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2015.01.19

第79回早慶定期戦 1月17日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ

早慶定期戦で大勝!有終の美を飾る

 今回で79回目を迎えた冬の早慶定期戦(早慶戦)。両校の応援部や多くの観客が集まり熱気あふれるこの一戦を制したのはことしも早大だった。日本学生氷上競技選手権では無念のベスト8に終わった早大だったが、この試合ではその悔しさを晴らすかのような得点ラッシュで10-2と圧勝。4年生を最高のかたちで送り出す結果となった。

 「早大のプライドを持って戦って結果を出そう」(DF石川貴大副将、スポ3=埼玉栄)。4年生最後の試合を勝利で飾るため、そう意気込んで臨んだ第1ピリオド(P)だったが、課題としていた試合の入りで苦しい場面が続く。しかし早大も意地のディフェンスで失点は阻止。9分にはキルプレーのピンチを迎えるも、GK中川悠輔(教3=東京・早実)を中心になんとか守り切った。流れを引き寄せたい早大だったが、13分のパワープレーのチャンスでも慶大のゴールをこじ開けることはできない。すると17分52秒、敵陣でのパスミスを相手FWに拾われるとそのままゴール前へ。GKとの1対1を冷静に決められ、0-1で第1Pを終えた。

春の早慶戦に続き2度目の大会MVPとなった三浦

 慶大にリードを許したまま迎えた第2P。早大のプライドに懸けて絶対に負けられないとロッカールームで気合を入れ直した選手たちは、ここから圧巻のゴールラッシュを見せた。26分2秒にFW三浦亮(教4=青森・八戸商)が相手DF2人をかわす個人技を見せ同点弾をたたき込むと、28分13秒にはFW青木優之介(スポ2=埼玉栄)、29分25秒にFW金子立樹(スポ2=北海道・駒大苫小牧)がそれぞれゴール前でのこぼれ球を押し込み3-1とする。その後も早大の勢いは止まらない。34分53秒、FW池田一騎主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)が角度のない位置から相手GKの隙をつく絶妙なショットで追加点を奪う。慶大に1点を返されるも36分、39分にも得点を挙げ、6-2で試合は第3Pへ。第3Pに入っても早大は攻撃の手を緩めることなくゴールを重ねる。そして迎えた試合終了間際、リンクの上には4年生全員が立つ。4年生4人と3年生が組んだ特別なセットでこの試合最後のゴールを決めたのは、一年間チームを支えた池田だった。10点目となるゴールでハットトリックを達成。10-2という大勝で今シーズンを最高の結果で締めくくった。

大学最後のプレーを笑顔で締めくくった池田

 4年生全員がリンクに立った状態で、勝利の瞬間を迎えた早大。「自分たちの背中で見せられるように」(池田)。そんな思いで大学生活最後のリンクに立った4年生たちの姿を見た後輩たちは、きっと何かを感じたはずだ。4年生たちの思いを胸に、またここから新しい歴史が刻まれていく。

(記事 進藤翔太、写真 佐藤諒、中澤佑輔)

早慶定期戦
早大 ピリオド 慶大
0(14) 1st 1(13)
6(21) 2nd 1(21)
4(16) 3rd 0(12)
10(51) 2(46)
得点経過
チーム 時間 ゴール アシスト1 アシスト2 PK/PP
慶大 17:52 大久保健 鈴木
早大 26:02 三浦 金子聖 新井
早大 28:13 青木 池田 堰合 PP
早大 29:25 金子立 青木 PP
早大 34:53 池田 石川
慶大 35:39 金村 江口
早大 36:13 松本 森田 青木
早大 39:07 三浦 青木 PK
早大 43:49 金子立
早大 52:41 田中 坂本 村上
早大 57:45 池田 寺井 金子立
早大 58:14 池田
※PKはキルプレー、PPはパワープレー、PSはペナルティショットを指す
 なお、PK/PPの表記は早大にとってPKに当たるかPPに当たるかを表記するものとする
早大メンバー
セット FW FW FW DF DF
池田 金子立 寺井 石川 堰合
佐藤 横町 森田 松本
青木 三浦 金子聖 斜森 新井
田中 坂本 瀬戸 志村 村上
GK中川→遠藤→中川
コメント

工藤哲也監督(昭63社卒=青森・八戸)

――早慶定期戦(早慶戦)を終えて感想をお願いします

勝って今シーズンを笑って終わろうという目標でやっていたので、その通りになって良かったです。

――試合内容についてはいかがでしたか

第1ピリオド(P)で点を取られても挽回してパワープレーで点を取るということで、うちらしい試合ができたのではないかなと思います。

――きょうで引退となる4年生はどのような代でしたか

4人で常に話をしながら、どうすればチームが良くなるかということを考えてきた4年生でした。人数は少なかったのですがきっちりチームをリードして、良いチームをつくってくれたので感謝しています。

