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2015.04.22

東京六大学交流戦 2月28日~4月19日 東大弥生キャンパス農学部グラウンドほか

成長見せるも、強敵に実力負け

 新体制で臨んだ東京六大学交流戦(六大戦)。東大戦や法大戦で確実に勝利を収めるが、強敵である3チームに大敗する結果となった早大。完全なる実力不足により、相手ペースにのまれてしまうという悔しい結果で今大会は終幕した。

 初戦の東大戦では11-4で幸先の良いスタートを切った早大は、2試合目の慶大戦に臨んだ。「まだまだ差がある」とDF川勝美輝主将(法4=埼玉・春日部共栄)。ドローを取ることができず、第1クオーター(Q)12分一気にゴール前へ攻め立てられ、先制点を奪われてしまう。15分に振り出しに戻すショットをAT平野薫(国教2=神奈川・桐蔭学園)が成功させるが、慶大の勢いは止まらない。第1Q終了間際に2点目を決められると、第2Qでは速攻に耐えきれず、5失点。ラスト4分相手ファウルを好機にDF横田真理(スポ4=東京・武蔵)が2点目を挙げるも、反撃かなわず、試合終了。2-7で慶大に敗戦した。

果敢にゴールを狙った横田

 3試合目の立大戦も8点差で負けを喫した早大は、4試合目、昨年日本一に輝いた明大に挑んだ。何としてでも勝ちたい試合であったが、「実力的に及んでいない」とAT曲道楓副将(スポ4=東京・国分寺)が語るように、2チームの差は明らかであった。試合開始直後、相手に1点目を与えると、勢いはそのまま明大へ。ドローやグラウンドボールなどを物にすることができず、気づけば6連続失点。平野薫、MF平野響子(スポ3=茨城・土浦第二)が得点を重ねるが、攻守がかみ合わない場面が続く。決め手となるパスワークを見せられなかった早大は第2Qでも3失点を許し、不本意な結果に。3-9で明大に軍配が上がった。

2年生ながら得点を決めた平野薫

 最終戦の法大戦では6-3で勝利を収めた早大。チームの成長は確かである。しかし、六大戦の結果は2勝3敗と、強豪校との実力差を見せつけられた。まずは土台となる基礎技術を鍛えることが不可欠だ。経験を積むことで今回の課題を克服し、必ずや日本一の決戦の舞台へ躍り出てくるに違いない。ことしのスローガンである『意地』の魂を胸に、川勝組は勝利へつながる一球を貪欲に求めていく。

(記事 後藤あやめ、写真 八木美織、高橋豪)


結果

○11-4東大

●2-7慶大

●5-13立大

●3-9明大

○6-3法大

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新チームで臨んだ六大戦、課題が顕在化/東京六大学交流戦(3/29)

コメント



慶大戦

DF川勝美輝主将(法4=埼玉・春日部共栄)

――きょうの試合を振り返って

やりたいことが全然できない内容で、2-7という結果に結びついたと思います。

――後半の最初は相手チームに攻められ続ける場面もありました

最初のドローでしっかり自分たちのボールにできないと、相手のペースというものができてしまいます。ドローの強化というのはシーズン始めからずっとやってきていますが、まだまだ足りないかなと思いました。

――2年生も試合に出られていましたが

2年生はことし多くて、ウインターステージなども優勝して元気の良い学年です。下級生ものびのびプレーできる環境をつくっていきたいです。

――きょうの試合は5月の早慶戦につながると思いますが、見えた課題などはありますか

まだまだ差があるなと感じているので、一つずつやっていくしかないと思います。グラボ、ドローという基礎技術から相手に負けないように今後取り組んで行きたいと思います。

AT平野薫(国教2=神奈川・桐蔭学園)

――きょうの試合を振り返っていいかがですか

5月の早慶戦を控えて、良い試合になるはずだったのですが、展開としては完全に慶大に持っていかれてしまいました。自分たちのミスで相手に点をポンポン取らせてしまった面があったので、課題が多く見つかる試合でした。

――1点目を挙げられましたが

とりあえず追いついたということで、安心してしまいました。ショットは本数を打っていたわりに、ゴーリーに止められてしまうことが多くかったです。決めらなければいけないところで決められず、やっと決められたという感じでした。打っていたわりにはという感じですね。

