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競走部

2023.07.10

第6回早稲田大学競技会 7月8日 埼玉・早稲田大学織田幹雄記念陸上競技場

和田が手応え感じる自己新 夏合宿前に有意義な競技会に

 7月8日、埼玉・早稲田大学織田幹雄記念陸上競技場で第6回早稲田大学競技会が行われた。第2組では、和田悠都(先理3=東京・早実)が嬉しい自己ベスト更新、最終第3組では、辻文哉(政経4=東京・早実)がラスト1200メートルからロングスパートをかけ1着でフィニッシュ。夏合宿前に手応えを感じる有意義な競技会となった。

 1組目には、日野斗馬(商3=愛媛・松山東)、宮本優希(人1=智弁和歌山)をはじめ、8人が出場した。先頭集団は3000メートルを9分前後で通過し、日野、宮本がついた。残り4周で宮本が集団からこぼれると、日野も徐々に苦しい走りになる。その後は、先頭集団からの差も最小限に留める粘りの走りを見せ、昨年漢祭り以来の5000メートルの日野が早大勢トップ、宮本がそれに続いた。

レースを走る和田

 続く2組目には、和田、藤本進次郎(教2=大阪・清風)らが出場。前半から、1キロ2分55秒ペースで進む先頭集団に和田、藤本、宮岡凜太(商2=神奈川・鎌倉学園)の3人がついた。ラスト800メートルを切ったところで、和田が先頭にくらいつく。和田は、残り200メートルで前を走る選手に遅れはとったものの、早大勢トップとなる4着でフィニッシュ。タイムも、14分24秒77で自己べストを10秒近く更新した。「ラストで前の選手に差をつけられてしまったのは課題」としながらも、自己記録を更新する走りに、レース後のインタビューでは笑顔が見られた。

 最終第3組には、辻や諸冨湧(文3=京都・洛南)など8人が出場した。序盤は大集団のままレースが進み早大勢が集団の前方を占めた。3000メートルすぎ、山梨学院高校の選手が飛び出すと、辻、諸富、長屋匡起(スポ1=長野・佐久長聖)らが追走集団を形成した。4000メートルすぎ、辻が単独でスパートを仕掛け、残り2周のところで先頭に立った。辻は後続を引き離し14分04秒でフィニッシュ。レース後辻は「前半は消極的になってしまったが後半にかけて後続を引き離す走りが出来たのは良かった」と落ち着いた様子でレースを振り返った。

レースを走る辻

 トラックシーズンも大詰めを迎えた。各々の課題と収穫を得た選手たちは、駅伝シーズンに向けて、ここから夏合宿で練習を積んでいく。

(記事 植村皓大、加藤志保、写真 加藤志保、髙田凜太郎)

結果

▽5000メートル1組

日野斗馬(商3=愛媛・松山東)  15分07秒62(5着)

宮本優希(人1=智弁和歌山)  15分08秒69(6着)

安江悠登(法1=埼玉・西武学園文理)  15分15秒19(8着)

小玉瑞葵(文3=福島・安積)  15分32秒36(12着)

栗原周平(創理1=栃木・真岡)  15分33秒59(14着)

門馬海成(政経2=福島・会津)  15分37秒18(15着)

伊藤大河(教2=福島・会津)  15分42秒00(17着)

増永峰土(商2=神奈川・逗子開成)  15分44秒77(19着)

▽5000メートル2組

和田悠都(先理3=東京・早実)  14分24秒77(4着)

宮岡凜太(商2=神奈川・鎌倉学園)  14分29秒58(6着)

藤本進次郎(教2=大阪・清風)  14分31秒75(7着)

草野洸正(商3=埼玉・浦和)  14分35秒40(8着)

濱本寛人(スポ4=熊本・宇土)  14分46秒01(12着)

武田知典(法1=東京・早実)  14分48秒24(13着)

伊藤幸太郎(スポ2=埼玉・春日部)  15分35秒43(24着)

小平敦之(政経1=東京・早実)  15分46秒67(25着)

間瀬田純平(スポ2=佐賀・鳥栖工)  棄権

▽5000メートル3組

辻文哉(政経4=東京・早実)  14分04秒89(1着)

諸冨湧(文3=京都・洛南)  14分17秒25(5着)

長屋匡起(スポ1=長野・佐久長聖)  14分19秒18(6着)

菅野雄太(教3=埼玉・西武学園文理)  14分22秒14(7着)

栁本匡哉(スポ4=愛知・豊川)  14分23秒82(8着)

山﨑一吹(スポ1=福島・学法石川)  14分24秒87(9着)

伊福陽太(政経3=京都・洛南)  14分30秒58(10着)

須山向陽(スポ2=鹿児島城西)  棄権

コメント

辻文哉(政経4=東京・早実)

―― 今日のコンディションいかがでしたか

 今週はある程度調整できていたので体の調子は良かったです。天候も良く、好記録が狙えると思っていました。

―― レースプランをどのように考えていましたか

 スタートが良ければ13分台を狙うペースで、良くなければラスト3、4周でスパートをかけようと考えていました。

―― レース展開を振り返って

 本来は自分で集団を引こうと考えていましたが、スタートしてみると思ったより体が動きませんでした。ラスト1200メートルからスパートをかけて勝ち切れたのは良かったと思います。

――ラストスパートでは後続を大きく引き離しました。振り返っていかがでしたか

 後続を引き離して勝ち切れました。これまででも最も良いペースで走れたと思います。

―― 収穫と課題はありますか

 調整が1週間しか出来ず、前半で消極的になってしまいました。プラン通りに前半から引きたかったです。

―― 今後に向けての意気込みをお願いします

 2週間後の士別ハーフで自己ベストを切ってシーズンを終えたい です。

和田悠都(先理3=神奈川・早実)

―― 今日の調子はいかがでしたか

 7月中旬にハーフがあるので、それに向けて、ちゃんと練習は積めていたので、調子はそこまで良くはなかったのですが、ある程度自信を持って入れたかなと思います。

―― レースプランはどのように考えていましたか

 目標は14分35秒で、自己ベストの14分33秒を切れたらなと思っていたので、(1キロ)2分55秒ペースについていって、ラスト余裕があったら上げていこうかなと思っていました。

―― レース展開は振り返っていかがですか

 前半少し速めに入ってそこで粘り強く行けたのと、後半少しペースが落ちたので、そこで少しずつ前に行けたのが、今シーズン何本かレースを走って課題としていた位置取りというのがしっかり改善できたと思います。

―― タイムは自己ベストでした。それについてはいかがですか

 前半シーズンラストのトラックレースだったので、ベストを10秒更新できたのはうれしいことですし、練習の一環の中でベストを出せたのはすごく自信になったと思います。

―― 自己ベストが出る手応えはありましたか

 そうですね、今回は疲労がかなりある中で臨んだ割には、すごくポジティブにレースに臨めて、すごく自信を持って走れたかなと思います。

―― 今日のレースで得られた収穫と課題を教えてください

 収穫としては、2分55秒ペースで走る時の余裕度が、今までより余裕を持って走れるようになったことです。もう少し速いペースで調整すれば速いペースにもついていけると実感しました。課題としては、ラスト200(メートル)で前を走っていた選手に3、4秒差をつけられてしまったので、ラスト200メートルをしっかり粘り強く走り切るということです。

―― 最後に、今後の意気込みをお願いします

 7月中旬にハーフマラソンがあるのと、秋シーズンもハーフを中心に記録を出さないといけない試合が入ってくるので、そこでしっかり着実にベストを出して、1月の箱根(東京箱根間往復大学駅伝)を走れたらと思います。