――来季への抱負をお願いします

今季は反省点も多かったので、4年生が残してくれたものをもとにして、強いチームをつくっていきたいと思います。

FW池田一騎主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)

――まずは試合を終えて率直な感想をお願いします

第1Pの立ち上がりはシーズンを通して良くなかったですが、1試合を通して見れば大差の試合にできました。最後も4年生みんなで試合に出れて、そういうところが本当に学生スポーツの良さだったなと感じて、このチームでやれたことにすごく感謝していますし、この試合に関してもOBの方々やマネージャー、トレーナーがいろいろなことをやってくれて、本当に感謝しています。

――第1Pが終わった後、ロッカールームでどのような話をされましたか

立ち上がりが悪く、しっかりスコアリングしないと勝てない状況だったので、攻めるところは攻めて、攻めながらも深追いしすぎずDFにはタイミングをうかがいながらやっていってほしいと話しました。

――第2Pではパワープレー時に同じようなかたちで2得点を連取しましたが、練習通りだったのですか

いや、第1Pのパワープレーが練習でやっていたかたちだったんですけど、それに対して相手がしっかり対策を練って守ってきていたので、即席というか、ピリオド間に話し合ってやったパワープレーのかたちでした。

――早大らしいプレーを見せることはできましたか

1試合を通して走り続けて、厳しい時間がありながらもそれに耐えてロースコアで終われたということで、ワセダらしいプレーができたのかなと思います。

――ハットトリックを達成されましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

最後の最後くらいはエゴを出したというか(笑)。ほかの選手がああやって点数を取ればいいんだという風に思ってくれればと思って、あそこまでスコアリングに執着心を持ってやっていました。

――MVPを狙っていたのでは

そうですね(笑)。(商品の)テレビほしかったです(笑)。

――最後に4年生全員でセットを組んでプレーしていましたが、あのときはどんなことを思っていましたか

まずは失点をしないことですね。来シーズン以降のチームカラーでも、失点をいかに少なくしていくかという部分は絶対にあると思うので、そういうところを自分たちの背中で見せられるように心掛けていました。

――きょうの早慶戦は池田選手にとってどのような大会になりましたか

普段アイスホッケーの試合を見ることがない人たちに早慶戦という素晴らしい機会を通じてアイスホッケーに触れていただいて、その中でアイスホッケーの魅力に気づいてくれた人もいると思うので、そういう早慶戦に4年間出場することができ、こういう機会を与えてくれて本当に感謝しています。

――早大での4年間を振り返って

他のチームよりチーム力が劣っているとか言われた年もありましたけど、チーム全員で節度を持ちながら仲良くやれたというところにワセダの良さがあったと思います。4年目の今季も同期と一緒にしっかりとチームをつくっていけたので心残りはないです。タイトルを獲れなかったというのは悔しいですけど、4年間を振り返ってみると本当にこれからのアイスホッケー人生にとって良い4年間、自分を成長させることのできる4年間を過ごせたと思います。

――卒業後は実業団でプレーされるということですが、抱負をお願いします

これから入団するまでにまだ時間があるので、しっかりと体をつくっていきたいです。

――最後に、主将として後輩へエールをお願いします

いまのワセダに足りないのはアイスホッケーをこれからずっと続けていこうという気持ちの部分だと思います。まずはアイスホッケーをやっている以上トップを目指してしっかりやって、そうすれば成長スピードも上がっていくと思います。後輩たちは1年2年とまだ先があるので、最後に後悔しないように努力し続けていってくれればと思います。

FW森田哲朗副将(教4=東京・早実)

――現役最後の試合を終えて

友達も来てくれてこんなに大勢の中で、競技としてやる最後のホッケーをできたというのをすごく幸せに思います。

――大声援の中での試合となりました

応援部の方も父兄の方も友達もたくさん来てくれて、本当に力になったしうれしかったですね。

――第1Pはまさかのビハインドとなりましたが

失点した後もあまり流れが良くなかったのですが、これ以上失点することなく焦らずに1点ずつ返していこうとベンチの中で言っていたので、そこまで焦ってはいませんでした。

――第2Pからは早大の目指すホッケーができたのではないですか

第1Pが終わった後にロッカーで、焦らず俺たちのホッケーをしていこうと話し合ったので、それが実践できた結果だと思います。

――ラストゲームということでしたが、自身のパフォーマンスについては

たくさんの方が来てくれたので1点決めたかったですけれど、まあ、自分らしかったかなと思います(笑)。

――第3Pでは4年生が一緒にプレーする機会もありました

そういう機会をつくってくれた監督に感謝したいですね。この同期4人で4年間やって来れたのは本当に誇りに思っています。

――4年間を振り返って

本当に満足しています。体育会でやるかも迷いましたし、まさかアシスタントキャプテンになるなんて思いませんでした。そういうのを認めてくださった先輩方、スタッフのみんなにも感謝していますし、後輩もついて来てくれて、本当にいいチームになったことを幸せに思っています。

