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バスケットボール部

2022.11.11

第98回関東大学リーグ戦 1部・2部入れ替え戦 11月10日 東京・国立代々木第二体育館

東洋大の猛追振り切って勝利 入れ替え戦の結末は最終日へ

 東洋大との入れ替え戦の1回戦で完敗を喫した早大は、中1日置いて同校との2回戦に臨んだ。序盤から強固なディフェンスを見せ、前半で大幅なリードを奪うも、後半は東洋大の猛追を受けた。最後はリバウンドで粘った早大が68−59で勝利した。ここまでの戦績は1勝1敗。入れ替え戦は2戦先勝方式のため、次戦の3回戦に勝てば早大の1部残留と全日本大学選手権(インカレ)出場が決まる。

 G土家大輝(スポ4=福岡大大濠)が「自分たちのリズムでやりたいことを徹底できていた」と振り返った前半戦は、出だしから好調だった。G堀陽稀(スポ1=京都・東山)のドライブで先制すると、その後は土家のアウトサイドシュートを中心に得点を重ねた。1回戦で課題としていた東洋大のゾーンプレスにも引っかかることなく、21−8で第1クオーター(Q)を終えた。第2Qに入ると、早大はさらに堅いディフェンスを見せ、東洋大にフリーでシュートを打たせない。それが功を奏し、東洋大のシュートが落ち続けたところを速攻につなげ、連続得点を挙げた。気がつけば36−16まで突き放して、試合を折り返した。

3点シュートを打つ土家

 第3Qも中盤までは早大ペースで試合が進む。しかし、残り3分で相手にバスケットカウントを決められると、それを皮切りに流れが傾き始めた。G神田誠仁主将(社4=静岡・浜松開誠館)が「シューターに対するリバウンドは課題として残った」と話すように、東洋大に攻撃リバウンドを再三拾われ、そこから得点につなげられた。そのまま12点差まで縮められて第4Qへ。G高田和幸(商1=京都・洛南)が1対1のディフェンスで粘って相手のファウルを誘うと、続けて堀がゴール下の連係プレーから得点した。いい流れで入るかと思われたが、ここから早大は攻撃でミスを連発。ターンオーバーから連続得点を奪われ、9点差に縮められた。しかしタイムアウト明け、F星川堅信(スポ3=京都・洛南)と神田がリバウンドから得点し、再びリードを開いた。これで勝利に大きく近づき、そのまま68−59で試合終了した。

リバウンドからシュートを打つ神田

 前半戦はディフェンスを徹底し、東洋大を圧倒したが、後半戦ではすぐに1桁差まで追いつかれた。しかし終盤のリバウンドでは力強さを発揮し、2回戦を勝利で飾った。これで東洋大とは1勝1敗となり、入れ替え戦の結果は3回戦に委ねられた。1部残留、インカレ出場まで、あと勝利1つ。エースガードとして攻撃の中心となる土家は「4年生としての責任を持ってしっかり強い気持ちで臨みたい」と誓った。

指示する高田

(記事 落合俊、写真 権藤彩乃 荒井理沙)

第98回関東大学リーグ戦 1部・2部入れ替え戦 11月10日(vs東洋大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

21 15 15 17 68
東洋大 23 20 59

◇早大スターティングメンバー◇
G#5 堀陽稀(スポ1=京都・東山)

G#12 土家大輝(スポ4=福岡大大濠)

F#13 星川堅信(スポ3=京都・洛南)

G#18 岩屋頼(スポ1=京都・洛南)

F#77 石坂悠月(スポ2=東京・国学院久我山)

コメント

神田誠仁主将(社4=静岡・浜松開誠館)

――1戦目が終わってからチームでは何を話しましたか

1戦目が終わってからは、プレスダウンの時のターンオーバーとリバウンド、あとは東洋大の33番と18番に(1試合目は)20点ずつ取られたので、そこにどうやってアジャストするかという部分です。

――2戦目は、その点についていかがでしたか

前半は本当に良かったと思います。33番に前半1本スリーポイントを打たれたシーンがあったと思うのですが、18番にはほとんど仕事をさせませんでした。リバウンドもよく取れていたと思うので、前半に関しては良かったです。けど後半に関しては、シューターに対するリバウンドは課題として残ったかなと思います。明日までには修正しないといけないです。

――神田選手が出場したのは東洋大に追い上げられている場面でした。何を考えていましたか

あの場面で一番足りなかったのは、リバウンドとディフェンスのエナジーだったので、オフェンスというよりは、その2つを自分が補うことでした。倉石さん(倉石平ヘッドコーチ、昭54教卒)さんは、そういう部分で(自分のことを)使ったと思うので、そこは意識してゲームに入りました。

――オフェンスリバウンドでも活躍されていました

球際のところと、ディフェンスリバウンドも1本取れたので、そこは大きかったです。

――次戦に向けて

とりあえず今日勝ってイーブンになりました。今日も、前半みたいな流れで後半に持っていくことができれば、相手の心も折れたかなと思うのですが、後半の感じだと全然もう1回やりに来ると思うので、今日の出た課題をしっかり修正して、明日が僕らの最後のゲームにならないように。目の前の課題をしっかりやってかないと、気持ちだけではどうこうできる世界じゃないと思うので、しっかり課題を潰して、ミーティングして明日いいかたちで勝ち切れるように準備していきたいと思います。

土家大輝副将(スポ4=福岡大大濠)

――1戦目を終えてからチームでは何を話しましたか

(前回の試合は)自分たちのやるべきことを放棄したような最悪な試合でした。自分たちの気持ちの部分でも負けていましたし、リバウンドとディフェンスのところを改善できれば絶対に勝てる試合だと思っていたので、リバウンドとディフェンスを徹底しようと話していました。

――実際にやってみてその点はいかがでしたか

前半は自分たちのリズムでやりたいことを徹底できていたのですが、やはり3Qの入りのところで相手にスリーポイントを決められてしまったことと(相手がシュートを打っている時)コンテストにいっているのですが、ボールが跳ねて取られたりとか。それで相手のリズムに乗せてしまったので、後半は反省すべき点が沢山あると思いました。

――前半、シュートタッチが良い印象でした

ゲーム1で消極的になってしまって、自分のプレーもできていないしこれで引退は絶対に嫌だなと思っていました。最初から強気で打てる時は打つし、自分のリズムでやったら代々木(代々木第二体育館)は入るだろうと思っていたので強い気持ちで臨みました。

――次戦への意気込みをお願いします

明日に全てがかかっていて、自分たちの引退もそうですし後輩たちをインカレ(全日本大学選手権)に連れていくことだとか、来年1年間2部で戦わせるわけにもいかないので。そこは4年生としての責任を持ってしっかり強い気持ちで臨みたいと思います。