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 JR東日本カップ2008 第82回関東大学リーグ戦 4月25日 神奈川・横浜市三ツ沢公園陸上競技場



 新戦力3人のゴールで3連勝!

2点目を決めた小川の周りに集まり喜ぶ選手たち  開幕戦、第2節と昇格組を相手に苦戦していたワセダであったが、その後の2連勝で流れをつかむ。このままの勢いで「上昇気流に乗る」(寺島)ためにも、勝ち星が欲しい筑波大との1戦で、先制されながらも3−2で勝利。ゴールを決めたのは、まさに今季から主力となった新戦力の3人だった。

 「中盤の選手がなかなかしっかりしている」(今井監督)筑波大を相手に、早大は守備力に定評のある塗師主将、松本征をボランチに置き試合に臨む。だが、「DFとボランチの間が空いて」(小川)しまい、パスをつながれるシーンも目立つ。21分に先制点を献上するも、「俺のせいで失点したんで」と語った岡根が、34分に左足で公式戦初ゴールを決め、自らの得点で試合を振り出しに戻した。その後もエース渡邉を中心に積極的にゴールを狙うワセダ。前節までなかなか見られなかった、長短のパスを織り交ぜながらの連動した動きも、徐々に噛み合ってくる。

 後半序盤は、ワセダがペースを握った。58分、中野大からのCKを寺島が上げ、小川がヘディングでゴールに突き刺す。66分には左サイドでのパスワークから最後は中央で待つ寺島がシュート。パスサッカーを掲げた昨季のワセダを彷彿させる得点で、2点リードとなる。だが、ここから一気にペースは筑波大へ。DF陣が体を張り守るも、79分に失点。1点差まで迫られるも、最後は何とか相手を振り切り、3−2で勝利をつかむ。まだまだ若いチームでリードしているときの戦い方の統一などの課題も残るが、収穫の多い試合となった。

 これで、3連勝を収めたワセダ。試合後指揮官が語ったように、「まぁ完成というほどではないですが、少しは骨格が見えてきたのかなと」と、勝利が若いチームの自信と確信になっていっているのは確かなようだ。次節で前期リーグ戦も折り返し地点。今井カラーがだんだんと浸透し、新戦力も頭角を現し始めたワセダが、加速していく。

(本濱遥) 


第5節
早大 1−1
2−1
筑波大
【得点者】(早)34岡根、58小川、66寺島


順位表
チーム 勝点 勝数 分数 負数 得点 失点 得失
流経大 13
国士大 13
早大 10
中大 14
専大
神大
駒大 10 11 -1
筑波大 10 13 −3
明大 10 −1
10 法大 11 −5
11 東学大 12 −7
12 順大 −5
※第5節終了時
早大メンバー
位置 背番 名前 前所属 学部学年
GK 36 河野猛 大分トリニータU-18 社3
DF 中川裕平 四日市中央工 社3
13 岡根直哉 初芝橋本 スポ2
26 小川諒 柏レイソルU-18 スポ2
29 宮本章宏 近大付和歌山 一文3
MF ◎2 塗師亮 東京ヴェルディY スポ4
松本征也 浜名 スポ4
25 寺島尚彦 暁星 文構2
14 中野大輔 桐蔭学園 スポ3
→87分 中川翔平 国見 スポ3
FW 10 渡邉千真 国見 スポ4
→83分 反町一輝 前橋育英 スポ3
22 皆川翔太 東京ヴェルディY スポ2
※◎は主将、監督は今井敏明監督(昭52社卒)


◆コメント
今井監督
(きょうの試合を振り返って)できれば先に点をとりたかったんですけど、とられてから逆転できたというのが大きかったですね。(筑波大の印象)やっぱり中盤の選手がなかなかしっかりしているので、かなり厳しかったですね。(きょうは3ゴールとも公式戦初ゴールの選手でしたが)別に誰が点をとってもいいと僕は思っているので、そういう意味ではチーム全体みんなが点をとれるというのはよかったかなと。(2失点については、どうお考えですか)やっぱり最初の1点はしょうがなかったにしても、最後に1点追い上げられちゃったってところがまだまだ精神的にもこれからもっと上に伸びていかなくてはいけないところだと思いますね。(これで3連勝。手応えもあるのでは)まぁ完成というほどではないですが、少しは骨格が見えてきたのかなと。まぁまだまだそんな感じですね。