――アイスホッケーで学んだことを今後どう生かしていきたいですか

全員をまとめることだったり、毎日ハードな練習をすることだったり、気持ちの面でつらくなることもありました。社会人になったらもっと大変なこともあると思うのですが、この4年間のつらくなったときを思い出して頑張っていければと思います。

FW三浦亮(教4=青森・八戸商)

――MVP獲得おめでとうございます。いまの心境を教えてください

MVPは運もあるので何とも言えないですけど一騎(池田)に申し訳ないという気持ちもあります。一年間を通してチームをまとめてきましたし、結果も出したので本当は一騎のものだったんじゃないかなとも思うんですけど、自分も周りの選手たちに支えられて最後はいい結果で終えることができたので、それに関しては良かったと思っています。

――チームメイトからはどんな声をかけられましたか

一騎じゃないの?とみんなに笑われたんですけど。(早慶戦のMVPを)2回取るというのも珍しいことだと思いますし、春も冬も周りに恵まれて、支えがあって取らせていただいたと思っているので、本当にみんなに感謝したいです。

――きょうは同点弾を含む2ゴールの活躍でした

もちろん自分が一つでもスコアすればチームは勝ちに近づきますし、1点先制されてからそのままずるずる行って重い雰囲気の中で取れた1点っていうのは今シーズンの中でもベストゴールだったかなと思います。

――先制点を許してしまいましたが、序盤は調子が良くなかったのですか

そうですね。ペナルティーも多かったですし、慶応の方がよく走っていてよく当たっていて、向こうのペースに巻き込まれたというのが序盤はあったと思います。

――そんな中で生まれた同点ゴールは流れを変える貴重な1点となりました

それについては、もう本当になんとかしたいという4年生としての責任もそうですし、最後の試合に勝ちたいという気持ちもワセダとしてのプライドもあったので負けるわけにはいきませんでした。その気持ちが乗ってゴールに入ってくれましたね。最終戦でそういうかたちで勝利に貢献できたのは良かったかなと思います。

――日本学生氷上競技選手権(インカレ)の敗退後からあまり日を置かずに早慶戦を迎えましたが、この試合に懸ける思いはどんなものがありましたか

4年生はワセダでやる最後の試合ですし、俺みたいなのでもワセダでこうやって最後までプレーできたという感謝の気持ちもありますし、後輩のみんなも最後は4年生に勝たせようという気持ちでみんなプレーしてくれたと思います。インカレはショックだったんですけど、最後は勝って終わろうというのはスタッフと選手で共有してやれたので、これが4年生にとっても後輩にとっても次につながってくれればいいなと思います。

――最後に、ご自身の今後とチームの未来について考えていることを教えてください

今後の目標はまだ決まっていなくて、これから考えます。これまで親にはすごく支えてもらっていて、父には厳しくやってもらったり、朝早くから朝練に送ってもらったりもしましたが、親元を離れてから最後の一年というのは自分のホッケー生活にないくらい親は何も言わず、自分に任せてやらせてくれたので本当に感謝したいと思いますね。(MVPの副賞の)テレビは親にプレゼントしたいと思います(笑)。チームの今後に関しては、ことし結果は全然駄目だったと言っていいシーズンだと思うので、後輩は今シーズンが最悪のシーズンだったというくらいこれからのシーズンはもっといいものにしていってほしいです。ある意味負けとか悔しい思いをできたのでそれを糧にしてもらって、そうすれば絶対に勝てるチームだし勝てるメンバーだと思うので、ワセダの良さを出して来年以降も頑張っていってほしいです。

FW横町翔太(スポ4=青森・八戸工大一)

――きょうの試合を振り返って

毎回言われていますが、立ち上がりが悪くてきょうも第1Pをビハインドで折り返して危うい試合展開でした。しかし、第2P、第3Pと順調に得点を重ねていけたので、最後は自分たちらしいホッケーができたと思います。

