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関東大学サッカーオープニングフェスティバル
2月25日 東京・国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場
存在感発揮し、リーグ戦へ膨らむ期待
来月開催されるデンソーチャレンジカップに出場する関東選抜チームが戦う、関東大学サッカーオープニングフェスティバル。関東圏の有力選手がズラリと顔を並べた。全日本大学選抜や各年代代表候補に選ばれた選手を軸に構成する関東選抜Aには早大から兵藤、山本、鈴木、渡邉が選出。一方、今後の躍進が期待される新鋭を多く擁する関東選抜Bには伊藤、金守が選出された。試合は下馬評通り、関東Aが優位に立つ展開となる。
6分、関東Aの攻撃陣が早速観衆を沸かせた。高崎(駒大)が鈴木のスルーパスに反応し、一度はGKに阻まれるものの、再度右足で押し込み先制点。さらに20分にはゴール前の浮き球を鈴木が豪快にボレーで蹴りこんだ。関東Bも28分に関東Aゴールをこじ開け反撃ののろしをあげるが、1点差も束の間。3分後に山本が左から武井(流経大)にクロスを合わせ、2点差をつけて前半を折り返す。
後半に入ると、攻める関東A、しのぐ関東Bという図式がより色濃くなる。山本に代わって入った渡邉に両サイドの鈴木、兵藤が絡んで好機を演出した。兵藤が右ポストをかすめるシュートを放つなど圧倒的に試合を支配しながらもゴールが遠い関東Aだったが、73分にようやく膠着が破れる。この日、大半のプレースキッカーを務めた鈴木が右FKを菊地(駒大)の頭にピタリ。打点の高いヘッドから放たれたシュートがゴールを揺らした。その後も渡邉らが関東Bゴールを脅かすも金守を中心としたDFが跳ね返し、追加点には至らなかった。
タイムアップの笛が鳴り響くと、選手たちはお互い笑顔で健闘を称えあった。有力選手たちが一堂に会したこの試合。3得点に絡んだ鈴木をはじめ、出場した早大の6選手は個々に精彩を放っていた。彼らがこの経験をチームに還元したとき、早大は栄光への道を歩み出すだろう。1年時からレギュラーを張ってきた兵藤らも最高学年を迎える。「今年は勝負の年だと思っている」(鈴木)。標榜する「楽しみながら、かつ勝てるサッカー」(兵藤)の完成へ。昨年までの経験を糧に、狙うは全てのタイトルだ。
(斎藤 純)
関東大学サッカーオープニングフェスティバル
関東選抜
Aチーム
4
3−1
1−0
1
関東選抜
Bチーム
【得点者】
(A)6高崎(駒大)、20鈴木、31武井(流経大)、73菊地(駒大)(B)28大瀧(中大)
Aチーム・早大選手
位置
背番
名前
出身校
学部学年
MF
8
山本脩斗
盛岡商
スポ3
◎9
兵藤慎剛
国見
スポ3
10
鈴木修人
市立船橋
スポ3
FW
→45分
渡邉千真
国見
スポ2
※◎はゲーム主将
Bチーム・早大選手
位置
背番
名前
出身校
学部学年
GK
1
伊藤拓真
前橋育英
スポ2
DF
◎2
金守貴紀
四日市中央工
社3
※◎はゲーム主将
◆コメント
兵藤
きょうは、デンソーまでの最後の試合だったんで、確認とか、コミュニケーションとれるようにとかいった意味で大事にしていた試合でした。4―1でしたが、決められるのに決められなかったシーンが結構あったし、自分のプレーも良くなかったし、残り少し、コンディション上げていきたいです。新チームにはまだ2日ぐらいしか参加してないんですが、主将としてチームを一つにしながら楽しいサッカーをしたいです。楽しみながらかつ勝てるサッカー、見ている人に楽しんでもらえるサッカーをして、今年は1つでもタイトルを獲りたいです。
鈴木
