川の早大学院ホットラインが華麗な連携プレーでゲインを重ね、相手陣地へ次々に攻め込む。FGで先制し、迎えた第1クオーター(Q)終了間際にはこの日最初のTD。残り3ヤードの地点からRB藤井光成(政経4=東京・早大学院)がエンドゾーンを駆け抜けリードをさらに広げた。この流れのまま第2Qでも中大を圧倒するBIG BEARS。着実に得点を重ね24-0で前半を終える。

ビッグキャッチを連発したWR西川

 後半は力強いランプレーが炸裂。第3Q開始早々、自陣25ヤードからのロングドライブを成功させ、最後はRB北條淳士(社3=東京・佼成学園)が相手のタックルをものともせずTD。その後もパスとランプレーの両方が冴えわたり相手を終始翻弄。しかし快勝の気配漂う第4Q、ここまで中大オフェンスに得点を許さなかった守備陣にほころびが生じる。大量リードの気の緩みか、はたまた選手交替の影響か。立て続けに相手のパス攻撃を許しついにTDを奪われる。試合開始から0点に抑えていただけに悔やまれる失点となった。その後は両チームともスコアを動かすことなく試合終了。序盤からの攻勢で中大を圧倒したBIG BEARSが38-6の大量得点差で勝利を収め、会場が歓喜に包まれる中、第1回サンフラワーボウルは幕を閉じた。

早慶戦から好調をキープしているQB笹木

 これで春シーズン2連勝。好調のQB笹木を筆頭にオフェンス陣が多彩な攻撃で得点を重ね続けているのは今後に向け好材料だろう。しかし、反則が多い点などまだまだ個々に改善の余地がある。終盤に相手のパス攻撃が止められないなど、チーム全体で集中力を最後まで持続できないのは前週の早慶戦でも見られた課題だ。この課題をいかに修正できるか。次戦の相手は強豪・立命館大。関西の雄を相手にどれだけ集中した戦いをみせられるかが勝敗のカギとなる。勢い止まらないBIG BEARSの躍動から目が離せない。

(記事 桝田大暉、写真 近藤廉一郎)

コメント

DL村橋洋祐主将(スポ4=大阪・豊中)

――春シーズン2勝目となりましたが試合全体としていかがでしたか

勝てたのは良かったんですけど、結局前回と同じで第4クオーターに点を取られているだとか、出ているメンバーが変わっていたんですけど、それでも最後までやり切るという部分に関してはまだ甘いと思います。

――早慶戦から一週間でのこの試合でしたがどのように調整を

早慶戦では前半リードしていてハーフタイムで気が緩んでしまったという反省があったので、最後までしっかり自分たちのやることをやり続けようということを意識してやってきました。中大はやはり強いので、甘い気持ちでは勝てないということを考えてやってきました。

――今季の中大の印象は

フィジカルが強くてサイズも大きいですし、接点では僕たちが圧倒できていたというわけではなく、負けている部分もあったので、まだまだ僕たちのトレーニングは足りないなと感じました。

――秋季リーグ戦の初戦に中大と対戦することになりましたが今後の対策というのは

フィジカルは強いと思うので僕たちもそれに負けないフィジカルをつけなければいけないと感じています。

――ディフェンス全体としてはこの試合はいかがでしたか

序盤は止まっていて良かったと思うんですけど、細かいミスはあると思いますし、そういうミスをつぶしていくということと、2本目以降メンバーが変わっていったときにずるずる出されてしまったのでそこが課題ですかね。

――集中力の向上が課題と仰いましたが、次の試合は立命館大との一戦です。どういった気持ちで臨みますか

立命館大は本当に強いと思うので、僕たちがいままでやってきたことが日本一にどれだけ近づいているのかを測れる試合だと思うので、勝てる準備をして勝ちに行きたいと思います。

DB村上順哉(商4=京都・東山)

――まずは試合全体としてはいかがでしたか

中大はいいチームで早大と似ているチームということで、秋季リーグ初戦で対戦するというのもあり、しっかりたたいておかないといけないなという気持ちで臨みました。

――対戦してみて中大の印象というのは

昨年のほうがメンバーがそろっていたなという感じはあるんですけど、ことしはケガ人も多いみたいでメンバー的にはオフェンス、ディフェンス両方出ている選手もいたので、チーム状況としてはあまりよくないのかなというのが印象です。

