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2015.05.03

春季関東大学2部リーグ戦 5月2日 東京・日大八幡山総合体育館

チーム方針に沿った試合展開で3連勝

 開幕から2連勝を収め、1部昇格へ向け順調な滑り出しを見せている早大。この日は白鷗大との一戦に臨んだ。サーブで相手を崩し、第1セットから試合の主導権を握る。センターの関根早由合副将(スポ4=神奈川・橘)やライトの平山璃菜(スポ3=東京・文京学院大女)が要所でスパイクを決め、セットカウント3-0(25-11、25-20、25-19)でこの試合を制した。

 「ことしのチームはサーブとブロックを中心にやってきているので、その点ではその二つというのがしっかりできたと思います」。唐木沙彩主将(スポ4=千葉・柏井)は今季のプレースタイルについての手応えを口にした。第1セットは相手のミスもあり序盤から試合を優位に進める。19-11の場面から平山がスパイクを決め、リードを9点に広げると、サーバーは佐藤夢菜(文3=埼玉・狭山ヶ丘)。コースを的確に突いたサーブで相手のレシーブを崩し、攻撃を限定する。関根の2本のブロックや平山のスパイクなどで6連続得点を挙げ、大差でこのセットを取った。次の第2セットはサーブミスやタッチネット、さらに連携が合わない場面が見受けられる。ミスが目立ち、試合は接戦にもつれ込んだ。だが、効果のあるサーブとブロックで相手の攻撃を封じ、要所で得点を挙げる。唐木のサーブを基点に中盤で5連続ポイントを取ると、終盤には関根のスパイクなどで3連続得点。サーブとブロックが冴え、2セットを連取した。

攻守で存在感を示した関根

 迎えた第3セットは、新体制の課題を露呈するかたちとなってしまった。序盤、平山のスパイクなどで6連続得点を挙げると、その後もリードを広げ13-4。しかし、及川香菜(スポ3=宮城・古川学園)のスパイクがシャットアウトされるなど5連続失点を喫する。その後も勢いに乗る相手を止めることができない。セッターの芹澤友希(スポ2=茨城・土浦日大)のツーアタックや途中出場した森佳央理(スポ1=群馬・高崎女)のブロックなど随所に良いプレーも出たが、一時は点差を2点にまで追い上げられる。最終的には6点差でこのセットを取ってストレート勝ちを収めたが、安定感に欠ける内容となった。

途中出場し、ブロックポイントを挙げた森

 この試合ではサーブとブロックで相手の攻撃を制限し、多彩な攻撃を展開できた。関根や平山は決定率が高く、次戦以降の活躍に期待が持てる。しかし、その一方で浮き彫りになった課題。「チャンスボールの質や、そのあとのコンビでミスが出てしまいました」と唐木が話すように、第2セット以降は攻守でミスが目立った。徐々に連携を改善し、連勝を伸ばしていきたい。

(記事 渡辺新平、写真 橘高安津子、谷口武)

セットカウント
早大 25-11
25-20
25-19

白鷗大
スタメン
レフト 唐木沙彩(スポ4=千葉・柏井)
レフト 及川香菜(スポ3=宮城・古川学園)
センター 関根早由合(スポ4=神奈川・橘)
センター 佐藤夢菜(文3=埼玉・狭山ヶ丘)
ライト 平山璃菜(スポ3=東京・文京学院大女)
セッター 芹澤友希(スポ2=茨城・土浦日大)
リベロ 中川知香(スポ2=神奈川・橘)
コメント

唐木沙彩主将(スポ4=千葉・柏井)

――きょうの試合を振り返ってみていかがですか

アップのときは調子が良かったと思うのですが、試合に入って少し固かったのかなというのが率直な感想です。

――きょうはサーブで相手を崩してブロックでワンタッチを取ったり、ハーフボールを拾うことができていたと思います

ことしのチームはサーブとブロックを中心にやってきているので、その点ではその二つというのがしっかりできたと思います。しかし、違うミスだったり調子の悪さが出てしまいました。

――そのミスというのはチャンスボールの処理などでしょうか

チャンスボールの質や、そのあとのコンビでミスが出てしまいました。

――きょうはご自身のサーブが良かったと思いますが、振り返ってみていががですか

昨年に比べてサーブに自信がなくなってきているので怖いのですが、後輩たちが中心にサーブを頑張ってくれているので何とか打っています(笑)。

――サーブに自信が持てなくなってしまっている原因とは何でしょうか

昨年は後輩という面で(サーブを)ミスしても良いというくらいの気持ちで打っていたのですが、4年生、そして主将になってミスをしてはいけないという気持ちも少なからずあると思うので、そのような気持ちになってきているのだと思います(笑)。

――次の試合に向けての意気込みをお聞かせ下さい

あしたはきょうよりも勢いのあるチームだと思うので、それに負けないように自分たちの勢いを出しつつ、相手に関わらず自分たちのバレーをやっていきたいと思います。

関根早由合副将(スポ4=神奈川・橘)

――きょうの試合を振り返って

先週と今週はそこまで力を入れすぎず、来週の松蔭大と日大戦に向けて力を入れて練習してきました。でも先週もそうだったのですが、序盤から自分たちのバレーができなかったというのが、ここまで3連勝でしている中でも反省点だなと思います。

