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2015.02.10

練習取材 2月8日 早大・東伏見グラウンド

『ALL早稲田クリニック』を開催

 新体制が発足してから早1カ月半。創部81年目の新たなスタートを切った早大BIG BEARSは初の試みとして、『ALL早稲田クリニック』を開催。早大、早大学院、早実の3校での合同練習であるこのクリニックは冷たい雨が降りしきる悪天候の中行われた。

 どんよりとした寒空の下、グラウンドに集められた選手たちはまず全員でハドルを組み、RB石田知之(文構3=東京・城北)の掛け声で練習がスタート。ウォーミングアップ後の練習ではSC寺本香帆(スポ2=神奈川・桐光学園)の指示のもとアジリティー強化のメニューが行われた。そこでは高校生に「ファンダメンタル・フットボール・ポジション(FFP)を意識しよう」という声が飛び交う。FFPとはアメリカンフットボールにおいて基本的な姿勢のことを示し、まずは基礎を固めていこうという早大BIG BEARSの選手たちの姿勢をうかがうことができた。

黙々と練習をこなす選手たち

 徐々に雨脚が強まる中、練習はポジション別の練習へと移る。この練習では大学生が高校生ペアになってマンツーマンでの指導が行われた。ここでは、「それぞれの練習が何のためにやっているのか、試合のどういう場面に生かされるのか」(石田)ということを高校生に意識させながら、こと細かく指導。いいプレーが出ると皆で「いまの感じいいよ」などと高校生がコツをつかみやすくする雰囲気づくりがなされていた。雨が本降りになる中行われた最終練習では寒さからか高校生の声が小さくなっていく。しかし、大学生たちは声を出し続けた。「辛いときこそ声を出す」(石田)。その強い気持ちは段々と高校生にも伝わり、いいムードの中クリニックは終了した。

マンツーマンで指導を行った

 「もう一度基本に帰れた」(石田)と、高校生に教えることにより改めて一つ一つの練習の意味を確認できたと選手たちは充実感をにじませていた。高校生からも「すごく貴重な体験になりました」や「とても良い刺激になりました」という声が聞かれた。「同期が頑張っていたので頼もしいなと思っていました」(寺本)と、お互いに刺激し士気を高め合った早大BIG BEARS。悲願の日本一への挑戦はここから始まる。

(記事 近藤廉一郎、写真 中丸卓己、桝田大暉)

コメント

RB石田知之(文構3=東京・城北)

――合同練習を振り返って

盛り上がろうということも大事にしていたのですが、クリニックということで教えるということを意識できていたと思います。しかし、天候が悪くて早く終わってしまったのは残念です。

――練習開始後から大きな声が飛び交っていましたが

普段から辛いときこそ声を出すということ意識していて、それが高校生にも伝わればいいかなと思って、全員で声を出すように伝えました。

――アジリティーの練習で意識したことは

FFPをキープしてやることを意識して、高校生がそれをしっかりできるように指導しました。

――ポジション別の練習では大学生が高校生にマンツーマン指導を行っていましたが

細かい部分や、やり方を教えるもの大事なのですが、それぞれの練習が何のためにやっているのか、試合のどういう場面に生かされるのかということをコーチングポイントとして教えるようにみんなには伝えました。全体を見ても、ポジションごとにもうまくできていたのかなと思います。

――このクリニックを通して自分たちに還元できたものはありますか

改めて普段やっていることを教えようとすると、基礎事項から確認しないといけませんし、もう一度基本に帰れたのかなと思います。

――春には新入生も入ってきますが、今後チームをどのようにしていきたいですか

現段階では推薦がない状態なので新入生がどのくらい入るか分からない状態ですが、新歓やイベントで多くの新入生に入部してもらって、いままで以上に下級生が活気のあるチームをつくっていけたらと思います。

SC寺本香帆(スポ2=神奈川・桐光学園)

――合同練習を振り返って

雨が降って寒い中での開催だったので大変でしたが、同期が運営の面だったりを頑張っていたので頼もしいなと思っていました。

――SCの役割を教えてください

ウエイトトレーニングを主に、社会人の方がつくって下さったプログラムをもとに選手に行ってもらっています。週に4回ウエイトトレーニングをやってもらって残りの2回をフィールドトレーニングとしてフィジカルの強化する練習の運営を行っています。

――SCとして今後どのようにチームに貢献していきたいですか

SCに自分たちより上の学年がいない状況で主任をやっているのですが、フィジカルアップの面でも貢献したいと思っています。いま新たな取り組みとかもやって選手のコンディションレベルを把握できるために試行錯誤していて、まだ浸透はしていないのですがそういう取り組みを選手主体でやらせていき、いいコンディションの中で練習できるような環境をつくっていけたらと思います。