――その中での自分たちのプレーはいかがでしたか

全体として見れば、オフェンスもディフェンスもいいと思うんですけど、やはり個々で見てみれば、止まっているプレーでもディフェンスでミスしている選手もいるという状況なので、そこは満足せずやっていきたいです。

――村上選手自身、インターセプトでチームに貢献していましたが

インターセプトと取れて良かったです。早慶戦ではDBでキャッチミスとかもあって、もったいないという話もあったので、しっかり球際で取れたというのは良かったです。

――春シーズン2勝目となりましたがチーム状態は

すごくいいと思います。ケガ人もそんなに出ていなくて、あと大きい試合は2試合ですが、相手は強豪ですけどその2試合にしっかり勝てれば、秋にしっかり戦える準備ができるかと思います。

――この試合で見つかった反省点というのは

やはり点差がついて2本目が出だすとプレーが出されてしまったり、CBというホジションでいうと1本目でも少しやられている部分がありました。全体としてはデプスを落としたら少しプレーが止まらなくなるなという印象はあります。

――次は立命館大戦ですがどういった気持ちで挑みますか

昨年立命館大相手に初勝利をしたということがありますが、立命館大のほうが選手の能力が明らかに高いですし、昨年勝てたというのは関係なく、チャレンジャーの気持ちで、気持ちでは負けないようにことしも勝つという強い気持ちで挑みたいです。

QB笹木雄太(法3=東京・早大学院)

――早慶戦から一週間、チームの状態はいかがでしたか

早慶戦に勝ったことは良かったんですけど、僕らにとっては通過点ですし次の中大戦に向けてもう一回気を引き締めて自分たちのやるべきことをやるということを目標にしてやってきました。

――QBとして前回どのような反省点が挙がりましたか

前から自分はスロースターターというか序盤でミスをしてしまう選手だったんですけど、そこを中大戦に向けてどう直せるかという反省を踏まえてきょうの試合に臨みました。

――きょうはWRの西川選手(大地、商3=東京・早大学院)に良いパスが何本も通っていました

西川とは何度も合わせていたので、相手がどんなカバーにこようと問題なかったと思います。

――きょうは長年の経験が生きたといったところでしょうか

そうですね、フィールドではアイコンタクトで意思疎通できたり、西川とは特に信頼関係があるのでそれが生かせて良かったです。

――きょうは笹木選手のランプレーも目立ちましたが

そうですね、でもきょうみたいにQBがケガしてしまうとチームの戦術に関わるのでそこは意識してやっていきたいです。

――春シーズン2勝目を大差で勝つことができました

点数を見たら良かったとは思いますが、細かい点を見たらフォルススタートやキャッチミス、スローミスが目立っていたので、次の立命館大戦に向けてそこを修正してオフェンス全体で勝つことを目標に掲げているのでそれを目指してがんばっていきたいです。

――春シーズンで好調を維持している要因はなんでしょうか

僕は序盤でミスをするタイプでそれを直さないとチームに貢献できないと思っていたので、いかに冷静にプレーできるかっていうのを常に考えながらオフェンス全体をまとめていくというのを意識してやっているので、それがいま生かせているのかなと思います。

――強豪立命館大戦に向けて抱負をお願いします

オフェンスに関してはパスもランもまだまだな部分が多かったり反則も多いので、そこらへんを突き詰めてミスなく完璧なドライブをしていくことが次の試合で重要になると思うので、そこを見つめなおして統一感を持ちたいです。

WR西川大地(商3=東京・早大学院)

――早慶戦から一週間、チームの状態はいかがでしたか

慶大戦は勝てましたがそこで気を抜かないように、この中大戦や次の立命館大戦に向けて気を引き締めて細かいところにこだわって練習してきました。

――チームとして前回どのような反省点が挙がりましたか

前半良い形で終われたんですけど、ハーフタイムで気が抜けて後半にスコアを伸ばすことができなかったという反省点があったので、きょうはハーフタイムで気を引き締めて臨めるように意思統一できたと思います。

