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2022.09.01

【連載】関東大学秋季リーグ戦直前特集『We Are One』【第2回】WR佐久間優毅×QB國元孝凱×RB安村充生

 第2回はBIG BEARSのオフェンス陣をけん引する、WR佐久間優毅(政経4=東京・早実)、QB國元孝凱(社3=東京・早大学院)、RB安村充生(文構3=東京・早実)が登場。3人の関係性から、春シーズンの振り返り、そして秋シーズンへの意気込みまで幅広くお伺いしました!
※この取材は8月19日に行われたものです。

お互いの紹介をお願いします!

春シーズンを振り返る3選手

――お互いの紹介をお願いします

安村 (佐久間選手は)早実の先輩で、体育祭などのイベントで少し交流がありました。当時から足の速さは有名でした。大学に入ってからは同じオフェンスということで、より深い仲になりました。プライベートでは気さくに話しかけてくれる話しやすい先輩です。

國元 (佐久間選手は)高校が違うので詳しくは知りませんでしたが、足の速さはやはり印象的でした。昨年の自分が出場し始めた頃からロングパスのキャッチャー役として、今年は完全にエースとして捕ってもらっています。プライベートでは先輩とよく喋るので佐久間さんともよく喋ります。合宿でも部屋は違いましたが一緒に遊んだりしました。

安村 國元は同期で2人とも高校の頃からアメフトをやっていたので話した事は無いけれど認知はしていました。以前からわがままという評判を聞いていましたが、実際にチームメートになってからの印象もわがままでした。ただメリハリがはっきりしていてプレー中はきついことを言うこともあるけれど、グラウンド外では歌を歌ったりしていて面白い人だなと思います。

佐久間 (國元は)アメフトの面で言うと早稲田の中でパスが一番うまい。一番良いところに投げてくれるし信頼しているQBです。プライベートでは誰にでも気さくに話しかけるし、あとスマブラが強いです。

安村 間違いない(笑)

國元 充生はお互いに高校時代から知っていて早実のスーパースターみたいな感じでBIG BEARSに入って一緒に試合ができることを楽しみにしていました。高校時代の雰囲気だと一緒に遊ぶ事は無いかと思いましたが、充生はみんなを巻き込んで遊ぶのでよく一緒にいます。

佐久間 (安村は)自分も体育祭で一緒にリレーを走ったくらいの高校時代の関係なのですが、当時から足が速い印象です。また、お兄さんの共生さん(安村共生、令4文構卒=東京・早実)も有名でその関係でも知っていました。足の速さには今でも驚かされます。プライベートでは、おちゃらけてそうに見えないけど実際はおちゃらけています。

――3人のフットボール遍歴を教えてください

佐久間 大学からアメフトを始めたのですが、入部の理由は同期の若原碧飛(社4=東京・早実)に誘われたからです。もともと部活には入ろうと思っていて、いくつか見て一番楽しそうなのがアメフトでした。それに高校時代からアメフト部の数人と仲が良かったので決めました。

國元 まず父親がアメフトをやっていて、物心ついた頃からアメフトを知っていました。小学校の頃からフラッグフットボールをしていて、アメフトをやるために早稲田に入ったという感じです。一番の影響は父親です。

安村 アメフトを始めたのは高校の部活からです。アメフトをプレーしてみたかったというより、楽な部活があるらしいよという話があって入りました(笑)。それでも入部してからは真面目にプレーして(早実アメフト部史上初の)関東大会などいろいろな大会に出場して、より本格的にやりたい、日本一を目指したいと考えてBIG BEARSに入りました。

――これまでのフットボール人生でのターニングポイントや印象深い場面はありますか

佐久間 春の立命大戦がターニングポイントだと思っていて、いろいろな人に知ってもらえるきっかけになったと思います。それまで実力を発揮できなかった部分があったのですが、思い通りの結果を残すことができた試合でした。その試合をきっかけに一皮むけたかと思います。

國元 昨年のリーグ初戦の桜美林大戦です。(昨年の)春シーズンも出場しましたが、大学で通用するようなレベルに達していないと感じていました。今年のパスは大丈夫なのかなと思いながら初戦に臨んでいましたが、自分のパスがちゃんと通った成功体験が自分の中で自信になりました。その試合が昨シーズンや今シーズンのプレーの足がかりになったと考えています。

