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2015.04.20

第12回全日本学生ウエイトリフティング選抜選手権 4月18、19日 埼玉・上尾総合スポーツセンター

各々に課題が見つかる

 桜の木々が段々と葉桜に変わる頃、4月18~19日の二日間に渡り、第12回全日本学生ウエイトリフティング選抜選手権が開催された。ワセダからは4名の選手が出場した。

 初日の最初の競技である男子56kg級には知念勇斗(スポ1=沖縄・豊見城)がエントリー。高校時代の実績十分に、ワセダの門を叩いたルーキーである。「初めてということもあり、記録を安定させたかった」と、重量自体は攻めた数値ではなかったものの、スナッチ・クリーンアンドジャークともに6本全て成功させるという1年生らしからぬ落ち着きを見せ、全体3位となった。続く女子53kg級もその流れに乗りたかったが、「今日はボロボロでした」と中山桃花(スポ2=兵庫・須磨友が丘)。スナッチでは最初の1本目のみ成功し、2、3本目は失敗してしまう。クリーアンアンドジャークでも思うようにバーベルを挙げることはできず悔いの残る結果に。成功率が今後の課題になりそうだ。

クリーンアンドジャークを見事成功させる知念

1日目にワセダの選手の取りを飾ったのは生頼佑馬(スポ4=兵庫・明石南)。生頼は今大会が階級を変えて以来、初めての試合だったという。スナッチでは2、3本目を失敗。クリーンアンドジャークで2本目まで成功させ一矢報いたが、納得出来る結果ではなかった。「階級を上げたことで、完全にパワー負けしていました」という。より上の記録を目指す為の階級変更。まだまだ伸びしろはあるはずである。今後の成長に注目だ。

2日目は男子105kg級に菅野真央(社4=福島・川俣高)が出場した。菅野の記録は高いレベルで安定し、スナッチは3本全て成功。スナッチが終わった段階で全体2位。クリーンアンドジャークもわずかに最後の3本目を失敗したが、あとは全て成功させ、競技を終えた。1位の持田龍之輔選手(日大)がスナッチ・クリーンアンドジャークの両方で大学新記録を出すというプレッシャーの中、自分の力を出し切り、見事2位で表彰台に立った。「持田選手は日本のトップレベル。学生の中では良い試合が出来たのではないかと思う。」と試合後に語ってくれた。

安定力の光った菅野

この後には全日本学生個人大会が控えている。今大会調整が間に合わなかった選手もいるが、5月の学生個人に向けてのステップアップとして、更に上を目指してくれることだろう。今後の活躍に期待である。

(記事、写真 平野紘揮)

コメント

知念勇斗(スポ1=沖縄・豊見城)

――今日を振り返っていかがでしたか

大学入って一番最初の試合で緊張していたんですが、最初ということもあって、しっかり成功率高めにいこうと思っていました。重量は低めだったんですが6本全て取れたので良かったと思います。

――6本の成功は初めから目標としてあってのですか

そうですね、重量が下げ目だったので、必ず取らなければいけないという中での挑戦だったので、最初から6本取るつもりで挑みました。

――今日調子は良かったですか

そうですね、悪くは無かったです。

――大学に入学して初めての試合ということで、プレッシャーはありましたか

いえ、そこまでは感じませんでした。

中山桃花(スポ2=兵庫・須磨友が丘)

――今日を振り返っていかがでしたか

今日の試合は本当にボロボロな試合になってしまったんですが…もともと腰痛を持っていて、その加減もありました。今回は優勝も狙っていたんですけど減量が上手くいかなかったかなとか、その腰痛もあったりして、調子を戻せなかったのが原因で優勝出来なかったのかなと思います。しかも成功率の悪い試合になってしまったので本当に悔しい想いをしています。

――では、調子は良くない中での試合だったのですか

はい、良くなかったですね。

――スナッチ・ジャークともに初めの1本のみの成功となりましたが、成功率は今後の課題となりますか

そうですね、フォームなどチェックして、重さが変わった時にも安定した形が取れるようにしていったら、いざ試合となった時にも成功率は高くなるのかなと思います。

生頼佑馬(スポ4=兵庫・明石南)

――今日を振り返っていかがでしたか

そうですね、77kg級に階級を上げてから初めての本格的な試合で、体重がまだかなり少なくて、他の選手と比べてもリミットまで体重を増やしきれず、その分パワー負けしてしまったかなという感じです。力が違ったというか、全然上に追いつけなくて、そこが心残りです。

――階級を上げたきっかけは何だったのですか

元々69kg級でやっていたんですけど、身長が高いのでその分階級を上げないと記録が伸びていかないので、階級を上げて体重を増やして記録を上げよと思ってのことです。

――調子の面ではいかがでしたか

体調とかそういう点では全然悪くはなかったんですけど、フォームが悪かったというか。調子がいい時に出来ている動きが全然出来ていなかったので、フォームの面で多少いけないところが出たのかなという感じです。

菅野真央(社4=福島・川俣高)

――今日を振り返っていかがでしたか

今日はかなり良い試合だったと思います。6本中5本取れましたし、スナッチとジャークで4キロ自己新が出たので、かなり調子は良かったです。

――1位の持田選手は大学新記録でした

別格すぎて…話にならないかな(笑)

――その中でも自分の力は出し切れましたか

そうですね、出し切れたと思います。持田選手は日本のトップレベルの選手なので学生の試合の中では良い試合が出来たのではないかなと思います。

――次の目標はありますか

次は全日本ウエイトリフティング選手権大会に出る予定です。僕の出身が福島県なんですけど 丁度そこで開催されるので、そこに向けて頑張りたいと思います。教育実習明けなので、良い姿を見せないとですね。