――きょうの試合では相手に流れが傾く場面もありましたが、どのようにお考えですか

自分たちはこの2部(リーグ)の中で一番練習もしてきたし、トレーニングもしてきたと思っているので、その面では自信をもって臨もうと思っています。なので相手に流れを渡してしまっても、自分たちは落ち着いてやれば大丈夫ということはチームの一人一人分かっていたので、1セットも取られないで終えたのは良かったと思います。

――その意味では、一度もリードを許さなかったというのはきょうの収穫ですか

そうですね。先週の試合とかでリードされた時に、自分たちもこんなところでリードされたらだめだ!ということは思っていたので、きょうの試合でリードされなかったということは、良い方向でプレーできていたのかなと思います。

――チームの雰囲気はどのようにお思いですか

きょねんまでの3年間は、先輩方に引っ張ってもらっていて、何の力も入れず責任も感じずにプレーできていたので、楽しさだけでバレーボールができていました。でもことしになって色々大変なことが見えてきて、自分が引っ張っていかなきゃいけないという自覚も芽生えました。それが上手くいかないときもちゃんと自分の芯を強く持って、これから続く試合の中でチームと共に成長できたらいいなと思います。

――センターとして、ご自身の攻撃面についてはどのようにお考えですか

辛い試合や厳しい試合になると、レフトにトスが集まるので、そういうときにこそセンターの攻撃をいかに決められるかということが、私自身課題としてあると思っています。チームとしてもそこが上手くいけば良い流れができるので、そういう意味でも上がってきたトスはしっかり打ち切りたいし、決め切りたいという思いが強いです。

――今後に向けて意気込みをお願いします

まだ出だしなので気を緩めず、でも力を入れすぎずに、一戦一戦チャレンジャーのつもりで臨みたいと思います。

芹澤友希(スポ2=茨城・土浦日大)

――レシーブの粘り強い相手でしたが、戦ってみていかがでしたか

1本目からゆっくりレシーブをやろうという目標通りに、自分たちもレシーブで粘れました。

――立ち上がりはうまく切り抜けられましたが、自分たちのスタイルを貫けたということでしょうか

先週の反省も生かして、楽しくやるということができていました。先輩方の盛り上げにも救われて、私たち下級生もついていけたかなと思います。

――第2、3セットはそれぞれ苦戦する場面がありました

緩んじゃってバタバタしてしまいました。そういう時に、「ゆっくり」という言葉をチームで掛け合ってやれたことが良かったと思います。

――チャンスボールからの攻撃に関して、セッターとしてどのようにお考えですか

攻める気持ちが強かったので、チャンスボールは決めたところに(トスを)上げて、そうしたらアタッカーも応えてくれました。

――ことしから正セッターを務めるということで、コンビなど慣れない部分も多いと思われますが、どのように磨いていきたいですか

きょねんの正セッターだった黒木さん(黒木麻衣前主将、平27スポ卒=現Vチャレンジリーグ・柏)を見習いながら、自分の良さも引き出して、黒木さんを追い抜けるようなセッターになりたいです。

――アタッカーはほとんどが先輩になりますが、心掛けていることはありますか

丁寧に(トスを)上げることを意識しています。

――ことしは速いバレーを展開していくそうですが、どのようなコンビの練習をされているのでしょうか

自分も速いトスを上げるのが好きなので、速いトスを常に練習して、どこからでもコンビが展開できるようにやっています。

――セッターは現チームでは芹澤選手一人ですが、不安などはありますか

自分がけがをしてしまったらチームが成り立たないことはわかっているので、そこは頑張ってけがしないようにしていきます。

――このリーグ戦での個人的な目標を教えてください

スパイカーを生かすことを一番に考えて、あとは相手ブロッカーを惑わせられるような攻撃的なセッターになりたいです。

森佳央理(スポ1=群馬・高崎女)

――大学に入って1カ月が経ちますが、大学生活は慣れましたか

はい、慣れ始めてきました。部活と授業の両立は高校の時とリズムが違うのでまだ大変ですが、早く慣れるように頑張りたいです。

――きょうはスパイクを決める場面もありましたが、感触などはいかがでしたか

早くチームの色になじめられるように頑張りたいです。

――現在のチームでは森選手の役割はワンポイントブロッカーということなのでしょうか

はい。

――コートに立っている時、心掛けていることはありますか

笑顔で盛り上げられるように頑張っています。

――ワセダを選んだ理由を教えてください

勉強と部活を両立できる場所が良くて、なおかつバレーボールにも一生懸命に取り組んでいるのが早稲田大学でした。前からチームの雰囲気とかが好きで、自分もこのユニフォームを着て試合をしたいと思っていました。

――高校時代からワセダのバレーボール部をご存じだったのですか

自分が高校1年生の時に練習試合をさせてもらいました。それっきりでしたが、その時に感じた雰囲気がとても印象深かったです。木暮美波さん(平27人卒)という高校の先輩にもあこがれて入部しました。

――先輩たちはどのような方たちですか

部活とそれ以外の、オンオフの切り替えがうまいです。バレーに関してもすごく真摯(しんし)に取り組むし、自分の同期が少ない分そのサポートもしてくださり、本当に優しい先輩方です。

――この4年間でどのような選手になりたいですか

どんなトスも決められる、チームの柱になりたいです。レシーブがいまは苦手ですが、レシーブも頑張って、攻守両方できる選手になりたいです。

――このリーグ戦への意気込みをお願いします

全勝で1部昇格を目指して頑張っていきたいです。