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ハンドボール部

2023.05.01

関東学生春季リーグ 4月30日 東京・国士舘大学多摩キャンパス体育館

日体大の猛追振り切り 春季リーグ2連勝!

 関東学生春季リーグ(春季リーグ)第4節、早大は日体大と対戦した。前半から早大が主導権を握る展開となり、堅い守備で日体大の得点を1桁に抑えて後半へ。前半の勢いそのままに後半中盤には点差を2桁まで広げる。しかし後半残り10分、日体大の猛攻を受け、点差は一気に2点差。日体大は速攻を仕掛け、さらなる追い上げを図るが、GK川村夏希(スポ4=東京・佼成学園女)がスーパーセーブを見せ、リードを死守。昨日に引き続き接戦を制し、リーグ戦2連勝を果たした。

 序盤は一進一退の展開となったが、井橋萌奈(スポ1=東京・白梅学園)、村上楓(スポ4=福岡・明光学園)の連続得点で早大が一歩抜け出す。日体大はタイムアウトで流れを断ち切ろうとするが、青木里奈(スポ4=東京・白梅学園)と井橋のサイドシュートが光り、早大が勢いに乗る。さらに山野紗由(スポ2=北海道・釧路江南)が得意のロングシュートで連続得点。川村の好セーブから早大の攻撃につなげる場面もあり、早大は攻守において安定した試合運びを見せ、リードを維持する。前半終了間際に村上がペナルティースローを決め、前半を14ー9で折り返した。

右サイドからシュートを放つ青木 攻守で活躍が光った

 後半は日体大に先制されたものの、堅い守備とサイド陣の得点で持ち直す。さらに村上の鋭いカットインからのシュートを皮切りに、山本桃虹(スポ3=東京・佼成学園女)、浦野詩織(スポ4=愛知・旭丘)が続けて得点。日体大もミドルシュートを決めて食い下がるが、早大が連続して速攻を成功させ、点差を2桁まで広げる。このまま早大がリードを広げ続けるかと思われたが、後半残り10分から日体大が怒涛(どとう)の追い上げを見せる。オフェンスが停滞する早大に対し、一気に得点を重ねる日体大。残り3分を切ったところで点差は2点に。早大はたまらずタイムアウトを要求する。タイムアウト明け、村上のシュートが阻まれると日体大がすかさず速攻を仕掛ける。このまま背中を捉えられるかというところで川村がスーパーセーブを見せ、流れを断ち切った。猛追を受けながらもリードを守り切った早大が接戦を制し、春季リーグ2連勝を飾った。

ゴールを守る川村 試合終了間際、スーパーセーブを見せチームの勝利に貢献した

 前半から後半中盤にかけて主導権を握り、順調に点差を広げたものの、終盤に一気に追い上げられてしまった今試合。浦野は「2点差になってしまったのは課題」と振り返る。しかしそれでもリードを保ち続けた土壇場の強さは今後の試合にも生きてくるだろう。次戦の相手は日女体大。勝ち点を獲得し、上位リーグ進出へ弾みをつけたいところだ。

(記事 権藤彩乃、写真 渡辺詩乃)

関東学生春季リーグ
早大 25 14-9
11-14
23 日体大
GK 川村夏希(スポ4=東京・佼成学園女)
LW 井橋萌奈(スポ1=東京・白梅学園)
LB 浦野詩織(スポ4=愛知・旭丘)
PV 杉浦亜優(スポ2=愛知・名経大市邨)
CB 村上楓(スポ4=福岡・明光学園)
RB 山本桃虹(スポ3=東京・佼成学園女)
RW 青木里奈(スポ4=東京・白梅学園)
コメント

川村夏希(スポ4=東京・佼成学園女)

――2連勝となりましたが、率直な感想は

 昨日の東女体大に引き続き、上位に上がるためには今日勝たないといけないと思っていて、とりあえず目標を達成して、首の皮一枚つながったのでほっとしています。

――前半は相手の得点を1桁に抑えましたが、守備については

 オフェンスで点が取れなかった時に、絶対にディフェンスで守る、というそういう言葉を後ろからかけていたんですけど、みんながディフェンスですごく足を動かして、得点源の選手に全然(プレーを)やらせなかったというのがディフェンスが上手くいった要因だと思います。

