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関東大学サッカーオープニングフェスティバル
2月23日 東京・江戸川区陸上競技場
1−1ドローも、光った守備の安定感/関東大学選抜
今月29日より宮崎で開幕する地域別の大学選抜対抗戦・デンソーチャレンジカップ(デンチャレ)に先がけて開催されるオープニングフェスティバルが今年もやってきた。早大からは関東選抜Aに渡邉が、関東選抜Bに伊藤と中野遼が名を連ね、他大学の有力選手とともにフィールドへ散る。春一番が駆けぬける中、試合は1対1のドロー。攻撃陣と守備陣で明暗が分かれた。
昨季のデンチャレ覇者である関東Aだが、選手間の連係に不安が拭えない。意図の食い違いが目立ち、3トップは前線で孤立。「噛み合ってない」と渡邉ももどかしさを口にした。加えて、江戸川の荒れたピッチが悪循環に拍車をかける。序盤はボール扱いにもたつく関東Aを尻目に、「早く、前に」(中野遼)ボールを運ぶ関東Bがサイド攻撃を展開した。
前半のみの出場となった伊藤、中野遼だが、持ち味は十分に出したといえるだろう。伊藤は強風をものともせずしっかりとゴールに鍵をかけ、4失点を喫した昨年の借りを返した。一方の中野遼は中盤で激しいボール奪取を敢行。チームの指示通りスペースへのロングパスを供給し、時折セットプレーのキッカーも務める大車輪ぶりだった。「自分のプレーはそこそこできたかなと」(中野遼)。
後半開始早々にセットプレーからゴールネットを揺らし、先制した関東B。しかし、その5分後に関東Aもロングフィードに反応した武藤(流経大)が技ありのダイレクトボレーを沈めて追いついた。伊東(国士大)を中心に、風上を利用して攻めたてたが逆転弾には至らない。吹きすさぶ突風に黄砂が舞い散るグラウンド、強風に煽られて飛ばされたベンチ――春の宴にはあまりにも過酷な条件だった。
『黄金世代』と称された4年生が引退し、指揮官も代わる今季のワセダ。新主将の塗師亮(スポ3)はもちろんのこと、レギュラーを張ってきた渡邉、伊藤にもかかる期待は大きい。「自分はいまのチームでは経験がある方だと思うし、それをみんなにフィードバックしていきたい」(伊藤)。デンチャレを経てさらに上積みされるその経験値と、若い選手の持つ勢いが化学反応を起こしたとき、新たなる『黄金世代』は誕生する。
(斎藤純)
関東大学サッカーオープニングフェスティバル
関東選抜
Aチーム
1
0−0
1−1
1
関東選抜
Bチーム
Aチーム・早大選手
位置
背番
名前
出身校
学部学年
FW
9
渡邉千真
国見
スポ3
Bチーム・早大選手
位置
背番
名前
出身校
学部学年
GK
◎1
伊藤拓真
前橋育英
スポ3
DF
16
中野遼太郎
FC東京U−18
スポ1
※◎はゲーム主将
◆コメント
渡邉
(チーム始動時期は)20日から合宿でした。(ワセダとは求められる役割が違う)前3人で動き回って、動いて空いたスペースに入っていくというかたちなので、お互いの意識が必要でした。自分一人で持ちすぎないようにしてました。きょうはゴール前でいい形でボールを持てなくて、あまり(シュートシーンが)無かった。(チームのコンビネーションは)まだ短いので、噛み合ってない部分もありますが、お互い言い合っていってるのでだんだん良くなると思います。
伊藤
去年も関東選抜としてオープニングフェスティバルは出場したんですが、去年は1対4で負けて今年は1対1のドローってことで自分としては去年より上達が感じられました。(風が強くGKとしては難しいコンディションだったと思いますが)やりにくかった部分はありましたが、どういう状況であれやらなきゃいけないことは変わらないので割りきって集中したプレーを心がけました。(前半は関東Bが攻勢)風上に立ってたっていうのもありましたし、(相手DFの)裏への速いボールがはまった感じですね。(合同練習が少ない中、DF陣との連係は)最初は合わない部分もあったけど時間が経つにつれて良くなりました。一緒にやったのは3日間でしたが、きょう試合やってみてみんなのやり方もわかってきたし、デンチャレにはいい形で臨めると思います。(ご自身が最高学年となる早大はいかがですか)関東Bではキャプテンをやらせてもらっていて、ワセダは塗師がキャプテンなんですけど、そういう役職関係なく自分が引っ張っていけたらなと思っています。自分はいまのチームでは経験がある方だと思うし、それをみんなにフィードバックしていきたいです。去年はインカレ優勝でしたが、今年はインカレだけでなくリーグ戦も獲れるようにしたいですね。
中野遼
グラウンドが悪いってところが少しやりにくかったけど、自分のできることを考えてプレーしました。指示としては早く、前に蹴ってスペースを使っていこうということだったんで、つなぐワセダとは違うサッカーを求められました。守備の意識を強くしてやっていましたけど、自分のプレーはそこそこできたかなと。(セットプレーを蹴る場面も)もうちょっと速いボールを蹴りたかったですね。(新チームはいかがですか)雰囲気はいいと思います。ただ(関東選抜の)合宿とかでチームといる時間がなかったので監督とかともあまり話してないですし、わからない部分もありますね。(大榎前監督の戦い方は今季もベースになりますか)やっぱり監督代わったこともあって結構変わってくると思います。まだチームが慣れるには時間がかかるかもしれないです。(今季の意気込みを)今年は自分が引っ張っていくつもりで積極的にやっていきたいです。
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