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2015.04.09

第91回日本選手権 4月8日 東京辰巳国際水泳場

加納主将、笑顔の6位入賞!

 日本選手権は大会2日目を迎えた。この日は加納雅也主将(スポ4=県岐阜商)が男子100メートル平泳ぎ決勝で熱戦を展開するなど、手に汗握る戦いが繰り広げられた。また2選手が決勝進出を決め、3日目での世界選手権代表決定に期待が掛かる。

★見せつけた主将としての勇姿

積極的なレースを展開する加納主将

 「ここまで来られると思っていなかった」。前日男子100メートル平泳ぎの準決勝を7位で終え、決勝へと駒を進めた加納雅也主将(スポ4=県岐阜商)。大学ラストイヤーにして初めてつかんだ大舞台への切符に、自身も驚きを感じていた。満を持して迎えた決勝。加納は持ち味である前半の積極性を存分に発揮し、並み居る強豪の中2位で折り返す。後半順位を落としたが、予選で更新した自己ベストをさらに塗り替え6位でフィニッシュ。「楽しかった」と会心の泳ぎを笑顔で振り返った。思うような結果が残せない時期を経験しただけに、この一年に懸ける思いは強いだろう。早大水泳部の頼もしい主将が、その姿でチームを活気付けた。

(記事 谷田部友香、写真 笹澤桜)

★きのうのリベンジ果たせず

今大会の出場種目を終えた山口

 きのうの女子50メートル背泳ぎでは、予選9位とあと一歩のところで惜しくも予選敗退。その悔しさをバネに、女子100メートル背泳ぎに挑んだ山口真旺(スポ2=兵庫・須磨学園)。予選では「伸びがなかった」と満足のいかない泳ぎであったが、予選12位で準決勝進出を果たす。「ベストを出したい」と意気込んだ準決勝。「スピードに乗れなかった」と振り返るように前半から先頭と差をつけられ、目標としていた1分01秒代に届かず。準決勝11位で決勝に進むことはかなわなかった。しかし、山口の気持ちはすでに前を向いている。今種目での2年ぶりとなる自己ベスト更新を目指す姿から目が離せない。

(記事 上田密華、写真 笹澤桜)

★勝負はあすの決勝へ

リレーでの代表を目指す瀬戸

 前日50メートル平泳ぎで優勝を果たした渡部香生子(スポ1=東京・武蔵野)は、連覇の懸かる女子100メートル平泳ぎに出場した。「動きはあまり良くなかった」としながらも、予選を1位で通過。続く準決勝でも唯一の1分06秒代をたたき出し、1位で決勝進出を果たした。狙うは日本新記録での二連覇。「集中してベストパフォーマンスを」。日本女子競泳界のエースは、歴史にその名を刻めるか。一方瀬戸大也(スポ3=埼玉栄)は今大会初レースとなる男子200メートル自由形に臨んだ。瀬戸がこの種目で目指すのは、800メートルフリーリレーでの世界選手権代表入り。そして、「個人メドレーにつながる自由形を泳いでいきたい」と専門種目の強化も兼ねている。僅差での争いが繰り広げられる中、瀬戸は自己ベストを更新し5位で決勝へ。あすはさらなる激戦が予想されるが、持ち前の勝負強さで代表を勝ち取りたい。

(記事 谷田部友香、写真 笹澤桜)

結果

◇決勝

男子100メートル平泳ぎ

加納 1分00秒86【6位】

男子800メートル自由形※タイム決勝

寺崎拓海(スポ2=茨城・並木中教校) 8分13秒68【15位】

◇準決勝

男子200メートル自由形

瀬戸 1分48秒08【5位】

女子100メートル背泳ぎ

山口 1分02秒19【11位】

女子100メートル平泳ぎ

渡部 1分06秒64【1位】

◇予選

男子200メートル自由形

瀬戸 1分48秒89【3位】

女子200メートル自由形

伊藤愛実(社1=東京・早実) 2分03秒19【19位】

女子100メートル背泳ぎ

山口 1分02秒39【12位】

女子100メートル平泳ぎ

渡部 1分07秒99【1位】

コメント
決勝進出者

加納雅也主将(スポ4=県岐阜商)

――自己ベストでの6位という結果についていかがですか

とりあえず良かったんじゃないかなという感じです(笑)。

――初めての日本選手権の決勝を戦っていかがでしたか

どんなかなというのはありました。周りから「お前は絶対緊張するから」と言われていて、もちろん緊張はしたのですが意外と楽しかったです。

――前半を2位で折り返しましたが、どのようなレースプランを考えていましたか

いろんな人から「前半お前はめっちゃ速い」と言われていたので、後半頑張ろうかなという感じでしたね。

――きのうの準決勝からどのようにこの決勝へ気持ちを向けてきましたか

もともとここまで来られると思っていなかったので、楽しもうかなという感じですね。

――前主将の林和希選手(平27スポ卒=現・NSP)と同じレースでしたが、その点についてはいかがですか

準決勝で負けてしまって、色んな人から「(林選手には)負けてらんないだろ」と言われていたので、とりあえず勝てて良かったです。

――主将として臨む今季には強い思いはありますか

そうですね。主将なので表向きにはチームを引っ張るという方向でいきたいです。

――男子200メートル平泳ぎにも出場されますが、そこに向けて一言お願いします

100(メートル平泳ぎ)が0秒6くらい(自己ベストが)伸びているので、楽しみですね。

準決勝進出者

瀬戸大也(スポ3=埼玉栄)※囲み取材より抜粋

――決勝ではどのように戦っていきたいですか

予選よりも余力はあると思うので、最初の組が7秒代(1分47秒代)が結構いて、決勝は7秒代の人たちがもっと上げてくると思うので、しっかりタイムを上げて代表権を勝ち取りたいと思います。

