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ハンドボール部

2023.05.09

関東学生春季リーグ 5月7日 東京・日本女子体育大学総合体育館アリーナ

接戦をものにできず 国士舘大に悔しい敗戦

 関東学生春季リーグ(春季リーグ)6戦目、早大は国士舘大との一戦に臨んだ。3連勝中の早大に対して、国士舘大も強豪・東海大と引き分けるなど上位リーグに食い込んでおり、実力者同士の対戦となった。前半から競り合い、11-11で前半を折り返す。後半も点の取り合いで試合が進み同点の状態で試合終盤を迎える。しかし試合終了間際に国士舘大に勝ち越しゴールを決められてしまう。最後にはダメ押しの追加点を許し、24-26で敗戦となった。

 国士舘大のスローオフで始まったこの試合は、前半から拮抗(きっこう)した展開となった。「とにかくフローターはアウトから攻めていこうと話していて、うまくいっていた」と村上楓(スポ4=福岡・明光学園)が振り返るように山本桃虹(スポ3=東京・佼成学園女)や浦野詩織(スポ4=愛知・旭丘) のアウトカットインなどで早大は着実に得点を積み重ねていく。両チームが点を取り合い、前半終了間際には浦野がバー直撃シュートを放つもゴールネットは揺らせず、11-11で前半を終えた。

シュートを放つ山本

 後半開始早々、村上にマンツーマンディフェンスがつき混戦となるも、山本が空いているスペースを見逃さずペナルティスローを獲得。イレギュラーなかたちにも対応する。対する国士舘大も7メートルスローをループシュートで決めるなど落ち着いたプレーを見せる。後半中盤には早いテンポで攻守が切り替わり、走り合う展開となったが、速攻から得点を量産したのは早大だった。セットオフェンスからも杉浦亜優(スポ2=愛知・名経大市邨)のブロックを利用した浦野のアウトカットインでゴールを割る。川村夏希(スポ4=東京・佼成学園女)のナイスセーブからつなげた速攻では村上が体を張ったプレーでペナルティスローを獲得し、勢いづく早大。しかし国士舘も負けじと得点を重ね、気づけば同点の状態で試合終盤を迎えた。後半29分40秒には国士舘大に得点を許し勝ち越されると、残り16秒残したまま早大がタイムアウト。タイムアウトでは、決まったかたちの攻め方でいくことを話したという早大。しかしここで予測していなかった事態が起こる。「自分たちが予想していなかった場面で(村上に)マンツーマンがつき、(早大の)選手もテンパってしまい最後ミスが出た」と村上。残り16秒で同点に追いつくことはできず、最後は7人攻撃をしていた早大のキーパーがいないゴールに国士舘大がボールを放ち、24-26で敗北を喫した。

ディフェンスに絡まれながらシュートを放つ村上

 どちらが勝ってもおかしくない接戦だっただけに、試合終了後にはうなだれる選手たちの姿があった。総当たり戦の一次リーグで残す相手は桐蔭横浜大だ。上位リーグにどちらのチームが進出できるのか、直接対決となる大一番の試合。今試合の悔しさをばねに、何としてでも勝利をもぎ取りたい。

(記事 渡辺詩乃、写真 髙田凜太郎)

 

関東学生春季リーグ
早大 24 11-11
13-15
26 国士舘大
スタメン
GK 川村夏希(スポ4=東京・佼成学園女)
LW 井橋萌奈(スポ1=東京・白梅学園)
LB 浦野詩織(スポ4=愛知・旭丘)
PV 杉浦亜優(スポ2=愛知・名経大市邨)
CB 村上楓(スポ4=福岡・明光学園)
RB 山本桃虹(スポ3=東京・佼成学園女)
RW 青木里奈(スポ4=東京・白梅学園)
途中出場
LB 山野紗由(スポ2=北海道・釧路江南)
RW 山田梨央(スポ2=千葉・昭和学院)
PV 石坂美紀(スポ1=千葉・昭和学院)
LW 里村采音(商1=岩手・不来方)
コメント

村上楓(スポ4=福岡・明光学園)

――試合を終えての率直な感想を教えてください

 勝てた試合だったと思うのでいまは悔しいという気持ちしかないです。

――国士舘に対するオフェンスはどのように考えていましたか

 今までと同じでとにかくフローターはアウトから攻めていこうと話していて、うまくいっていたのかなと思います。

――村上さんに対するマンツーマンがつかれていましたが、その時の攻め方は

 国士舘大はマンツーマンついてくるかもと考えていて、対策もしていましたがリズムを狂わされたという点では相手の思うつぼになってしまったと思います。

――相手の思うつぼになってしまった要因は

 自分はいつもパスを回す役割なのですが、やはり自分が(マンツーマンに)つかれることで、みんな攻めて入るけどなかなかリズムがつくれなくて気持ちのいいシュートまで持っていけませんでした。オフェンスで点が取れずに相手に点を取られて嫌な空気がずっとありました。

――最後のタイムアウトの際に話したことは

 最後は私に最後ボールが回ってくるフォーメーションでいこうという話だったのですがそこで自分たちが予想していなかった場面で相手がマンツーマンをついてきました。選手もテンパってしまい最後ミスが出たので、スタッフの方からも自分たちの采配がよくなかった部分があると言われたのですが、まだ時間もあったのでもう少し落ち着いて最後シュートまで持っていければ同点で終われたかもしれないと思うのでそこはすごく悔しいです。

――桐蔭横浜大への意気込みをお願いします

 自分たちは今日負けて、桐蔭横浜大は今日逆に勝っているので勝ち点で並んでいて、直接対決で勝った方が上位にいけるという状況になっています。どんなに汚い試合だろうが点差が1点差だろうが勝てば目標にしていた上位にいける状況なので勝つためにあと一週間しっかり練習して何がなんでも勝つという気持ちで試合に臨みたいです。