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相撲部

2022.11.16

第100回全国学生選手権 11月6日 東京・両国国技館

団体戦Bクラス優勝! Aクラス予選は9位で決勝トーナメント進出ならず

 このチームで戦う最後の大会、全国学生選手権の団体戦が11月6日に国技館で行われた。Bクラスを勝ち抜き、Aクラス昇格を狙う早大。初戦から大将戦にもつれ込む接戦をしながらも、それぞれが要所で白星を挙げて見事Bクラス優勝。Aクラスでも善戦したが、あと1勝及ばずAクラス9位で幕を下ろした。

川副(右)を送り出す田太(左)

大村がBクラス優勝を決めた

 今大会では先鋒に田太隆靖(スポ4=東京・足立新田)、二陣に栗田裕有(スポ3=新潟・海洋)、中堅に川副楓馬(スポ1=熊本・文徳)、副将に大村晃央(社2=静岡・飛龍)、大将は鳥居邦隆(社4=愛知・愛工大名電)に代わって、けがから復帰した土屋和也(スポ3=静岡・飛龍)が出場した。

 Bクラストーナメントでは準々決勝からの登場となった早大。関大との初戦では先鋒・田太が押し出しで勝利するも、2勝2敗に並んで窮地に立たされる。しかし、大将・土屋が寄り切りで勝利し、準決勝に駒を進めた。準決勝でも厳しい戦況は続いた。相手に先に王手を握られるも、副将・大村が寄り切りで勝利して望みをつなげる。最後はまたも大将・土屋が圧巻の押し出しで白星を勝ちとった。決勝戦は先鋒・田太がはたき込みで黒星を喫したが、二陣・栗田が押し出しで勝利。その後も中堅・川副の押し倒し、副将・大村の力強い押し出しで勝利し、見事Bクラス優勝を果たした。

Aクラス予選での栗田

 Aクラスの予選はAクラスの12校、Bクラストーナメントでベスト4に入った4校によって行われた。1回戦は西日本の強豪・近大と対戦。先鋒・田太が低い姿勢で相手の懐に入り込むが、はたき込みで敗退。二陣・栗田、中堅・川副が続けて白星を挙げるも、副将・大村が激しい取組の末に上手投げで敗れる。大将戦にチームの勝敗がかかったが、土屋は相手の勢いに押されてしまい、惜しくも2勝3敗で敗北した。2回戦の相手は金沢学院大。先鋒・田太が立ち合いから力強く前に出ると、相手に反撃の余地を与えない。そのまま押し出して勝利した。さらに、二陣・栗田も相手に足をかけられてバランスを崩しながらも粘りきり、白星を並べた。リードを広げ、あと1勝で勝利の場面。中堅・川副が積極的に前に出る持ち味を逆手に取られ、はたき込みで敗れる。続く副将・大村も相手の懐に潜り込むがはたき込みに。大将・土屋は相手とまわしをつかみ合い、20秒ほどこう着した状態が続いたが、つり出しで敗れてしまった。最後は九州情報大に4勝1敗で快勝し、Aクラスの3試合を1勝2敗で終えた早大。予選でベスト8に残れば、Aクラス決勝トーナメントに進出できたが、結果は惜しくも9位に終わった。

田太は主将としてチームを引っ張った

Bクラス表彰式後の早大相撲部

 目標に掲げていたベスト4の壁を破ることはできなかったが、4年生を筆頭にチームを盛り上げ、サポートメンバーも含め全員でBクラス優勝を果たした。Aクラス予選では9位だったが、負けた対戦も2勝3敗とあと一歩のところまで迫る善戦だった。来年は栗田や土屋がチームを引っ張り、さらに強くなった早大相撲部の姿を見せてくれるはずだ。

(記事 横松さくら 写真 大貫潤太氏、横松さくら )

※掲載が遅くなり、申し訳ありません

結果

Bクラストーナメント

準々決勝 対関大 3勝2敗
先鋒〇田太弐段(押し出し)森田弐段
二陣●栗田参段(上手投げ)谷口選手
中堅〇川副参段(寄り倒し)李弐段
副将●大村弐段(押し倒し)山中参段
大将〇土屋参段(寄り切り)坂本弐段