――今回の大会で初めての午後の大会だったと思いますが、疲れや重さはありますか

いまのレースが午後で初めてだったのですが、すごく気分が楽にいけて、タイムもぼちぼちだったので、あしたはすごくタフなレースになると思うので、まずは予選から違う種目のバタフライと個人メドレーで駒を進めていって、しっかりとあした中に代表権を勝ち取りたいと思います。

――あすに向けて、200メートルの思いはどういったものですか

200メートルの自由形で800メートルフリーリレーの代表にも選ばれたらメダル争いをするぐらいまでレベルが上がってきていると思うのでしっかりそこに入りたいです。自由形はあまり得意ではないのですが、ここで代表に入れれば個人メドレーにもつながると思うのでしっかりあした頑張りたいと思います。

――ご自身の中で200メートル自由形はどのような位置づけですか

800メートルフリーリレーのほうがメドレーリレーよりも代表が狙いやすかったので、きょねんも国際大会の代表に入っていたのでことしもしっかり入っていかなければいけないと思いますし、200のほうは全然ベストが出ていないので、あしたはベストタイムを出したいと思います。

――個人種目とリレーに思いに違いはありますか

そうですね。公介(萩野、東洋大)と一緒にリレーを組めるのは楽しいですし、自分ももっと個人メドレーにつながる自由形を泳いでいきたいので、いずれは200のほうでも戦えたらかっこいいですが、いまの段階ではリレーの代表権をねらうというのを考えています。

山口真旺(スポ2=兵庫・須磨学園)

――きのう50メートルでは惜しくも予選敗退となりましたが、どのように気持ちを切り替えてきょうに臨まれましたか

9番は悔しかったので準決勝には残りたいなと思っています。

――感触はいかがでしたか

少し後半が動いていなかったかなと思います。伸びがなかったです。

――今大会での課題や収穫などはありましたか

日本選手権でいつも補欠だったので、ベストとかを出したことがなくて決勝を経験したことがないので、こういう大きな大会でベストを出せるようにというのを意識してコーチと調整していきたいです。

――目標タイムは

ベストが2年間出ていないので、ベストを出すことですね。とりあえず1分01秒00を目指したいです。

――振り返っていかがでしたか

全然思ったようにいかなかったので、残念でした。前半からいこうと思っていたのですが、なかなかうまいこといっていなかったです。

――調子はいかがでしたか

そんなに悪くはなかったのですが、スピードに乗れませんでした。

――きょうの泳ぎからの収穫は

真っ直ぐに泳げていなかったと思うので、その部分を調整してもっと前半からいけるように練習していきたいです。

――19日に行われる大会は団体戦ですがどのように貢献したいですか

一日でレースが多いので、一本一本ちゃんとワセダに貢献できるように頑張りたいと思います。

渡部香生子(スポ1=東京・武蔵野)※囲み取材より抜粋

――準決勝の泳ぎはご自身の中でいかがでしたか

朝のレースよりもすごく大きく自分の泳ぎができたので、とても良かったと思います。

――準決勝で1分06秒代という点についてはいかがでしたか

準決勝では6秒代で泳ぎたいと思っていたのでタイムはとても良かったので、あしたの決勝では5秒代が出せることができるようにしたいです。

――きのうの女子50メートル平泳ぎで優勝してとても調子がいいと思うのですが、ご自身の中ではいかがですか

きのうの50メートルでスタートのコツみたいなのが分かったような気がして、それがきょうもできたかなと思います。

――あしたは決勝になりますが、ご自身としての目標はいかがですか

最低でも5秒代で、結構調子もいいので自己ベストを狙っていけたらなと思います。

――日本記録を狙っていきたいという気持ちは大きいですか

はい。きょうも結構いい泳ぎができたので、あしたはレースが多いですが、その中でも集中してベストパフォーマンスをできたらいいなと思います。

予選後

寺崎拓海(スポ2=茨城・並木中教校)

――日本選手権初レースとなりましたが、振り返っていかがですか

思ったより遅かったのですが、一応ベストなので切り替えて次の本命の15
(メートル)につなげていきたいです。

――どのくらいのタイムを目標としていたのですか

8分10(秒)くらいです。

――レースプランはどのように考えていましたか

前半から結構飛ばそうと思っていたんですけど、中間バテてしまったのでそこが課題かなと思います。

――1500メートルにどのようにつなげていきたいですか

疲れが残っていたのかもしれないので、あと2日でしっかり調整して、いい泳ぎができればと思います。