渡邉
勝てたことが大事だし、結果的に勝ち点3とれたのはよかったけど、内容的には攻めこまれる場面が結構あったのでなくしていかないといけない。自分たちのサッカーをして試合を落ち着かせることができないと厳しいと思います。筑波はかなり低い位置からもつないでくるので、自分たち前の選手はプレスをかける意識でやっていたんですが、後ろからの声が少なくて前から追っていっても結局中盤でつながれたりしてしまいました。そのあたりは課題として残ると思います。(これから連戦のスケジュール)コンディションをしっかり整えてベストの状態で試合にいきたいと思います。

宮本
前半早い時間に失点して戦い方を難しくしてしまいました。後半は流れのいい時間帯があって、そのときはリズムよく攻めることができましたが、危ない時間帯もあったんでそういうところをなくしていかないといけない。(岡根選手が中盤に引っ張られて空いたバックラインのスペースを埋める動きがありましたが)前半から何回かそういう場面があって危ないシーンにつながっていたから、自分で気づいて対応しなくちゃいけないなとは思っていました。特に指示を出されたわけではなく試合の中で自分で判断した感じです。(次は好調の国士大戦)国士は勢いがあって強いんで、国士を叩ければまたどんどんノッていって連勝できると思うし、しっかり準備してやっていきたいです。

岡根
(公式戦初ゴールおめでとうございます)ありがとうございます。俺のせいで失点したので1点とりたくて。とれてよかったです。(筑波大の印象)筑波は攻撃は中盤に人数かけてたんで、それを守ってしのぐというより、攻撃をしていたら守備をしなくていいので、攻撃を守備にしたいと思ってたんですけど、結構できてたんじゃないですかね。(筑波はパスをつなぐサッカーでしたね)そうですね、すごくうまかったです。(現在チームの状態は)内容はあんまりよくないですけど、勝ってるんで雰囲気はいいです。(次に向けて)失点しなければ最低でも引き分けなんで、とりあえず0におさえたいと思います。

寺島
(きょうの試合に臨むにあたり)個人的には、チームが勝ってきてさらに上昇気流に乗るために、勝つことが一番だと思っていたし、チームのためにプレーしたいと思っていました。(3節連続スタメンですが、慣れましたか)やっぱり、Iリーグとは違うし、そういう(Iリーグから上がってきた)人も多くて。でもまずはこのままチームのためのプレーをするだけです。(1得点1アシストという結果については)嬉しかったですね。(得点シーンは昨季のワセダのような、数人が絡んだパスワークから生まれた)やっぱりああいうサッカーが求められているし、その中で得点が取れたのは嬉しかったです。(2点リードした後の戦い方は)2点差が一番怖いので、集中していきたかったですけど、1点とられてしまって。そこが課題です。(新チームのスタイルは確立してきたでしょうか)まだまだですかね。(次への抱負を)上位にいけるよう、チームに貢献したいです。

小川
(相手がつないできて、DFとして対応が難しかったのでは)前半はラインが下がってしまって、ボランチとDFの間が空いてしまって、危ない場面を作られたので、後半はそこに入られたらDFから一人押し出して対応しました。後半は良かったと思います。(初得点、いかがでしたか)嬉しかったです、仲いい奴らが(スタンドから)声かけてくれて、すごく嬉しかったですね。(2点リードしてから押し込まれる場面が増えました)押し込まれる時間帯が長かったんですけど、そこで耐えて3−1からカウンターを狙って4−1に、というふうに考えていました。でもDFが甘くて、2列目から飛び出されてしまって。リードしてる時の戦い方も、練習しなければいけないです。(3点目はパスワークから生まれたゴール)練習のときからそのへんは意識高くやってて、いつも見てるんで「すごいな」っていうのはなかったですね。1タッチではたいていければ、崩せない相手はいないんで、続けていければいいと思います。(次はここまで好調の国士大ですが)レイソル(U−18)の時の先輩とかいるし、負けたくないですね。0(失点)に抑えたいです。きょうも相手にレイソルの奴いたんですけど、やっぱり高校の時ずっと一緒にやってたし意識はします。負けたくないです。









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