――終盤に日体大の猛追を受ける中シュートを止めましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

 それまであまり良いところがなかったので、みんながしんどくなっているのはわかっていたし、(自分が)止められたらというふうに思っていて、勝たないといけないというプレッシャーからみんな上手くいっていなかったと思うんですけど、相手がまだいけると思っているところを、自分のキーピングで仲間たちを安心させられたというのはすごく価値のある1本だったんじゃないかなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

 他のチームによってまだどうなるかわからないですけど、自分たちが上位に上がるための条件の1つは、とりあえずこの4戦を終わって達成できたと思います。残りは下位リーグになるんですけど、下位リーグと言ってもそれは去年までの話で、今年は全然違うチームで、上位に匹敵する力も持っているので、自分たちも上位に匹敵する力を持っていると思って、絶対に勝って上位にいけるように、また気持ちを新たに頑張りたいです。

青木里奈(スポ4=東京・白梅学園)

――二連勝となりましたが、率直な感想をお願いします

 まずは二連勝できて、勝ち点を4取れてほっとしています。

――試合を振り返っていかがですか

 今日の試合を振り返って、昨日私自身はシュートを決められずにチームのみんなに勝たせてもらった感じだったので今日は自分がチームに貢献して勝てるように挑んで、実際に貢献できたかなと思うのでよかったです。

――サイドシュートもたくさん決められましたがその秘訣はありますか

 今日は始まる前にキャプテンの(村上)楓にサイドで点を取るという話をされていて、キーパーの(川村)夏希からも相手のキーパーの特徴を教えてもらって、そこでしっかり決め切ろうとやっていました。

――最後日体大に追い上げられた時のタイムアウトではチーム内で何か話をしましたか

 まずは弱気にならないこと。バックがちゃんと強く攻めて最後シュートまでいって、逆速攻でやられないことを徹底してやろうと話をまとめていました。

――春季リーグの個人としての目標は

 個人の目標は4年としてチームの勝利に貢献することです。

――次戦への意気込みをお願いします

 次から下位リーグ(のチーム)との対戦になりますが、上位のチームに勝っているチームもいるので、しっかり残り勝って上位にいけるように頑張りたいと思います。

浦野詩織(スポ4=愛知・旭丘)

――二連勝となりましたが率直な感想を教えてください

 まず二連勝できて率直に嬉しいというのが一番にありますが上位にいくためには昨日今日と絶対に勝たなければいけなかったので安心したという面もあってとりあえず勝ってよかったです。

――試合全体を振り返ってチームとしてはいかがでしたか

 しっかり10点差まで離せたのは、私たちが今まで(点差を)離せない試合をしてきた中では大きな成長だと思うんですけどそこから2点差になってしまったのは課題なのでこれから潰していきたいなと思います。

――10点差まで差を広げられた要因などはありますか

 まずディフェンスから速攻というのをみんなの共通認識としていてディフェンスでもとにかく足を動かして、そこからマイボールにして速攻につなげました。できるだけ体力を削らずに速攻で点を取るというのがうまくできたからだと思います。

――ご自身のプレーを振り返って

 私自身はディフェンスでは足を動かすというのはずっと続けてやれたのかなと思うんですけど、自分たちの真ん中のポジションが途中崩れてしまったのはもっとゲームの中で修正しなければいけなかったです。オフェンスは自分がミスをする場面が多かったかなと思うので、それでターンオーバーとかやられて(相手の)速攻という形も結構あったので自分自身納得はいかないかなと思います。

――色々なポジションをやっていますがやりにくさは

 やっぱり自分がずっとやっているのは左45度なので他の部分になると考えることがいつも以上に増えたりとか、見る場所も増えたりとかするのでやりやすさは変わります。でも(村上)楓とかずっと真ん中をやっていて自分が変わるのもチームで助け合わなきゃいけないところだと思うし、下級生が自分の左45度のポジションをやって成長していくことも必要で、自分が変わることに意味があると思って決め切らなければいけないとやっていてすごく思いました。

――春季リーグの個人での目標は

 具体的な目標だと、1試合で自分が8点以上決めることなんですけどここまではできたり、できなかったりあるのでこの先にちゃんと下位チームとやる時にそれがちゃんと出せるようにここからまた練習していきたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

 日女体大は練習試合もやってきてて、お互いに強みも知ってるし弱みも知ってるので、ちゃんと(相手の)弱みをついて、自分たちの良さが出せるようにディフェンスから速攻という自分たちの共通認識を発揮して頑張りたいと思います。