準決勝 対駒大 3勝2敗
先鋒●田太弐段(押し出し)北野参段
二陣〇栗田参段(寄り切り)石塚弐段
中堅●川副参段(すくい投げ)戸田選手
副将〇大村弐段(寄り切り)本松弐段
大将〇土屋参段(押し出し)村田参段

決勝 対専修大 3勝2敗
先鋒●田太弐段(はたき込み)スフバット初段
二陣〇栗田参段(押し出し)小林初段
中堅〇川副参段(押し倒し)山本参段
副将〇大村弐段(押し出し)大橋初段
大将●土屋参段(押し出し)志戸初段


Aクラス予選

1回戦 対近大 2勝3敗
先鋒●田太弐段(はたき込み)久國参段
二陣〇栗田参段(寄り切り)藤沢参段
中堅〇川副参段(突き落とし)三田参段
副将●大村弐段(上手投げ)北野参段
大将●土屋参段(寄り切り)山崎参段

2回戦 対金沢学院大 2勝3敗
先鋒〇田太弐段(押し出し)土井弐段
二陣〇栗田参段(外掛け)池田参段
中堅●川副参段(はたき込み)井手参段
副将●大村弐段(はたき込み)大森弐段
大将●土屋参段(つり出し)可貴参段


3回戦 対九州情報大 4勝1敗
先鋒●田太弐段(寄り切り)深見弐段
二陣〇栗田参段(押し出し)木下弐段
中堅〇川副参段(寄り切り)豊田初段
副将〇大村弐段(寄り切り)木村初段
大将〇土屋参段(送り倒し)豆田初段

栗田裕有(スポ3=新潟・海洋)

――個人戦を振り返っていかがですか

 よく体が動いていて調子が良かったと思います。

――個人戦ベスト32という結果をどのように捉えていますか

 まだまだやれたなと言う思いがあるので、結果には満足していません。しかし、1部の上位選手や、自分よりも実力のある選手と戦って渡り合うことが出来てきたなと感じました。

――団体戦を振り返っていかがですか

 チーム的なことで言えば、1部トーナメントで優勝する力はチームとして十分あると思っていたので「勝って当たり前」だと思いました。その後の1部予選でどれだけ勝てるかが来年飛躍する為に重要だと思って戦いました。結果として1勝8点で9位という結果でした。嬉しい気持ちも少しはありますが、あと一勝でもしていれば決勝トーナメントに出場出来ていたと考えるととても悔しいです。個人的なことで言えば、1試合目の関西大学戦で余裕を持ちすぎて自分の相撲が取れませんでした。その1試合の負けで吹っ切れたのでその後は全勝することが出来たと思います。
特に1回戦目の近畿大学と2回戦目の金沢学院大学は気合を入れて挑みました。近畿大学の相手の藤澤選手は中学生の時からの知り合いで、年に1回くらい合宿をしたり、試合でも当たることがあり、ライバルのような存在だと思っていました。大学一年生の時にインカレの個人戦で対戦があったのですが、その時は負けてしまい今回がリベンジマッチとなりました。そこでしっかりと勝ち切ることが出来たので自分の成長を感じることが出来ました。2回戦目の金沢学院大学の池田選手は、前日の個人戦で負けており、これもリベンジマッチでした。前日の個人戦では相手の得意な形にさせてしまい負けていたので、団体戦では相手の形にさせないようにすることを徹底しました。その結果勝つことが出来ました。相撲の内容も納得出来る内容だったので良かったです。

――団体戦9位という結果をどのように捉えていますか

 結果として1勝8点で9位という結果でした。嬉しい気持ちも少しはありますが、あと一勝でもしていれば決勝トーナメントに出場出来ていたと考えるととても悔しいです。

――4年生のお2人への感謝の気持ちやメッセージがありましたら教えてください

 4年間お疲れ様でした。多くの場面で支えてもらい感謝しています。田太さんはキャプテンとしてチームをまとめ、鳥居さんはチームのポイントゲッターとして活躍してくれました。本当にありがとうございました。来年から新たな道に進むことになると思いますが、心より応援しています。頑張ってください!

――来年は4年生として、さらにチームを引っ張っていかなければいけない立場になりますが、来年への意気込みをお願いします

 来年は4年生最後の集大成になると思います。一つ一つの試合が最後になり後悔はできません。先輩たちが作り上げたチームを引き続き、更に自分たちで錬成したチームで最高の結果を出せるように頑張りたいと思います。