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2015.04.26

東京六大学春季リーグ戦 4月25日 市営立川球場

圧倒的な力の差で完勝!/東大1回戦

東大1回戦
東大
早大 × 22
(早)○向江、山口―松下、蘆野

◇(三塁打)矢野、(二塁打)矢野、笹井

 東京六大学春季リーグ戦(リーグ戦)の開幕戦で1敗を喫したものの、その後は3連勝と波に乗る早大。この日は前週の慶大戦で勝利し、勢い付く東大と対戦した。しかし、結果は22-0で圧勝。初回の7安打7得点を皮切りに、打線は切れ目のない攻撃で東大投手陣を打ち崩した。投げては先発の向江洋光(人4=大分上野丘)、山口将宏(スポ2=愛知・横須賀)による結果、内容共に申し分なしの完封リレー。投打で圧倒的な力の差を見せつけ、危なげなく勝利を収めた。

 初回から打線が爆発した。先頭打者の矢野匠(社2=東京・早実)がいきなりの三塁打で好機をつくると、続く沼田駿希(政経4=東京・早実)の左前適時打であっさりと先制。その後も打線がつながり、この回一挙7得点。試合をほぼ決定づけた。しかし、猛攻はここで終わらない。2回以降も甘い球を逃さず安打を量産し続け、6回までに大量22得点を獲得した。また、試合の後半にはこれまであまり出場機会のなかった選手たちが次々に登場。それでも菅谷尚弘(社2=東京・成蹊)が代打で2点適時打を放つなど、主力選手が退いた後も打線が途切れることはなかった。

2安打の活躍を見せた沼田

 投手陣も相手打線を完全にねじ伏せた。先発・向江は打たせて取る投球で5回をわずか3安打に抑え込む好投。得点圏に走者を置いたのも味方の失策が絡んだ初回のみと、エースの貫録を見せつけた。続く山口は今大会初登板ながらも、堂々としたマウンドさばきで東大打線を翻弄(ほんろう)。2回を1人の走者も許さない期待通りの投球で試合を締めくくった。これまで向江をはじめ、4人の投手で試合をつくってきた早大。しかし、ここにまた新たな投手が戦力として加わり、チームとしても大きな収穫を得ることができた試合であった。

今大会初登板の山口

 決して相手に隙を与えることを許さなかったこの試合。普段はあまり試合に出場していない選手たちが与えられた仕事をしっかりとこなしたことも、その大きな原動力となった。選手層の厚さは早大の大きな強みでもある。1回戦は、大量得点で勝利した東大戦。しかし、「自分たちのやるべきことに集中して試合に臨みたい」(沼田)と、チームはすでに次戦へと切り替えている。リーグ戦優勝へ、まずは2連勝という最高の形でこのカードをものにしたい。

(記事、写真 杉田陵也)

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コメント

沼田駿希(政経4=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

いつもそうなのですが、試合の入りをどうするかということを意識しています。特に、1番(打者)矢野(匠、社2=東京・早実)と、2番(打者)の自分と、回の始めに打席に立つ人間が入りを意識することで、試合の流れが変わると思っています。なので、きょうの試合も入りを意識しましたし、それができたから勝ちにつながったのかなと思います。

――きょうは打点をあげるなど徐々に調子が上がってきたと思いますが、どうお考えですか

調子の悪い時は「打ってやろう」とへたに思っていたので、最近は「三振でもいいや」という意識で試合に臨んでいます。要はフルスイングをすることなのですが、そういうように意識し始めてからは、少しずつですが良い方向に向かっているのかなと思います。

――4試合目のスタメンということで、徐々に余裕を持って試合に臨めているということもあるのでしょうか

余裕はまだないですね。まだ周りが見えていないこともあります。チームのこと、自分のことの両方をまだ考えられるようになっていないので、そこは課題です。

――ことしは副将としてもチームを引っ張らなくてはならない存在ですが、松本憲太郎主将(スポ4=福岡・筑紫丘)や副将の松下和樹選手(先理4=静岡・掛川西)と共に、何かそのことで意識していることはありますか

練習の内容については密にコミュニケーションを取るように努力していますが、何でも話して伝え合うとロスもあるので、互いに言わなくても阿吽(あうん)の呼吸でできるようになりたいなと思っています。

――きょうは4回での交代でしたが、他の選手たちに経験を積ませるための交代だったのでしょうか

そうですね。7回でコールドになってしまうことを考えると、早めに(交代)ということになりました。しかし、1人でも多くの人が実戦経験を積むという意味ではすごく良かったと思います。

――あすの試合に向けて一言お願いします

絶対に勝ちたいという気持ちはありますが、自分たちの野球をして、知らないうちに勝っているというくらいの感じで、とにかく自分たちのやるべきことに集中して試合に臨みたいです。

向江洋光(人4=大分上野丘)

――きょうの投球を振り返っていかがでしょうか

このような大差での試合にはなりましたが、自分は0点に抑えることが仕事なので、それができて良かったと思います。

――きょうの試合では何か課題として取り組んだことはありますか

あまり東大戦ということを意識せずに、いつも通り0点に抑えていこうという感じです。

――5回という早い段階での交代でしたが、やはり今週行われる法大戦を意識してのことですか

どちらかというと、後に投げた山口将宏(スポ2=神奈川・横須賀)に経験を積ませてあげようということで交代しました。きょうはみんながリードを取ってくれて、山口が投げられたことが良かったと思います。

――初回、先頭打者に安打を打たれるなど立ち上がりは走者を背負いました。その後、松下和樹選手(先理4=静岡・掛川西)とはどのような話をされましたか

打者はあまり関係ないのですが、間が一定だったので、少し工夫して投げてくれと言われました。その後は、修正して投げることができたと思います。

――次の登板が予想される法大3回戦に向けての意気込みをお願いします

まずはあしたの試合に勝って、法大戦はすごく大事な試合になるので、また自分の仕事ができるように責任を持ってやりたいと思います。