――自分たちらしいプレーというのは、どういったプレーですか

アタッキングゾーンの奥でプレーをして、反則を誘って自分たちのスペシャルプレーにつなげたり、守りの時間帯が長いときでも味方と連携しあってサポートするプレーです。きょうはよく守ることもできましたし、そういったプレーがことしの初めから、自分たちワセダのアイスホッケー部のプレースタイルとして練習していたので、そこがうまく出せてよかったと思います。

――今回が現役最後の試合ですが、特別な意気込みはありましたか

このユニホームを着て、いまのメンバーでやれる試合は最後だったので、いつも通りしっかり準備をして後悔をしないようにプレーすることを心がけました。

――最高学年が4人しかいない中でやってきたこの一年間を振り返ってみていかかですか

最初は、僕自身が自分のポジションを勝ち取るということでいっぱいいっぱいでした。4年生が4人しかいないという状況の中で、後輩たちも自分たちによくついてきてくれて、最後も4年生を勝たせようという意気込みで試合をやってくれたので、1から3年生のみんなには感謝しています。

――来年以降に後輩たちに託したいことはありますか

ことしはタイトルが取れなかったので、いま残っている後輩たちには(僕たちを)いい意味の反面教師として、タイトルを取れるように頑張ってほしいですね。

――試合後に後輩と話したことなどありますか

試合後は特に話すことは無かったので、特別話すことがある人はきょうではなく、後日ゆっくり話すということにしています。

――これからもアイスホッケーは続けていきますか

競技レベルでアイスホッケーをやることは今後もうないと思いますが、趣味程度でという感じですね。だから何かに向けて一生懸命アイスホッケーに取り組むのは最後だったので、きょう勝ててよかったです。

――これからの進路を教えていただけますか

卒業をせずに休学届を出して、来年から一年間アメリカの方に留学をします。

――小学校時代からやってきたアイスホッケーから何か学んだことはありますか

特別アイスホッケーだからということではないと思いますが、1人ではなく自分以外の考え方を持っている他の人と、何か1つのことを目指して取り組むことの難しさだったり、楽しさだったり。そういうことが自分のアイスホッケー人生の中で学んだことだったし、悩まされるところでもありましたが、それを通して大きく成長できたかなと思うので、(アイスホッケーをやって)良かったです。

DF石川貴大副将(スポ3=埼玉栄)

――この試合を振り返って、いかがでしたか

4年生にとって最後であり、今シーズンを締めくくる試合で、何十年も負けていない試合なので、しっかりワセダのプライドを持って戦って結果を出そうということでした。結果も出せて、4年生とチーム一丸となって点数も決められて、大差で勝つことができたので良かったと思います。

――4年生との最後の試合ということで、特別な思いはありましたか

そうですね。早慶戦が本当に年度の最後の試合となるので、それは負けられないです。また、4年生の引退試合が早慶戦でできるということは、僕らにとっても素晴らしい環境ですし、4年生にとっても多くの観客の前でできるということは幸せなことだなと思います。

――先制点を相手に許してしまいましたが、立ち上がりが良くなかったことについてはいかがですか

本当に、シーズンを通しての自分たちの一番のウィークポイントが立ち上がりでした。それを最後の最後まで克服できなかったということは、唯一挙げられる残念な点だと思います。

――第1P終了後は、チームでどのようなことを話されましたか

負けて第1Pが終わってしまったので、まず、もっと走って当たっていこうと話しました。そういった根本的なところから変えていかないと試合も動かないし変わらないということで、基本的なことから心掛けて変えていこうということをミーティングで話していました。

――ご自身のパフォーマンスを振り返っていかがですか

インカレが終わってから練習が3回あったのですが、自分の中では、もう少し走れれば良かったなということと、パスの精度をもう少し磨きたかったなというのが正直なところです。

――本調子ではなかったということですか

そうですね。100パーセントのパフォーマンスはできなかったというのが本音です。

――インカレから少し時間が経ちましたが、心境の変化などはありましたか

インカレで負けてことしはタイトルを逃してしまって、そのときは本当に悔しかったですが、最後の早慶戦はしっかり勝って4年生を送り出そうということで、気持ち的にはしっかり切り替えて、みんなも自分も明るい気持ちで試合に臨むことができたので、その点では苦しむこともなくて良かったと思います。

――来季に向けた意気込みをお願いします

来季は、いまの4年生から主将を務めるように任されているので、チームリーダーとして、良いコミュニケーションを取って、選手全員が目的に向かって一生懸命努力できるようなチームを作り上げていきたいと思います。また個人としても、もっと上のステップに上がってプレーできるように、努力していきたいと思うので、大学でのラスト一年間を本当に頑張っていきたいと思います。

FW坂本龍平(スポ3=青森・八戸商)

