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相撲部

2022.11.13

第100回全国学生選手権 11月5日 東京・両国国技館

鳥居と栗田がベスト32! けが明けの土屋も奮闘

 全国学生選手権(インカレ)に早大からは5名の選手が出場した。田太隆靖主将(スポ4=東京・足立新田)は予選一次トーナメント初戦でまさかの敗退、初出場の川副楓馬(スポ1=熊本・文徳)は予選一次トーナメント3回戦で敗退となった。鳥居邦隆副将(社4=愛知・愛工大名電)、栗田裕有(スポ3=新潟・海洋)、1年ぶりにけがから復帰した土屋和也(スポ3=静岡・飛龍)は予選一次トーナメントを勝ち上がり、二次トーナメントに進出。土屋はベスト64、鳥居と栗田はベスト32入りを果たした。

★田太は悔しい初戦敗退、川副も二次トーナメント進出ならず

1回戦の田太

 最後のインカレに臨んだ田太は初戦で愛知学院大の選手と対戦した。田太は先に相手を土俵際まで追い込んだが、なかなかあと一押しが出ない。すると、反対に田太が土俵際に追い込まれる。形勢逆転を狙ったが、はたき込みで悔しい初戦敗退となった。ルーキーの川副は持ち前の前進力を生かして、初戦を寄り切りで難なく突破。2回戦も力強い押し出しで勝利した。3回戦は相手に先にまわしを握られてしまい、苦しい出だしとなる。川副も逆転を試みたが、寄り切りで敗退してしまった。

★鳥居と栗田がベスト32!

相手を押し出す鳥居

 2回戦スタートとなった鳥居は、危ない場面がありながらも押し出しで勝利。3回戦も手数の多い攻めで押し出した。4回戦も劣勢から相手の押しを交わして立て直し、見事に押し出しで勝利した。予選二次トーナメント初戦は低い姿勢で迫る相手に対し、器用に対応して押し出しで勝利。2回戦は相手と共に倒れ込むかたちとなったが、相手が先に土俵について白星を勝ちとった。あと2勝で決勝トーナメントに進出できたが、体格差のある相手になかなか突破口を見つけられず、寄り倒しで最後のインカレに幕を下ろした。

寄り倒してベスト32入りを果たした栗田

 同じく予選一次トーナメント2回戦から登場した栗田は、体の大きな選手との対戦が続いたが、低い姿勢で相手を押し出す。すべて押し出しで勝利し、危なげなく予選一次トーナメントを突破した。予選二次トーナメントの初戦は不戦勝。2回戦は45キロも重たい選手との対戦だったが、まわしをしっかりとつかむとそのまま勢いよく寄り倒して勝利した。3回戦はなかなか栗田のペースに持ち込むことができず、寄り切りで敗退。決勝トーナメントには届かなかった。

★けがから復帰した土屋も奮闘

けが明けだがベスト64に入った土屋

 膝のけがにより今年の大会は出場していなかった土屋。インカレが約1年ぶりの実戦ということで「少し緊張した」と話していたが、圧巻の相撲で勝利を重ねた。初戦を突破すると、2回戦も押し出しで勝利。3回戦は寄り倒し、4回戦も寄り切りで相手を圧倒した。予選二次トーナメントは相手の動きを冷静に見極めて突き落としで勝利。2回戦は腕捻りで敗退してしまったが、復帰後初の大会でベスト64という結果に「Bクラスではちゃんと勝てて、Aクラスでも一勝できた経験や結果は自信につながった」と大会を振り返った。

 早大から決勝トーナメントに進出する選手はいなかったが、1年の集大成となるインカレで各選手が持ち味を発揮した。今大会で4年生は引退するが、4年生の思いや今大会での悔しさを胸に、来年も躍動してほしい。

(記事 横松さくら 写真 大貫潤太氏 )


※掲載が遅くなり、申し訳ありません



個人予選一次トーナメント

田太隆靖
1回戦 ●(叩き込み)小川弐段(愛知学院大)


鳥居邦隆
2回戦 〇(押し出し)児玉参段(駒大)
3回戦 〇(押し出し)伊邊参段(愛知学院大)
4回戦 ●(押し出し)中野初段(専大)

栗田裕有
2回戦 〇(押し出し)飯島選手(日本医科大)
3回戦 〇(押し出し)山田弐段(愛知学院大)
4回戦 〇(押し出し)境川弐段(大東文化大)

土屋和也
1回戦 〇(寄り切り)飯間選手(名経大)
2回戦 〇(押し出し)横枕弐段(朝日大)
3回戦 〇(寄り倒し)李弐段(関大)
4回戦 〇(寄り切り)武井弐段(立大)

川副楓馬
1回戦 〇(寄り切り)志戸初段(専大)
2回戦 〇(押し出し)白山初段(金沢大)
3回戦 ●(寄り切り)小松参段(大東文化大)



個人予選二次トーナメント



鳥居邦隆
1回戦 〇(上手投げ)篠田参段(東農大)
2回戦 〇(寄り切り)川上参段(日大)
3回戦 ●(寄り倒し)五島参段(拓殖大)



栗田裕有
1回戦 〇(寄り倒し)坂前参段(拓殖大)
2回戦 〇(寄り倒し)オドフー参段(東洋大)
3回戦 ●(寄り切り)池田参段(金沢学院大)

土屋和也
1回戦 〇(突き落とし)木村初段(国士舘大)
2回戦 ●(腕捻り)吉田参段(近大)

土屋和也(スポ3=静岡・飛龍)

――取組を振り返っていかがですか

 1年ぶりの試合でしたが、体は割と動いていたので楽しかったです。

――1年ぶりの実戦ということで緊張はありましたか

 1試合目は相手も大きかったので少し緊張しました。2試合目以降は楽に、しっかり集中して相撲を取れたのは良かったと思っています。

――けがの不安はありましたか

 サポーターやテーピングをつけていても少し怖い部分はありました。それも徐々になくなっていったので、試合慣れをしていって怖さとか気持ちの面を改善していかなければいけないと思いました。

――ベスト64という結果をどのように捉えていますか

 Bクラスを超えられたのは自分としてはすごく良かったなと思っています。Aクラスでも一勝できて良かったです。試合に出ていなかった分、自信などを勝って取り戻すしかない中で、こうやってBクラスではちゃんと勝てて、Aクラスでも一勝できた経験や結果は自信につながったので、そこは良かったと思います。


川副楓馬(スポ1=熊本・文徳)

――取組を振り返っていかがですか

 最初の1、2番目はちゃんと取れていたので大丈夫かなと思ったのですが、やっぱり上手くいかなかったですね。負けた試合も本来なら相手を弾いて自分の相撲を取ろうと思っていたのですが、相手のペースになってしまったので、試合で自分の相撲が取れないのが弱さだなと思います。

――初のインカレはいかがでしたか

 緊張はしていました。最初の1番を取って緊張はかなりほぐれたのですが、やはり少し良くなかったですね。

――団体戦に向けて意気込みをお願いします

 切り替えて、自分の相撲をもう一回イメージし直して、全力で取り切るだけです。