安村 春の立命大戦です。個人的な活躍や好プレーがあったわけではないのですが、チームとして(ランを)11回やって7ヤードしか出なかったので。ランプレーの一員としてこんなにも通用しないのかと打ちのめされました。それまで自信を持ってプレイしていましたが、それが疑問に変わった場面でした。このままで大丈夫なのかと感じました。

春シーズンの振り返り

――お話にも挙がりましたが、改めて春シーズンの振り返っていかがですか

佐久間 オフェンスも含め全体としてさらに上を目指せると思っています。パスだけでなくランも出さなければならないので、レシーバーのブロックが弱い部分などが春シーズンの課題として上がっていました。その部分を鍛えなければいけないことと、試合に出るレシーバー全員が活躍してほしいと思っているので全体の底上げの面でオフェンスユニット全体を仕上げていかなければならないと思っています。

國元 自分も充生と一緒で昨年の秋は2年ながらもそこそこできたと思っていたのですが、春の立命大戦など(関西に)完敗してしまいました。アメフトというスポーツにおいてQBが良くなければうまくいかないというQBの重要性を自分は受け止めました。自分が頑張らなければ他の選手がどう頑張っても報われないことに気づきました。春シーズンの総括としては責任感が芽生えたシーズンでした。

安村 強豪校と対戦したときにRB1人ではどうしようもないことを改めて感じました。チームスポーツなので同期や後輩がしっかりブロックしてくれないとうまくいかないと痛感したので、コミュニケーションを増やしてもっと密に練習していかなければならないと感じました。

――春シーズンの一番の収穫は何でしたか

佐久間 個人的な部分ではタッチダウン(TD)を多く取れたことです。昨年の秋まではレシーバーでTDを取ったことがなくて、キャッチした回数も片手で数えられる程度でした。この春は強い相手ともレシーバーとして競り合ってキャッチできたので、その点は自分の大きく成長できた部分だと思います。

國元 一番はチームとしても個人としても関西の立命大と関大と対戦して。モノが違うと感じたことです。そこを通してチーム全体の意識が変わったと感じましたし、個人としても自分がやらなければいけないという責任感が生まれました。

安村 個人としては試合に出場できる機会が増え、関東、関西の試合を含め自分がプレイヤーとして試合に出る時間が増えました。大学でプレーする実感がつかめてきました。

――夏合宿はいかがでしたか

佐久間 僕は途中参加で半分しか参加できなかったので、その遅れた4日間をどう取り戻すか、どうやって初日から参加しているメンバーと熱意を合わせていくかをいろいろ考えながらやっていました。実際に合宿に入るとみんな一つのチームとしてどのプレイにも集中して取り組めた良い合宿だったと思います。

國元 アメフトに限らずスポーツは経験則がモノを言うと思うので、今回の合宿では数をこなせたと思いますし、それが自信にもつながっています。グラウンド外でも他の選手を引っ張ったり元気を与えることができたりしたので良かったと思います。

安村 8日間の合宿に初日から参加して精神的にきついものがありました。普段と違う環境に置かれて考えられないミスも多発しました。TBの主任として、絶対起きてはならないミスが起こったときに自分がどういう声掛けをするべきなのかも考えた合宿でした。

俺のここを見て!

――秋のリーグ戦に向けてお伺いします。自身のここを見てほしいというところを教えてください!

佐久間 キャッチ力です。足が速いと言われることが多いですが、誰よりも手を前に出してボールを取ることをずっと意識してやってきました。どんな球でも落とさないキャッチ力を見てほしいです。

國元 自分は爆発力です。

安村 わかりづらいな(笑)

國元 安定感ももちろん大事ですが、自分たちのチームが勝ち上がっていくには爆発的な力を常に出し続けなければならないと思います。安定性だけを持っていても格上のチームに勝つのはなかなか難しいと思うので、爆発力をいかにコンスタントに出せるかが鍵になると思います。合宿で培ってきた部分を練習や他の試合で出していきたいと思います。

安村 派手なランプレーを見てほしいと思います。そこに行くのかというような意外性のあるプレイを見てほしいと思います。

――亀井主将の印象についてはいかがですか

佐久間 僕は高校の野球部から一緒なのでずっと見てきましたが、当時はマネジャーでかなり面倒見が良い印象でした。ですが主将になってからは人に厳しくなったと感じます。新体制が始まって亀井が主将になった時は大丈夫なのかと思いましたが、今では見違える程に自分にも他人にも厳しい人に変わったと思います。

