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2022.10.26

早稲田スポーツ アニバーサリーステージ 10月21日 早稲田キャンパス

体育各部で早大創立記念日を祝福! 3年ぶりのアニバーサリーステージ

 10月21日は早稲田大学創立記念日。140周年を迎えた早稲田大学を祝福すべく、早稲田キャンパスで『早稲田スポーツ アニバーサリーステージ(アニバーサリーステージ)』が開催された。新型コロナウイルスによる開催中止を経て3年ぶりに挙行されたこのステージ。多くの体育各部の部員が出演し、昼休みの約30分間にわたって早稲田を祝福するとともに、一部の部活が早慶戦への抱負を語った。

 12時15分、アニバーサリーステージは、応援部による第一応援歌『紺碧の空』の斉唱で幕を開けた。センターリーダーを務めたのは井上皓介体育各部実行委員長※(応援部、法4=東京・早大学院)。コロナ禍を経て、多くの観衆の前で『紺碧の空』を披露できる喜びをかみ締め、声やテクに力がこもる。斉唱を終えると、「おめでとう早稲田」の文字切りで早稲田を祝福した。司会のホワンタケル(応援部、社3=シンガポールアメリカンスクール)がマイクを手に取り開会式が開始されると、井上が挨拶を行う。140周年の記念日に快晴の空の下で観客を前に開催できたこと、さまざまな経歴を持つ各部員が同じ方向を向いていることへの喜びを口にした。続いて、ア式蹴球部女子、アーチェリー部、射撃部、少林寺拳法部、ボクシング部、ホッケー部、野球部の7部活が次々に早慶戦の開催を告知し、健闘を誓う。競技スポーツセンターが実施している早慶戦応援スタンプラリーの告知も行われ、観衆へ参加を呼びかけた。

『紺碧の空』のテクを振る井上(応援部)

 時刻が12時30分にさしかかるころ、ステージでは応援部による応援曲メドレーが行われた。齋藤巽代表委員主将(教4=青森)をはじめリーダー4年生が続々とセンターリーダーを務め、『大進撃』『スパークリングマーチ』『コンバットマーチ』など早稲田を代表する応援曲を披露していく。センターリーダーの背後でリーダー下級生が拍手、吹奏楽団が生演奏、チアリーダーズがダンスで盛り上げると、司会のホワンが観衆へ手拍子を促し、会場が一体となってメドレーが完成された。応援曲メドレーが終了すると、空手部、少林寺拳法部によるスペシャルパフォーマンスを実施。最初に空手部の熊谷拓也(スポ2=東京・世田谷学園)、吉田蒼一郎(スポ2=東京・世田谷学園)、岩渕凌(スポ1=茨城・水城)がそろって型を披露する。風を切るような俊敏な動きに観客も息をのんで見守った。空手部が出番を終えると、少林寺拳法部の籾美吹主将(社4=大阪産業大付)と門田憲樹(商2=広島城北)が組演武を披露。投げ技が繰り出されるたび、観客から思わず驚嘆の声が飛び出す。両部ともに圧巻の演技を終えると、称賛の拍手が沸き起こった。

型を披露する吉田、岩渕、熊谷(左から、空手部)

組演武を披露する門田(左)、籾主将(少林寺拳法部)

 ステージを締めくくるのは、校歌斉唱。応援部・玉城大基体育各部副実行委員長(基理4=沖縄・昭和薬科大付)がセンターで指揮を執る。後方では応援部員に加え、体育各部の部員も腕を振り、「早稲田愛」を高めた。斉唱後には「フレフレ早稲田」の文字切りを叫び、早稲田の今後の健闘を全員で祈願。最後にはホワンが「本日はご清聴誠にありがとうございました!」と大声で叫び、アニバーサリーステージは幕を閉じた。

校歌を振る玉城(応援部)

 7月の早稲田スポーツ125周年式典に続き、一堂に会して早稲田の節目を祝った体育各部。当日参加できない部も、動画(参考)など、おのおのの手段でアニバーサリーステージに花を添えた。そしてコロナ禍を経て、学生をはじめ、多くの観衆と久しぶりに結束力を深められた瞬間でもあった。140周年を迎えた早稲田大学は150周年、200周年、そしてその先へ向け再び走り出す。これからも数々の名シーンが刻まれていくだろう。

ステージ終了後、集合写真に納まる体育各部

※体育各部実行委員会は、体育各部の活動を取りまとめる学生による組織

参考動画≫早稲田大学文化芸術週間アニバーサリーステージ2022体育各部紹介動画(外部リンク)

(記事 横山勝興 写真 藤田珠江、横松さくら)

コメント

応援部・井上皓介副将 兼 体育各部実行委員長(法4=東京・早大学院)

――ステージを終えて率直な感想をお願いします

 本当に44部に集まっていただいて、多くの方に早稲田スポーツというものを見ていただけたことは本当にうれしく思います。

――2019年にも開催されていますが、出演されていましたか

 はい、2019年も出演していました。

――体育各部実行委員長として挨拶をされましたが、特別な思いはありましたか

 自分が早稲田スポーツが好きで応援しているところもあるので、日々応援に行って思っているところを素直に伝えさせてもらいました。

――多くの観衆の前で『紺碧の空』を振れた感想は

 体育各部の方がいる前で振れたこと、それからコロナ禍でなかなか学生に聞いてもらえていなかった中で(『紺碧の空』を)振れたことは素直にうれしいですね。

――出演されていた体育各部の選手へメッセージをお願いします

 本当にいつも練習お疲れさまです。それからシーズン終盤をやり切ってもらって、4年生は学生生活最後、完全燃焼してほしいなと思いますし、われわれ応援部も精一杯応援させていただきたいと思います。

応援部・玉城大基学生誘導対策責任者 兼 体育各部副実行委員長(基理4=沖縄・昭和薬科大付)

――ステージを終えて率直な感想をお願いします

 早稲田の体育各部が集まって、応援曲メドレーや校歌斉唱もできてうれしいです。コロナ禍にあってこのような対面での催し物もできなかったので、改めて集まることの大事さ、みんなでまとまることの素晴らしさを知ることができました。

――2019年にも開催されていますが、出演されていましたか

 出演していなかったです。今回が初めてでした。

――多くの観衆の前で校歌を振れた感想は

 気持ちよかったですね。校歌はセンタリーダーではなくセンター指揮といいますが、応援部の発足のきっかけというのは神宮球場に集まった観客を一つに集める、一つの応援をつくりあげるためにリードすることだったので、応援部員として校歌をリードできたこと、指揮できたことは非常にうれしいです。

――出演されていた体育各部の選手へメッセージをお願いします

 いつも応援部を呼んでいただいてうれしく思います。早稲田の体育各部というところにプライドを持って、また実力も兼ね備えていらっしゃると思います。われわれは全力で応援してまいりますので、引き続き頑張ってください!