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2015.01.04

第87回日本学生氷上競技選手権 1月6日~9日 北海道・日本製紙アイスアリーナほか

日本学生氷上競技選手権展望

 氷上の大決戦がついに幕開ける。6日より北海道は釧路で開催される日本学生氷上競技選手権(インカレ)。全国の強豪が一堂に会するこの大会に、FW池田一騎主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)率いる早大が臨む。今季は関東大学選手権、関東大学リーグ戦(リーグ戦)共に4位と思うような結果を残せていないが、前回王者としてのプライドを見せつけ連覇を果たすことができるか。

 4年生の数が少ない早大は、メンバー全員の力により白星を積み重ねてきた。その中心となるのが、一年間チームをけん引し続けたキャプテン・池田。大舞台でも持ち味である巧みなスティックさばきと痛烈なシュートで圧倒し、流れを自分たちに引き寄せたい。攻撃面ではリーグ戦でチームの得点王に輝いたFW寺井敏博(国教2=米国・チョートローズマリーホール高)と、今季はセンターとして第1セットでプレーし続けたFW金子立樹(スポ2=北海道・駒大苫小牧)の2年生コンビが注目される。敗北が許されぬトーナメント戦なだけに、積極的な攻めの姿勢に期待が懸かる。守備面では、DF石川貴大副将(スポ3=埼玉栄)が3年生ながらチームの支柱として活躍。DF堰合芳貴(社2=青森・八戸工大一)らと共に難敵たちの猛攻を食い止めることが勝利には不可欠だ。ゴールを死守するのはGK遠藤秀至(社2=東京・早実)。リーグ戦を通じて守護神として君臨した経験を生かし、インカレでも並々ならぬ集中力を発揮したい。

エースナンバー『21』を背負い、チームを率いてきた池田

 連覇のカギを握るのがパワープレーだ。これは相手の反則により生ずる数的有利な状況を指すが、このパワープレー時に得点することが試合の行方を左右する。早大は大学リーグ随一のパワープレー成功率を誇り、リーグ前半戦の躍進もこれに起因している。その一方、羽刕銘元主将(平26スポ卒=現日本製紙クレインズ)と山田虎太朗元副将(平26社卒=現王子イーグルス)の『ツインタワー』が抜けた穴はあまりにも大きく、ディフェンス面の不安感はぬぐえない。しかし、この一年の死闘により選手たちが大きく成長したこともまた確かである。下級生中心ながら、他校にも引けをとらないディフェンスラインが完成した。リーグ戦以上に厳しく激しい攻防が予想されるインカレ。パワープレーのチャンスを確実にものにしていき、なおかつ失点を最小限にとどめることが早大の必勝パターンとなろう。

最後に勝敗を決するのはチーム力だ

 決勝進出を懸けてまず対戦が予想されるのは、激しいチェックを仕掛けてくる東洋大と西の雄・関西大。さらに、層の厚さが自慢の明大、そして今季一度も勝てていない中大など、早大を待ち受けているカベはいずれも高い。だが、早大にはそれを打ち砕くことができる武器、高いチームワークがある。決して順風満帆ではなかったこの一年。味わった悔しさをバネに、連覇への道を突き進む。

(記事 落合修平、写真 松田萌花、角田望)