――今日の試合を振り返って

今日はスタートがあまり良くなくて、それは今季ずっと言われ続けてきたことで、そこを最後まで直せなかったのは悔しいんですけど、第2P、第3Pと持ち直して、最後は自分たちのやりたいホッケーができたので良かったと思います。

――今日は早慶戦ということで独特な雰囲気の中での試合でしたが

応援部さんの声援もあってお客さんたちもいっぱい見に来てくださって、緊張してしまったんですけど、本当にありがたいなと思いました。

――先日のインカレでケガから復帰されましたが、調子の方はいかがでしたか

きょうが今シーズン最後の試合だったので自分のいまある全ての力を出し切ろうと精一杯やるだけでした。

――アシストで勝利に貢献しましたね

少しでもチームのためになれたのかなと。ケガをしてからはずっと入院生活で、その後は歩くのもやっとくらいの生活をしていたので、そこでチームに迷惑を掛けてしまったなと思ったんですけど、結果を残して貢献できたのかなって少しほっとしています。ですが、もっと上を目指して頑張らなくてはという思いもあります。

――4年生はこれで引退ですが

寂しい気持ちもあるんですがこれからは4年生なしで戦っていかなければならないと考えています。今シーズンでは(チームを)引っ張れなかったと自分は思っているので、次のシーズンは最終学年として精一杯頑張ってチームを引っ張っていきたいと思います。

GK中川悠輔(教3=東京・早実)

――きょうの試合の感想をお願いします

正直に言うと、今までで一番疲れました。早慶戦は、毎年なんだかんだワセダが勝つのだろうと皆さん思ってるかもしれないですが、今回はインカレでも同じ順位でしたし、選手の間でももしかしたら競ってしまうのではないかというムードがあったので、精神的にもプレー的にもハードな試合でした。

――ご自身のプレーを振り返っていかがでしたか

合格点には達したかなあ、といった感じですね。

――きょうの2失点を振り返っていかがですか

1点目は自分のせいでもあるのですが、2点目に関しては仕方がないものだったと思います。

――終盤には4年生全員が同時にリンクに立つ場面もありました

あの場面は自分もあの流れになるとは考えてなくて、準備していませんでした(笑)。最後なので、コーチたちが4年生と3年生でプレーをさせてくれたのだと思います。

――今季全体を振り返っていかがでしたか

あまり出場機会には恵まれなかったのですが、チームを支える一員という意味では大きく成長できたと思うので、来季も頑張っていきたいですね。

――中川選手にとって4年生はどんな存在ですか

4年生は本当に仲が良くて、いつも一緒にいました。それでいて頼りがいがあって、僕たちにとっては雲の上の存在でもありましたね。来季は自分たちもそうなりたいです。

――ご自身の来季の目標をお願いします

レギュラー争いの中で、自分が最後はレギュラーになるという意識を忘れずに切磋琢磨(せっさたくま)していきたいです。

FW金子立樹(スポ2=北海道・駒大苫小牧)

――きょうの試合にかける意気込みは

4年生とできる最後の試合なので、絶対に勝つという気持ちでやりました。

――きょうの試合を振り返って

第1Pに1点取られてそのまま0-1で第2Pに入って、そこからはみんな気持ちを入れてできたと思います。

――第1Pと第2Pの間には何かお話などされたのですか

ここ何十年も慶大には負けていないですし、やっぱりワセダのプライドというものがあるので負けられないというのはありましたし、それでみんな気持ちが入って第2Pに6点取れたと思います。

――ご自身の調子は

2得点できたことに関しては良かったのですが、その他はミスなどが多かったので、得点には絡めましたがもっとミスを少なくしていけたらと思います。

――ご自身のゴールシーンを振り返って

1点目は青木(優之介、スポ2=埼玉栄)がゴール裏からパックを運んできてゴール前に出してくれて得点できたので、青木が良いパスを出してくれたかなという感じです。2点目は相手がミスをしてゴール前にこぼれてきたところをたたき込んだという感じです。

――きょうでこのチームでのプレーは最後となりましたが

シーズンを通してタイトルを一つも取れなかったというのが心残りですし、そういう悔しさを忘れずに来年しっかりやっていかないと駄目だなと思います。

――4年生へのメッセージ

4年生には本当に4人という例年より少ない人数の中でチームをまとめてくれて、2年生の自分たちは何も考えられていなくて迷惑をかけていたのかなと思うので、ことし一年間ありがとうございましたということを伝えたいです。

――来季への意気込みは

来季は3年生になるので後輩も増えますし、自分がチームを引っ張っていくのだという気持ちで臨まないと駄目だなというのがあるので、チームの中心になってチームをまとめられるようにやっていきたいです。