――後半戦の最初は相手のオフェンスが続く場面もありましたが

基本的に全部アタックのミスで攻められるということが多かったです。いかに自分たちのミスを減らしていくかということが今後の課題となってくると思います。

――5月の早慶戦に向けての意気込みは

まずはきょうの点差をどう縮めるか、いらなかった失点というのは何だったのかを詰めたいです。早慶戦に勝つというのは最終的な目標ではなく、あくまで学生リーグの過程なので、慶大を倒してから秋からしっかりと臨めるようにしたいです。



明大戦

DF川勝美輝主将(法4=埼玉・春日部共栄)

――きょうの試合の敗因はどこにありましたか

個人の裏起点というのを対策しようという話はしていましたが、やはり個人の粘れないところであったり、ワセダよりスピードが速いというか、パス回しが早かったり、相手が1on1を粘ってくるなどワセダとは違う攻めの仕方というところで失点してしまったかなと思います。

――厳しくコーチングされている姿も見られましたが、仕上がりは順調ですか

まだまだなので、1人1人その時の判断で動けるディフェンスを作りたいので、考え方の共有だったりとかをして、早慶戦までには全員の判断で動けるディフェンスを作っていきたいなと思います。

――昨年のチームの核となった選手が抜けましたが、そこはどのように補っていこうと考えていますか

もちろん、自分達4年生が日本のトップレベルの選手になることと、下級生がいかに伸びるかというところが勝負だと思うのでチーム全体としてそこはレベルアップしていきたいなと思います。

――次戦がラストの法大戦ですが、どのような準備をしていきますか

ドローのところが大切になってくるので、そこの強化を引き続きやりたいなと思っています。

AT曲道楓副将(スポ4=東京・国分寺)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

相手は昨年王者の明大だったので気を引き締めて臨んだつもりでしたが、まだ実力的に及んでいないという印象があります。

――具体的にどういった点で差を感じましたか

オフェンス面でいうと、ワセダは個人の技術だったり連携が足りていないと思います。明大はディフェンスの連携やプレッシャーが強かったので、そこの部分で負けてしまったと思います。

――きょうの目標は何でしたか

先日まで慶大、明大と合同で合宿をしていたので、そこの成果を出していければいいと思っていました。少しずつは出てきたと思うので、もう少し出していきたいですね。

――逆にきょう良かった点はどこでしたか

オフェンスでいうと、クリアを落ち着いてできるようになったという実感があります。以前合宿で明大と試合をしたときは慌てて自滅してしまうことが多かったので、少しずつは減ってきているかなと思います。

――次の法大戦まで1か月空きますが、何を練習していきたいですか

もう少し個々人の技術を上げていくことと、連携をもっととれるようにしたいです。

――最後に意気込みをお願いします

六大戦での負けが続いてしまっていますが、自分たちのプレーをもっと出していけるように、目標を高く持って挑んでいきたいです。

AT平野薫(国教2=神奈川・桐蔭学園)

――試合を振り返っていかがですか

明大には今季1勝3敗で、この試合で4敗目でした。おとといまで3大合同合宿と単独合宿があって、そこでしっかり組織的なことをやって本番うまくぶつけられれば良かったのですが、明大の方が上で自分たちの力が出せなかったのかなと思います。

――敗因は何でしょうか

明大よりも早大の方がミスが多かったことが一番の敗因だったなと思いました。

――目標としていたことは

勝ち切りたかったのですが、かなりの大差をつけられてしまいました。しっかり(ボールを)運べるところは運んだり、(シュートを)打てるところは打てたので、次につなげられたらと思います。

――ご自身もプレーを振り返っていかがでしたか

チャンスは多くて、(シュートを)打てるところはあったのですが、決めることができず点数につながらなかったのが悔しい部分だったので、挽回して次は決めきることができるようにしたいです。

――オフェンス全体を振り返ってはいかがでしたか

オフェンスとしては明大のプレッシャーが強い中でボールを回さなければならなかったのですが、プレッシャーに負けてしまい、ダウンボールが発生し、そこに反応できない部分があったので課題かなと思います。

――今後の意気込みをお願いします

全日本大学選手権で勝ち上がっていくには明大は絶対倒さなければならない相手なので、5か月後の関東学生リーグ戦に向けてしっかりと練習をしていきたいなと思います。