國元 いろいろなチームに所属していろいろな主将に出会ってきましたが、亀井さんほど多くの人に好かれている主将はいないと思っています。主将は厳しく言うものだし、それで選手もへこんでしまう事はありますが、少なくとも自分の周りは「亀井さんのために勝とう」という意識が強いと思っています。あの人を日本一にしたい思いをみんな持ってプレーできているようにも感じます。来年そのような主将が出てくるのかと不安になるようなとても良い主将です。

安村 主将になる前にそこまで関わりがあったわけでありませんが、昨年の4年生が引退した時からなるべくしてなった主将だと思っています。全員に尊敬されていて、プレーもしっかりしていて、実生活もしっかりしている完璧に近い主将だと思います。

秋シーズンの注目選手は…

――チームの注目の選手はいますか

安村 RBなら花宮圭一郎(文構3=東京・足立学園)です。昨年は1年間ケガ続きでしたが、スター性があって、自分とはライバル関係です。今年はケガもせず準備万端の状態なので、花宮が今シーズンの関東と関西を驚かせる選手になるのではないかと思います。他にも、レシーバーの中尾公亮(社3=東京・早実)は同じ高校出身で驚くようなプレーを合宿でもしていて、見ていて楽しいプレーをする選手だと思います。キャラクターとしてもチームに必要な選手だと思いますし、見ていて驚くようなレシーバーです。

佐久間 レシーバーなら嘉屋光希(文構3=東京・早大学院)です。一つ下の代ですが、春から僕と一緒にレシーバーとしてプレーしていて、けが人がとても多い中でも怪我をせずプレーしていて秋シーズンも絶対に試合に出ると思います。自分と同じくらい、またはそれ以上に活躍してほしいという期待も含めて嘉屋くんを挙げます。

國元 DBの鈴木丈也(社3=東京・早大学院)と鈴木晴貴(基理2=神奈川・鎌倉学園)は特に頑張っている選手だと思っています。もともと上手かった選手ですが、合宿でさらに上手くなったと感じています。晴貴は少しおかしい部分があるので、突っ込むだけかと思いきやパスのカバーなどでここにいるのかと思うようなことも多いです。オフェンスにとっては嫌な選手です。秋シーズンに2人ともその部分でで活躍してほしいと思っています。

――最後に秋シーズンへの意気込みをお願いします

佐久間 自分だけではなくオフェンス全員が活躍できるような、1人に集中しないバランスの良いオフェンスを作り上げて、関東では圧倒し
、関西でも勝てるようにやっていきたいと思います。

國元 逆に自分がどれだけ活躍するかに徹底的にフォーカスしたいです。自分が活躍すればチームは勝てると思うので、関東と関西でどのくらいの実力かということを考えると、自分の活躍次第でチームの勝利につながると思っています。自分がチームを導く気持ちを持って今年は取り組んでいきたいと思っています。

安村 関東では1000ヤード走ることを具体的な目標にしています。日本一のRBになりたいので、國元と同じようにどんなに負けていても俺が走ればチームが勝てると思われるような選手を目指してやっていきます。

――ありがとうございました!

(取材・編集 安齋健、有川隼翔)

秋シーズンへの意気込みを書いていただきました!

◆佐久間優毅(さくま・ゆうき)(※写真左)

東京・早実高出身。政治経済学部4年。181センチ。77キロ。WR。昨年は主にリターナーとして活躍していたが、今季からWRとして本格始動。春季オープン戦の立命大戦での4TDの活躍を皮切りに、全国のアメフト界隈が注目する存在へと急成長。試合中にお腹が減らないように、試合前にお弁当を食べるのがルーティーンだそうです!

◆國元孝凱(くにもと・こうが)(※写真中央)

東京・早大学院高出身。社会科学部3年。179センチ。87キロ。QB。BIG BEARSのOBであるお父様の影響で、物心ついた時からアメフトに触れていた國元選手。昨年からBIG BEARSのQBとしてオフェンスをけん引している。そんな司令塔の勝負メシは東京油組総本店の油そば。

◆安村充生(やすむら・みつき)(※写真右)

東京・早実高出身。文化構想学部3年。174センチ。80キロ。RB。早実アメフト部を創部史上初の関東大会出場に導いた、元U18日本代表RB。圧倒的なスピードが持ち味で、オフェンスの核として活躍。ルーティーンは、あえて作らないそうです!

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