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競走部

2022.11.14

第300回日本体育大学長距離競技会 11月13日 神奈川・日本体育大学横浜健志台キャンパス陸上競技場

全日本非出走組が各自の状態を確認 箱根出走は譲れない

 全日本大学駅伝対校選手権(全日本)から1週間がたったこの日、日本体育大学長距離競技会が行われた。早大からは全日本の出走が叶わなかった選手が、男子5000メートルに計8人出場した。その中でも大学駅伝出走経験のある、諸冨湧(文3=京都・洛南)、栁本匡哉(スポ3=愛知・豊川)が14分台前半のタイムをマーク、地力の高さを見せつけた。

 男子5000メートル25組に登場したのは栁本、菅野雄太(教2=埼玉・西武文理)、須山向陽(スポ1=鹿児島城西)の3人。序盤から縦長の展開になり、栁本は集団前方、菅野、須山は集団後方でレースを進める。栁本の3000メートルの通過は8分24秒。13分台が狙えるペースだったがここで先頭集団からこぼれてしまった。そこから更に落ちてしまうかと思われたが、先頭が見える位置で粘り続け、5着でフィニッシュした。徐々に集団から離れてしまった菅野、須山はそのまま後方でのレース。最後の1周でギアを切り替えて追い上げた菅野が早大勢では2番手。菅野が14分37秒19の組23着、須山が14分39秒83の組27着でそれぞれゴールした。

5000メートル25組のレースを走る栁本

 続く26組には諸冨が出場した。スタート直後から駿河台大の外国人選手が1000メートルを2分40秒で入り、ハイペースをつくる。最初はついていった諸冨だがすぐに離れ、一時は第2集団の後方に。そこから、前の集団から落ちてきた選手を拾い続け、18着でゴール。「全体的にイマイチ」とレースを総括した諸冨は時折、悔しげな表情を見せた。

5000メートル26組のレースを走る諸冨

 東京箱根間往復大学駅伝(箱根)のエントリーまで1カ月を切った。花田勝彦駅伝監督(平6人卒=滋賀・彦根東)体制で迎える初めての箱根駅伝、エンジが躍動するためには、全日本出走メンバー外の選手の台頭が必要不可欠だろう。

(記事 飯田諒、写真 湯口賢人、芦沢拓海)

結果

▽男子5000メートル

伊藤幸太郎(スポ1=埼玉・春日部)  15分04秒77(12組10着)

小玉瑞葵(文2=福島・安積) 15分40秒85(12組30着)

杵鞭源(人1=愛知・旭野) 16分03秒47(12組33着)

濱本寛人(スポ3=熊本・宇土) 14分58秒56(16組9着)

栁本匡哉(スポ3=愛知・豊川) 14分17秒25(25組5着)

菅野雄太(教2=埼玉・西武文理)  14分37秒19(25組23着)

須山向陽(スポ1=鹿児島城西) 14分39秒83(25組27着)

諸冨湧(文3=京都・洛南)  14分24秒12(26組18着)

菖蒲敦司(スポ3=山口・西京)  棄権

藤本進次郎(教1=大阪・清風)  棄権


コメント

諸冨湧(文3=京都・洛南)

――今日のレースの位置付けを教えてください

全日本(全日本大学駅伝対校選手権)で外れたので、振替ではないですが、ある程度調整した中で臨んだレースでした。

――全日本のメンバーを外れた原因は

予選会(東京箱根間往復大学駅伝予選会)が終わってから、調子を崩してしまい、メンバーから外れて、この競技会に出ることになりました。

――今日のレースの振り返りをお願いします

最初、(先頭が)ちょっと速かったので、少し間を空けました。調子は良かったのですが、中盤から一旦離れてから、ずるずる落ちてしまったので、あまりレース展開的には良くなかったかなと思います。

――レースの感触はいかがでしたか

動きはそこまで悪くなかったと思いますが、スピードはあまり出ていなかったので、全体的にイマイチかなと思います。

――今はスピードよりもスタミナの練習を多めにしているのですか

ある程度この5000メートルに向けて、自分なりに考えて練習してきて、結果が結果なのであまり良くなかったと思います。

――今後に向けての意気込みをお願いします

あと1カ月半あるので、ここからはスタミナの方に寄っていくと思いますが、この結果に一喜一憂せずに箱根を見据えて、もう一度作り直していきます。


栁本匡哉(スポ3=愛知・豊川)

――今日のレースに至るまでの調子は

前回10月に平成国際大競技会に出て、そこで悔しい思いをして、ウェイトやジョグの量を増やして、それをきっかけに意識を変えて上り調子でした。

――今回5000メートルに出場された意図は

スピード感覚を戻すというのがあります。夏合宿の途中で疲労骨折してしまって、みんなから離脱してしまったので、5000メートルのキレを戻すというのがありました。

――レースプランはどのようなものでしたか

特に考えていなくて、タイムというよりは組のトップをとることを意識していました。

――レースを振り返っていかがですか

前半は前を見える位置で走れたのですが、集団の後ろに離れてからは第二集団を引っ張ることになって、そこから我慢しきれず、少しずつ集団から離れてしまいました。しかし、最低限の走りはできたと思うので、今までの練習からすると合格点かなと思います。

――箱根への課題は

箱根は20キロを走らなければいけないので、しっかりと距離を踏んで、大学入学後はケガをしたので、そのケガの対策をしつつ、後半も地面を踏めるようにウェイトトレーニングをしたいと思います。

――今後の目標は

前回区間19位でチームに迷惑をかけているので、今年は出走して区間5位以内で走り、チームに貢献したいです。