きょうは勝てて良かったです。楽しむことよりも勝ちにこだわっていたので。(前半はトップ下、後半は右サイドでプレー)とりあえずボールを持ったら落ち着いてプレーしようと考えてました。右サイドは合宿で初めてプレーしたんですが、ボールを運んでチャンスに繋げられた所は良かったです。(コンディションは)90分のゲームをこなしたのは(オフが明けてから)初めてでしたが、そのわりには体が動きました。これから練習で仕上げていくんで徐々に上がっていくと思います。ゴールシーンは高崎が良いところに落としてくれたので、枠に入れようとミートを心がけました。やっぱり得点とるとモチベーションが上がるんで、その後も気持ち良くプレーできました。(関東Aの監督は駒大の秋田監督。駒大同様、走るサッカーを求められましたか)まあ、そうですね。指示もいくつか受けましたし。でも色々な監督がいるし、その中で監督が替わっても自分が活躍できるようにしなくちゃいけないですしね。(バレンシアの練習は)やってることは特に日本と変わらなかったですね。ユースチームとやったんですけど通用する部分も結構あったし。向こうの選手は体が強かったですね。良い勉強になったんで、これからも監督を信じて頑張っていこうと思いました。今年は4年で最後だし、勝負の年だと思っているのでとにかく優勝を狙っていきます。
山本
試合内容は勝ったので良かったです。個人的には自分のプレーは出来なかったです。駒沢のスタイルは3日くらい練習しました。徐々に慣れたけど、いつものサッカーと違うのでやりにくさはありました。けど、合わせられるように。兵藤と鈴木がポジションを入れ替わりながらやってたけど、右サイドよりだったし、自分がボールをもっても左に人が流れてこないので、左サイドをあまり使えなかったです。ワセダは、合宿でけっこう走り込みをしてよくなっていくと思うので、まだ全員そろってやってないのでちょっと遅いかもしれないけど、これからです。バレンシアへの練習参加はシーズン中だったので軽い練習だったんですけど、いい経験になりました。言葉は通訳の人もいたんですけど、ボディーランゲージとかで。ユースではやれたけど、トップのBチームはやっぱりうまかったです。
渡邉
前半は外から見てて、監督に指示されたように、速く正確に出来てたと思います。いつもとは違う駒大のプレースタイルだったので、ワセダのサッカーや自分の役割に適応できるように、臨機応変にプレーしました。もうこのメンバーで練習はなくてぶっつけ本番(デンソーカップ)なので。今のワセダの仕上がりとしては、昨日一昨日試合をしたけど、まだまだコミュニケーションがとれてない部分もあるかなと。でも個の能力は高いので、力を発揮すれば勝てると思います。バレンシアへの練習参加で感じたのは、練習環境の良さです。ユースとサテライトの練習に参加させてもらったんですけど、日本よりも練習時間は短かったです。空いた時間は町を観光したり、自主トレをしたりしました。
金守
(きょうの試合を振り返って)(1−4で負けたことは)Aチームは強いですから仕方ないです。高崎(駒大)選手は高くて驚異的だったが、セカンドをひろえれば大丈夫だった。合宿からコミュニケーションはとるようにしてきたので、その点はよく機能した。(コンディションは?)2月12日から本格的に始動しましたが、ずっと走り込みをしていて、正直最後の方とかしんどかったです。(今季の目標は?)ワセダ全体での目標が『最低一冠』なので、一冠は取れるように頑張りたいです。個人的には一戦一戦を大事に戦い、ケガしないように注意したいです。
伊藤
でかくてヘディングも強い相手に対する戦い方ができなかった。(今年からは正GKとしての活躍が期待されるが)時さん(時久省吾=スポ4)のほうがよかったって言われないように、徐々に調子を上げて、4月からやっていけたらいいです。(新チームの雰囲気は?)昨年からメンバーもあまり変わっていないし、楽しくやっている。
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