――WRとしてはどのような意識をもちましたか

いま鈴木拓馬さん(社4=大阪・豊中)がケガで抜けていて 深栖拓(先理3=大阪・北野)という同期で未経験者のWRが入っているんですけど、元々試合に出てたメンバーが深栖などのフレッシュなメンバーをカバーできるようにコミュニケーションを取ったりすることで穴を埋めようと練習してきました。また、ロングパスの精度を上げようとQBと合わせる練習は毎日してきました。

――きょうはそのロングパスからビックキャッチを幾度も成功させていました

きょうは笹木(雄太、法3=東京・早大学院)と政本さん(悠紀、創理4=東京都市大付)のQB陣が良いところに投げこんでくれたので、ぼくは取るだけで、QBのおかけで良いパスを取ることができました。

――QB笹木選手との連携はいかがでしょうか

笹木とは6年の付き合いになるんですけど、これだけやってると笹木がどう考えてて、どう投げたくて、どこでフリーになってほしいかというのがわかってくるので、コミュニケーションは取りやすいかなと思います。

――きょうは長年の経験が生きたといったところでしょうか

そうですね、笹木は信頼しているQBなので彼が試合に出ると安心してプレーできます。

――これで春シーズン2勝目を大差で勝つことができました

大差で勝つことができましたが細かいところを突き詰めていくと、コミニュケーションミスがいろいろあったのでそういう細かいところを詰めて次の立命大戦に向けて練習していきたいと思います。

――強豪立命大戦に向けて抱負をお願いします

立命館大と昨年試合をして能力の高いDBが多くいるチームだとは分かっているので、昨年の試合やここまでの2試合の反省を生かしていいプレーでチームの勝利に貢献したいです。

RB北條淳士(社3=東京・佼成学園)

――大差での勝利でしたが

スコア的には点差が取れて良かったのですが、監督からもお話があり、フィニッシュにフォーカスしよう、最後までやりきろうということを言われたので、そういった点ではまだ甘いなと僕自身は感じました。

――1TDを取られたことも反省点ですか

そうですね。あと、オフェンスも攻め切れなかったり、メンバーが代わったところで出ている人が1本目で得点につなげられなかったことは課題になってくると思います。

――効果的なランで攻撃されていたと思いますが

普通にランはいつもOLが頑張ってくれているので、ラインズがはけて、RBが通るだけなので、感謝しています。すごく良いブロッカーが多かったので、ランはすごくやりやすかったです。

――中大のディフェンスはどうでしたか

DL佐藤くん(将貴、中大)とかそういったキープレーヤーを中心に仕掛けてくるディフェンスだったんですけど、基本的に僕は中大のタックルが相性が良いので、そこそこ走れたのかなと思います。

――相性が良いというのは

タックルでも飛び込みというか、そういうタックルをされるチームなので、僕的には相性が良いです。

――早慶戦の勝利から1週間経ってどのように調整をされて、チーム状況はいかがでしたか

早慶戦は勝ちましたが、あくまでそこは通過点であって目標は日本一なので、そこは主将の村橋さんを中心にここで気を緩めたら例年のチームと一緒だぞと言われていたので、しっかり中大に向けて、試合の間隔というものは非常に短かったですけど、集中してやっていこうと話してました。

――早慶戦での反省点はきょうどう活かされましたか

早慶戦ではハーフタイムに緩んだ雰囲気になってしまって、それを反省してしっかり最後の4Qまで、フィールド、サイドラインに立っている全員がフィニッシュにフォーカスしようと言っていたんですけど、まだまだだと思います。まだできると思います。伸びしろがあることだと考えて、今後につなげていければなと思います。

――それがきょうの収穫ですか

まぁ次立命館大ですごく強いチームなので、そこもフィニッシュにフォーカスして最後まで全員がやり続けることを意識してやっていけたらと思います。

――立命館大戦への意気込みを

昨年勝ちはしましたけど、内容はぼろぼろに負けた試合ですし、僕自身も結構ミスが多かった試合なので、昨年どうこうではなく、ことししっかり立命館大戦をやりきって、フィニッシュにフォーカスして皆で勝ちに行けたら良いと思います。