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2015.04.26

春季リーグ戦 4月25日 神宮球場

打線爆発も、試合終盤に不安が残る/明大1回戦

明大1回戦
明大
慶大 ×
(慶)○加藤拓、小原大―小笠原
◇(本塁打)横尾1号ソロ (三塁打)梅野 (二塁打)山本泰、谷田

 先週は法大相手に2連敗を喫し、勝ち点を落とした慶大。きょうからは昨季の王者・明大と対戦した。4回に先制されるも、横尾俊建主将(4年)のソロ本塁打や谷田成吾(4年)の適時二塁打など、不調だった打線が爆発して大量得点。投げては加藤拓也(3年)が8回まで1安打9奪三振の好投を披露する。最終回に乱調が見られるが、何とか後続が締め、8—5で今季初勝利を手にした。

 法大戦では沈黙していた強力打線が、真骨頂を発揮した。今季は未だ無安打と、ここまで本調子ではなかった横尾主将。しかし、この日は本来の力を遺憾なく発揮した。1点ビハインドで迎えた4回1死の場面で、試合を振り出しに戻すソロ本塁打を放つ。チームを引っ張る主将の一打を皮切りに、ここから慶大の打線が爆発。5回に四球と相手の失策で塁を埋めると、無死満塁の好機に3番・谷田。フルカウントで迎えた6球目。振り抜いた打球は中堅手の頭上を越える3点適時二塁打となり、今季自身初打点にガッツポーズが飛び出した。後続の勢いも止まらない。続く横尾も右前適時打を放ち追加点を挙げると、9番・梅野魁土(4年)は左中間への3点適時三塁打。ダメ押しの3得点を挙げ、明大を突き放した。慶大はこの回一挙7得点とビッグイニングを演出。主軸が機能し、得点を量産した。

この日ソロ本塁打を含む2打点を挙げた横尾主将

 先発を任された加藤拓は自慢の直球を生かし、緩急をつけた投球で相手打線を翻弄(ほんろう)する。5回に大量の援護を得ると、8回まで1安打1失点と好投。このまま逃げ切りたいところだったが、明大も黙ってはいなかった。すでに投球数100球を優に超えていた9回。四球と暴投が重なり、まさかの4失点。完投まであと一歩というところで、悔しくもマウンドを後にすることになった。相手の猛追を受け不穏な気配が漂う中、続いてマウンドに上がった小原大樹(3年)は1点を失うが、最後は右飛に打ち取り試合終了。慶大は8-5で今季初白星をもぎ取った。

好投するも、最終回に不安を残した加藤拓

 クリーンアップの前に出塁し、谷田と横尾主将の連打で走者を一掃する。理想的なかたちで打線が機能し、明大を圧倒した慶大。一方で、先週の法大戦同様に、最終回では投手陣の詰めの甘さが出てしまった。これからの勝利に向け、投手陣の復調がカギを握るだろう。開幕カードを連敗で落としている慶大に、もう負けは許されない。勝ち点を手にするため、陸の王者は強敵に全力で立ち向かう。

(記事 後藤あやめ、写真 谷田部友香、上田密華)